ニッケイ新聞 2008年1月1日付け 一世紀の節目にあたり、ブラジル大地に最も長く住む日系人は、笠戸丸移民を両親に持つ二世最高齢の具志堅金城カルメさん(98歳)だ。続いて、一九一二年に第三回移民船・厳島丸で渡伯して九十五年間を過ごす最古移民の大原綾子さん(101歳)。この百年間に着々と世代を重ねた笠戸丸移民子孫は、ついに大西エ ...
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新春編集部座談会=「ざっくばらんでいこう」=取材記者が大いに語る=百周年をぶった切る!
ニッケイ新聞 2008年1月1日付け ブラジル日本移民百周年、日伯交流年がついにスタートした。堀村隆彦前大使の言を借りれば〇六年は〃加速の年〃、西林万寿夫在聖総領事によれば昨年は〃仕上げの年〃だったのだが、現況はいかがなものか。本紙編集部はコロニア最大の関心事である百周年に関して、綿密な報道を行ってきた。もちろん紙面に出せない ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2007年12月29日付け 年の暮れはなんとなく心が騒ぐ。やり残したことの多きを悔やみ、世の移り変わりも激しい。ブラジルは、1014年のWカップがリオと決まり大喜びしたのはいいが、暮れも近くなると、上院で小切手税が廃止となりル―ラ大統領は大困惑だそうな。これで喜怒哀楽が入り混じっての1年となり、世界の国々でも、い ...
続きを読む »サントスに建設ブーム=海浜に高級マンション、市民は沼地や丘陵へ
ニッケイ新聞 2007年12月27日付け サントス市がいま、建設ブームで沸いている。渚が一望できる海浜にネオクラシックなマンションの建設工事が次々始まり、いずれも設計段階で六〇%が売れた。過去十二カ月で海に面したマンション一九〇〇の物件が売りにでた。 これは過去二十年で最大のブームと、不動産業者がいう。海に面したマンションは ...
続きを読む »祖父司、アマゾン訪問=孫芳郎氏が思い出語る
ニッケイ新聞 2007年12月27日付け ニッケイ新聞は、今回の寄贈に際し、上塚司の孫にあたる芳郎氏にコメントを依頼、祖父司はもとより、その従兄弟にあたる周平とのエピソード、五回のアマゾン訪問での思い出などを綴ってもらった。ほぼ全文を掲載する。 ■ 私は今まで五回ほどブラジルを訪問したことがあります。一九九八年に訪 ...
続きを読む »国際交流基金の百周年事業=日本の伝統 ブラジルに伝える=連載《上》
ニッケイ新聞 2007年12月21日付け 国際交流基金サンパウロ日本文化センター(西田和正所長)では来年、百周年を記念した四つの主催事業を企画している。二月の「江戸糸あやつり人形」公演を皮切りに、ダンス、美術展、雅楽・舞楽公演など、その内容は様々だ。中でも雅楽は平安時代、江戸糸あやつり人形は江戸時代にはじまり、日本の伝統文化を ...
続きを読む »国際交流基金の百周年事業=日本の伝統 ブラジルに伝える=連載《上》
ニッケイ新聞 2007年12月21日付け 国際交流基金サンパウロ日本文化センター(西田和正所長)では来年、百周年を記念した四つの主催事業を企画している。二月の「江戸糸あやつり人形」公演を皮切りに、ダンス、美術展、雅楽・舞楽公演など、その内容は様々だ。中でも雅楽は平安時代、江戸糸あやつり人形は江戸時代にはじまり、日本の伝統文化を ...
続きを読む »老ク連伝達=26老クが歳末寄付=福祉施設などに1万4千レ余
ニッケイ新聞 2007年12月19日付け 老ク連(ブラジル日系老人クラブ連合会、重岡康人会長)は、今年も属している二十六のクラブ(個人)から寄せられた歳末募金の浄財を、福祉団体と施設に贈った。総額一万四千三百八十レアル。十七日、役員がそれぞれの事務局に届けた。募金額は次のとおり。 ピニェイロス親睦会老壮部二千、ナザレー老壮会 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2007年12月19日付け Vai embora――。松尾治県連会長が大西博巳副会長に発言、物議を醸しているが、日本語で「出ていけ」と訳すのが適切かどうか。会議に出席した副会長らに聞くと、「県連から、というのはない。その前に大西氏が三回も自分で『出て行く』と言った結果」(与儀昭雄・沖縄)、「そんな意味では絶対なか ...
続きを読む »陛下の写真がゴミ捨て場に!?=サンパウロ市の回収業者が保管=教育勅語、御製和歌も
ニッケイ新聞 2007年12月18日付け 陛下の写真がゴミ収集所に――!? 戦前戦後を通じ、コロニアの精神的支柱となってきた皇室。その写真がサンパウロ市ボスケ・ダ・サウーデ区の廃品回収所にあると聞き十五日、早速取材に向かった。保管されていたのは、現在の天皇陛下が皇太子時代のご成婚写真。一昔前のコロニアなら、ゴミとして出す発想す ...
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