同船者会。数十日間同じ船に乗りあわせた人たちが、四十数年経った今も集う。不思議な集まりだと思う。 「今の若い人たちに分るかなあ」、先日訪れたあめりか丸の同船者会で、出席者の男性が話していた。 「みんな『移民』という同じ目的を持っていた。大学卒でも百姓の息子でも、ブラジルに着いたらみんなゼロからのスタートだったんだよ」。 ...
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上原氏の続投確実に=百周年協会=執行部選挙は単一シャッパ=29日の定期総会で承認へ=選挙法改正が影響か
2006年4月21日(金) 単一シャッパ提出、上原現体制で百周年へ――。ブラジル日本移民百周年記念祭典協会(上原幸啓会長)は今月二十九日に定期総会を開催する。これにあたり十九日、唯一の新執行部候補シャッパが提出された。文協会長を理事長とする「百周年への連合シャッパ」(Uniao Pro Centenario)。今回の選挙によっ ...
続きを読む »千葉県人会=新会館建設に一歩前進=視察のため職員が来伯
2006年4月20日(木) 来年八月に創設五十周年を迎える千葉県人会(原島義弘会長)は、新会館の建設を目指しており、その下打ち合わせのために十六日、千葉県庁から二人が来伯した。同県人会はすでに新会館の建設計画書を県に提出、受理されている。また建設のための土地の購入も済ましているため、今回の視察の結果次第で母県から建設のための援 ...
続きを読む »東西南北
2006年4月18日(火) 裏金疑惑などのスキャンダルの影で、弁護士が顔をほころばせている。あまり著名でない国会議員でも弁護費用は一〇万から三〇万レアル、大銀行の場合、二〇〇万レアルを超えることもあるという。 ◎ スーパーなど小売業界では、今年のパスコアの売上は昨年の二〇%増と予測。 ◎ リオデジャネイ ...
続きを読む »診療車購入費=8万ドル支援=日本財団が援護協会に=不足分は現在車両売却して捻出
2006年4月18日(火) 車両の老朽化に悩む、援協巡回診療班に強力な助っ人が現れた。スザノ・イペランジャホーム(福島庄太郎ホーム長、入所者約三十人)の新築費を助成するなど、援協と関係の深い、日本財団が診療車購入費として八万ドルを支援することを決定。三月三十一日に送金された。 現在の巡回バス(診療車)は九〇年代に、国際協力財 ...
続きを読む »「日本移民ゆかりの植民地」に=レジストロ認定される=サンパウロ州州知事が法令に署名
2006年4月18日(火) 【レジストロ】レジストロが、サンパウロ州知事により、法令で「日本移民ゆかりの植民地」に認定された。 一九〇八年六月十八日、笠戸丸に乗った最初の日本移民が、サントスに上陸してから五年後の一九一三年、イグアッペ植民地(桂、レジストロ、セッテ・バラス、キロンボ・ジュキアの総称)へ、最初の日本人が入植した ...
続きを読む »押収品をどうしよう?=処分遅れ、倉庫にあふれる
2006年4月14日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】連警では今、押収した密輸品や偽造海賊版商品などの収納に頭を悩ましている。押収品が急増して倉庫に入り切れないでいるのだ。サンパウロ州ではサンパウロ市近郊に八カ所の専用倉庫を有しているが、立錐の余地もない程になっており、さらに新たに二カ所を新設することになった。 連 ...
続きを読む »130万台がサンパウロ市脱出=当局、ピーク時回避呼びかけ
2006年4月13日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】十四日からのセマナ・サンタの三連休で、行楽地や奥地に向けてのサンパウロ市脱出組の自家用車は一三〇万台に達すると見込まれ、当局では渋滞や事故を避けるためピーク時の移動を控えるよう呼びかけている。 ピークは十三日午後から始まるとみられている。サンパウロ州の行楽スポ ...
続きを読む »トン・ジョビン・センター音楽クルソ
2006年4月13日(木) トン・ジョビン・センター(パドレ・アントニオ・ジョゼ・ドス・サントス通り1019、ブルックリン)は、来る五月から、自分の音楽を一層高めたい人たちのためにクルソを開講する。ゲッシャ三百レアル。インスクリソンは電話11・5092・3601で。
続きを読む »サンパウロ州選手権=サントス、21年ぶりに優勝=僅差でサンパウロ振り切る=ル監督が見事にチーム再建
2006年4月11日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】国内プロサッカーの三大イベントの一つの各州選手権で、サントスチームがサンパウロ州選手権の覇者となった。 サントスの優勝は十六度目だが、最後は一九八四年であり、実に二十一年振りとなった。チームの指揮官のルシェンブルグ監督は同選手権で六度目の優勝フラッグを手中にし、 ...
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