2005年10月11日(火) 「移民の存在をもっと知らせたい」。移民百周年記念番組を制作するため、熊本放送の報道制作局から村上雅通専門局次長が八日に来伯した。十八日の帰国までの間、プロミッソン、ロンドリーナ、サントスなどを訪れ、多くの人に話を聞く予定だという。十五日には笠戸丸移民の唯一の生き残りである中川トミさん(同県出身)の ...
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感動あらたに=『ハルとナツ』=エキストラ参加者=「こんなに泣けるとはコロニアから延べ800人も
2005年10月7日(金) 「自分たちが参加したことでストーリーをすごく身近に感じる」。六日に全五話を放送しおわったばかりのNHK開局八十周年記念ドラマ『ハルとナツ』には、地元コロニアから延べ七百~八百人もが参加した。〇四年四月に行われた公募受付けには、約一千人が駆けつけたほど注目が高かった。同五月二十三日にカンピーナスの東山 ...
続きを読む »既存の枠越えた=表現スタイルで=維新派が来伯公演
2005年10月6日(木) 大阪を拠点に活動する現代演劇の維新派(主宰・松本雄吉)が二十一日から二十三日まで、サントス市のSESCで日本未発表の新作「ナツノトビラ」を上演する。テレビ漬けの少女が体験する、実像と虚像が入り混じったある夏の一日を描いた異色の作品だ。 音楽劇であり、光と影をテーマにした美術劇。既存の「演劇」の枠に ...
続きを読む »昔話に花を咲かせ=にぎやかな一夜=アスパーゼ植民地出身関係者ら集まる=戦後サンパウロ州で初の計画移民
2005年10月1日(土) サンパウロ州モジアナ線のイトビ市で九月二十四日、モコカ市近郊のアスパーゼ植民地出身者が集まり旧交を温めた。植民地出身で現在イトビ市で農場を営む佐元陸展さん(みちのぶ、70)が呼びかけたもので、近郊から佐元さんの関係者など約三百人が農場に足を運び、にぎやかな一夜を過ごした。 サンパウロ市から北へ二百 ...
続きを読む »■ひとマチ点描■ブラキチの添乗員
2005年9月29日(木) 今年すでに4回も来伯しているというフリーランスの旅行コーディネーター、吉田初さん(大阪府)=写真=。「1年に250日は海外にいる」と笑う。 自称「ブラキチ」。ブラジルや中南米を中心に活動し、10月21日から23日にサントス市のSESCで行われる演劇の「維新派」公演にも添乗することが決まっている。 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
移民にとってサントスはゆかりのある町だが、進出企業はほとんど見当たらない。そのため、スポンサー探しは地元日系人の悩みの種だ。しかし国内でも屈指の港町。貿易関係者とはつながりが深いし、特にコーヒーの味覚講習には日本からの受講者も少なくない。 第二回世界コーヒー会議が先週末サルバドールで開かれ、六十三カ国の代表が集まった。生産者 ...
続きを読む »また出稼ぎ狙いの強盗=早朝侵入「殺すぞ」=留守家族からドル強奪=顔見知りの犯行濃厚=モジ市
2005年9月27日(火) 二十三日早朝、モジ・ダス・クルーゼス市ジャルジン・ウニベルソ区のマリア・エステーラ・サントス・タテイシさん(53)宅に刃物を持った三人組の強盗が押し入り、現金二千ドルのほか宝石や家財道具を奪って逃走した。事件当日は二十一歳の息子と四歳の孫が在宅。犯人に縛られた際に息子が軽傷を負ったほか、被害者はなか ...
続きを読む »大耳小耳
2005年9月27日(火) 一家五人殺害事件の被害者、米倉貞さんは一週間後のコチア青年五十周年式典に参加するつもりだった――。本紙が米倉夫人の兄弟、佐々木ツネトさんから聞いた話では、「米倉さんの手帳には式典のことがメモされていた」という。もう一人の容疑者セルソ・ドス・サントスは、ファベーラに逃げ込んでいまも行方をくらましている ...
続きを読む »下議5人は議員権はく奪対象外=下院倫理審=証拠不十分理由に=裏金授受に直接関与せず=「無責任な告発に振り回された」
2005年9月24日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十三日】下院倫理審議会のイザル会長(ブラジル労働党=PTB)は二十二日、議員権はく奪リストの下議十六人のうち五人を証拠不十分でリストから外す意向を下院執行部に通知した。ルイジーニョ下議(労働者党=PT)とヘンリー下議(進歩党=PP)、サントス下議(自由党=PL)、ブラ ...
続きを読む »「マリード夫は非日系ブラジル人」=移住して改めて〃日本人〃を意識=連載(1)=サンバに魅せられて=ゆかさん=欲しいものは必ずわが手に
2005年9月23日(金) 「まさかブラジルに住むなんて思っていなかった」。ブラジル人との結婚を機に永住を覚悟で渡伯した日本人女性たち。北はゴイアニア州から南はサンタカタリーナ州へ移住した。食事、言葉、生活、考え方…全てが違うこの国で文化の壁を乗り越えながら生活してきた。豊かな国日本から移り住み、ギャップに驚いたこともしばしば ...
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