2007年移民特集 2007年6月28日付け 白寿を迎えたブラジル日系社会。百周年を翌年に控え、今年の移民の日は例年以上に国内各地で記念行事が行われ、ブラジルマスコミから広く注目を浴びた。先駆者慰霊のミサ・法要や日本文化イベントに加え、各地の州・市議会でも日本移民の記念日を顕彰する催しが実施された。さらに今年は移民の日にあわせ ...
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百周年=「外務大臣表彰」と「かさとまる記念表彰状」=記念表彰の応募受付を開始=今週から各地へ要項を郵送=「どんどん推薦して」
2007年6月27日付け ブラジル日本移民百周年記念協会の顕彰委員会(桂川富夫委員長)は独自に検討を進めている「かさとまる記念表彰状」および、同記念協会が在聖総領事館から委託されている外務大臣表彰の選考基準の公表、日系団体からの推薦のお願い、これからの日程などに関して発表した。 双方の表彰で選考基準や締め切りが異なるので、応 ...
続きを読む »「笠戸丸以前の渡伯者たち」―大武和三郎、藤崎商会、隈部三郎を中心として―ブラジル日本移民史料館特別企画展=その一部を紙上で紹介=8月12日まで開催
2007年移民特集 2007年6月27日付け ブラジル日本移民九十九周年の幕開けイベントとなる企画展「笠戸丸以前の渡伯者たち―大武和三郎、藤崎商会、隈部三郎を中心として―」(ブラジル日本移民史料館主催)が同史料館九階で開かれている。初の日本移民船、笠戸丸がサントスに到着する以前に、ブラジルに足跡を残した日本人たちを検証する企画 ...
続きを読む »「日本の心届けたい」=中平さん4度目の来伯
2007年6月26日付け ブラジルとパラグアイを中心に公演活動を行っている歌手の中平マリコさんが今月八日に来伯した。今年で四年連続四回目となる南米公演。今回は約二ヵ月の滞在中、約六十カ所で公演する予定だ。 中平さんは着伯後、九、十日にカンピーナス日本祭、十三日に子供の園、十九日にあけぼのホームややすらぎホーム、二十日にサント ...
続きを読む »今週末の催し
2007年6月22日付け ◇土曜日◇ コロニア芸能祭、二十三日午前九時、文協大講堂。二十四日日曜日は午前十時開幕。 □ 秋田県人会演芸会、二十三日午前十時、会館。 □ 作品展「懸け橋―戦後移民芸術家の歩み」、二十三日、アプセン文化センター(モルンビー通り5594)、火曜から土曜日まで正午~午後 ...
続きを読む »初めて尽くしの移民祭=サントス=上陸記念碑で慰霊の神事=旧日本語学校でも追悼ミサ
2007年6月22日付け 九十九年目の「ブラジル日本移民の日」にあわせ、サントス市でも先亡者慰霊の行事が行なわれた。十七日には、昨年十二月に六十三年ぶりに返還された旧サントス日本語学校校舎で慰霊のミサを、翌十八日にはボケイロン海岸の日本移民ブラジル上陸記念碑前で、初めてとなる慰霊の神事を実施した。市とともに百周年への準備を進め ...
続きを読む »4宗派で先亡者を追悼=〝通訳5人男〟の墓参も
2007年6月22日付け 前日の十七日には午前九時から市内のパケタ墓地で、笠戸丸移民の「通訳五人男」の一人、嶺昌(みね・さかえ)の墓参が行なわれた。 サントスで病没した嶺昌は親族がいなかったため、当時の日本人会が墓碑を建立。戦後同墓地に眠っていることが分かり、現在まで日本人会が墓の世話をしている。 沖田豊穂サンパウロ領事、 ...
続きを読む »大耳小耳
2007年6月22日付け 移民の日にボケイロン海岸の上陸記念碑で神式の先駆者慰霊を行なったサントス日本人会。同会役員によれば、記念碑の前で君が代が流れたのは、「(落成時の)除幕式であったかもしれませんが、もしかしたら初めてかも」というほど。昨年の旧日語校返還以来、一段と活動が活発になりつつあるサントス日系社会。二十一日からは初 ...
続きを読む »高齢層の開拓者!=76歳、現役女性サーファー=波にのる房江さん、礼子さん――夫や息子の〃承諾〃があって=動機「ただ興味あったから」=今サントス市の〃有名人〃
2007年6月21日付け 七十歳を過ぎてサーフィンを始め、有名になった人がいる。サンパウロ州サントス市に在住の浦本房江さん(76)と紺野礼子さん(78)。今でも週に三回サーフィン学校に通う現役のサーファーだ。テレビや雑誌、スーパーマーケットの広告や体育大学の卒業論文にも取り上げられ、評判を聞いた市内の中高齢者がわれもわれもと、 ...
続きを読む »コラム 樹海
2007年6月21日付け 百周年祭典本番まで、ついに一年を切った。日伯交流年としては来年一月から始まるから、もう六カ月しかない。この調子ではあっという間に〇八年になる。準備は今のうちだ。来年になって何千人もの慶祝客が来てから、「ああしておけば良かった」と思っても遅い▼来年の今頃はどうなっているか。ホテルは満杯、質の良い警備員も ...
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