ニッケイ新聞 2008年5月8日付け 日本の財務省が百周年を記念した、五百円硬貨の作り直しを発表して一週間が経過した。 サントスの日本移民上陸記念碑(肖像)の使用を認めた県連としては、日本側から特に何も連絡がないために、なんらかの行動をとることはしない意向だ。 しかし、日本側から県連に対して何も連絡が来ない、というのもおか ...
続きを読む »サントス 関連記事
コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年5月8日付け 百周年記念硬貨の問題に関して、重要なことが一つ判明した。彫刻家の弁護士は、やはり記念通貨の著作権に関する損害賠償を考えていた。本紙取材に対し、彫刻家自身は「お金など請求していない。作者の名前をもっと出して欲しいだけ」と答えていたが、エスタード紙に大きく出された弁護士の記事をみると、そうでは ...
続きを読む »いますぐお金にならないが……駒形秀雄=ブラジルが大油田発見!=「その後話」がなぜ消えた
ニッケイ新聞 2008年5月7日付け 去る四月十四日、ANP(ブラジル石油所管庁)長官は、PETROBRAS(石油公団)がサントス沖海域で世界的規模の油田を発見したと公表しました。その規模は埋蔵量において「世界でも五本の指にはいり、過去三十年間で最大の発見だ、」というのです。この朗報に株式市場は直ちに反応し、PETROBRAS ...
続きを読む »両者の意見は平行線のまま=記念貨幣問題=契約書に県連の責任が明記=損害を負担するのは誰か=彫刻家側「連絡ない」=松尾氏「数回交渉した」
ニッケイ新聞 2008年5月3日付け 【既報関連】日本からの報道によれば、記念貨幣の図柄発表後に差し替えが行われるのは今回が初めて。財務省が再鋳造で被る損害額は八千万円相当ともいわれ、ニッケイ新聞の調べで、同省と県連との使用許諾書には『本件につき、今後、他の団体等との間で問題が生じる場合には、連合会において解決する』と明記され ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年5月3日付け 彫刻家のクラウジアさんのアトリエには、サントスの上陸記念碑の模型が、笠戸丸表彰のトロフィーをつくるために置かれていた。サントスの記念碑では父親が右手の人差し指で前方を指しているが、アトリエにあったものは、人差し指ではなく中指。百周年協会に置かれていたトロフィーも中指で指している。このトロフ ...
続きを読む »前代未聞の記念硬貨作り直し=財務省=権利持つ彫刻家と交渉決裂=日本メディア一斉に報道=食い違う両者の言い分=どっちが本当なの?
ニッケイ新聞 2008年5月1日付け 鋳造を終えた記念硬貨を作り直すという前代未聞の発表が四月三十日、日本の財務省からあり、日本のメディア各紙が一斉に報じている。これは百周年を記念して、すでに四百八十万枚の鋳造を終えていた五百円記念貨幣の図柄に、著作権の問題が発生する恐れがあることが判明し、急きょ全て作り直すことになったもの。 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年5月1日付け 誰かが嘘をついている――そう思わざるを得ない。鋳造を終えていた百周年記念硬貨のデザインが急きょ変更になった件だ。日本政府にとって前代未聞の出来事と言っていい▼関係者は「制作者から四百万ドルを要求されて交渉がまとまらなかった」といい、肝腎の彫刻家は「お金なんて要求していない」と真っ向から言い ...
続きを読む »28日に神戸で百周年式典=皇太子殿下もご来席予定
ニッケイ新聞 2008年4月26日付け 日伯交流年兵庫県実行委員会主催の記念式典が、二十八日に神戸市内で開催される。午前十時から同三十分までは旧神戸移住センターで「同センター保存・再整備着工宣言」。続いて「友情の灯」採火式。 「日伯交流年・ブラジル移住百周年記念式典」が午後二時から四十分まで兵庫県公館で開催される。午後四時十 ...
続きを読む »民間のアルコール・パイプライン設置を申請
ニッケイ新聞 2008年4月25日付け 元ペトロブラス総裁ライヒスツル氏のブレンコは二十一日、ANP(国家原油庁)へブラジルで初めての民間によるアルコール・パイプラインの設置許可申請を行った。 設置区間は、アウト・タクアリからサントスまでの計画。同社は精製所十カ所を有し、五カ所は稼動中。他にもペトロブラスなど多くの精製所のア ...
続きを読む »今週末の催し
ニッケイ新聞 2008年4月25日付け 土曜日 日伯現代美術展、二十六日、MAM(サンパウロ近代美術館)。六月二十二日まで(月曜日除く)開館。 □ 名画鑑賞会「Wの悲劇」など、二十六日午後〇時十五分、老ク連センター。 □ 日伯保育学園運動会、二十六日午前十時、沖縄文化センター運動場。 □ 陶芸・絵 ...
続きを読む »