最初の移民船「笠戸丸」がサントス港に到着し、日本人移民がブラジルの地を踏んでから109年―。今年も「移民の日」を迎え、ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)とブラジル仏教連合会(佐々木良法エドアルド会長)共催による『開拓先亡者追悼法要』が、18日午後2時から文協大講堂で開催された。日系諸団体の代表者らを中心に約150人が参列 ...
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『百年の水流』開発前線編 第三部=リベイラ流域を旅する=外山 脩=(16)
ファミリア・マガリオ リベイラ流域では、時代が下ると、植民地や集団地とは関係なく──若しくはそこから脱して──独自に土地を入手して営農する邦人、日系人も、少なからず現れた。 農業界で生き残って活躍した‥‥あるいは活躍しているのは、むしろ、そういう人々である。 以下、筆者が取材できたその事例を数件紹介する。いずれもバナナ作り ...
続きを読む »《南米サッカー》リベルタドーレス杯の組み合わせ発表=ブラジル勢6チームの相手は?
14日夜、サッカーのクラブチーム南米一を決める、リベルタドーレス杯のベスト16以降のトーナメントの組み合わせ抽選が行われた。 ベスト16に進出したブラジル勢6チームの対戦相手は以下の通りだ。アトレチコ・ミネイロ対ホルへ・ウィルステルマン(ボリビア)、アトレチコ・パラナエンセ対サントス、バルセロナ(エクアドル)対パルメイラス、 ...
続きを読む »《サンパウロ市》「イエスの行進」200万人以上?=汚職テーマもテメル批判せず
15日、サンパウロ市で毎年恒例の「イエスの(ための)行進」が行われ、数多くの参加者で通りがにぎわった。16日付現地紙が報じている。 セントロの地下鉄ルス駅付近からはじまった行進は、チラデンテス、サントス・ドゥモン両大通りを経て、北部サンターナのカンポ・デ・バガテレ広場まで向かった。同広場では、福音派の歌手たちによるゴスペル・ ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第三部=リベイラ流域を旅する=外山 脩=(15)
ジュキア線 本稿②で記した様に、リベイラ流域の邦人の開発前線は、移植民会社が造った植民地と自然に生まれた集団地によって、構成されていた。前者については、前項までに概説した。 後者はジュキア線(の駅の周辺)にできた。筆者は、現地を取材したかったが、残念ながらできなかった。ために資料類を参考に、ごく簡単にまとめて ...
続きを読む »わが移民人生=おしどり米寿を迎えて=山城 勇=(6)
当時の間切長宮里蒲助の名をもって蒲助浜と付したと歴史は伝えている。そこで蒲助浜(実質的には米須海岸)の砂丘に糸満から漁業者(ウミンチュー)数家族が呼ばれ移住し、浜小(ハマグワー)と云う集落が形成され誕生した。 この集落は、去った沖縄戦(1944~1945年)まで続いていたが大戦によって灰儘と化し、今ではその痕跡さえ見えなくな ...
続きを読む »■訃報■管野鉄夫さん
サンパウロ日伯援護協会評議委員会で第一副会長を務めていた管野鉄夫さんが、12日午後、膵臓癌のためサンパウロ市内の病院で亡くなった。享年88。 1929年1月14日、福島県伊達市生まれ。58年にサントス丸で渡伯し、サン・ジョゼ・ドス・カンポス市内で米作や馬鈴薯栽培などに従事した。 67年からは、同市文協や福島県人会など5つの ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第三部=リベイラ流域を旅する=外山 脩=(14)
ただ1家族の残留者 筆者は、海興の植民地づくりは、キロンボが最後であった‥‥と長く思い込んでいた。先に記した様な体たらくからすれば、さらに新設したとは、想定できなかったし、そういう記録も目にしなかったからである。 とこ ...
続きを読む »《ブラジル》ジャパン・ハウス=人気アニメ映画の内幕紐解く=400人限定に3千人が殺到=スタジオ・ジブリ青木さん講演
「昔からジブリ作品が大好き。スタジオ・ジブリの人がブラジルまで来てくれるなんて感激」―。来月9日まで「ジャパン・ハウス」(平田アンジェラ館長)で開催中の『竹―日本の歴史』展の関連事業として、スタジオ・ジブリのイベント事業室プロデューサーの青木貴之さんを招き、講演会『スタジオ・ジブリの制作過程』が4日午後3時から行われた。会場は ...
続きを読む »サッカー移籍市場=ブラジル国内の目玉はルアン=移籍のための金額は?
5月でシーズンも終了し、次のシーズンに向けての移籍市場が動き始めている欧州のサッカー界だが、ブラジルのサッカー界で最も目を付けられている選手はルアン(24、グレミオ)だ。 ルアンと言えば、昨年の8月のリオ五輪で金メダル獲得に貢献した選手だ。ネイマール、ガブリエル・ジェズス、ガビゴルと4人で超攻撃的な前線を組み、3得点を記録し ...
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