6月23日(木) 日本のボサノバ歌手、小山けいとさんの公演が二十四、二十六の両日、サンパウロ市で開催される。リオデジャネイロ出身の作曲家でギター奏者のドルバル・フェレイラが共演。ピアノ、サックス、フルート、ベースの奏者で構成される「クアトロ・ポル・クアトロ」の四人も参加するコンサート。「パト」「コルコバード」といったボサノバの ...
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追悼行事しめやかに=日本移民97周年=文協法要に5百人=ミサにも要人集い
6月21日(火) 六月十八日、ブラジル日系社会は「日本移民の日」を迎えた。最初の日本移民七百八十一人を乗せた笠戸丸がサントスに入港してから今年で九十七年。十八日には市内の各所で慰霊行事が実施され、多くの人が志半ばでたおれた開拓先亡者の苦労を偲び、その功績を称えた。日本移民百周年まであと三年。今年の慰霊行事では出席者から二〇〇八 ...
続きを読む »百周年記念行事第一弾=晩餐会でコンサート=渡辺真知子さんらが会見
6月21日(火) 「距離はあるが精神的には近い場所、もっと歩み寄りましょう」。ブラジル日本移民百周年記念祭典協会が三年後に向けて、最初の一歩となる二十日の晩餐会で歌うために来伯した日本の有名歌手、渡辺真知子さんは記者会見で語った。共に歌う、リカ・チェカトさんやグローボ局ノベーラ「アメリカ」に現在出演中のマリーナ・エラリさんも意 ...
続きを読む »コラム 樹海
瓢骨に「ブラジルの初夜なる焚火祭かな」がある。上塚周平は笠戸丸移民の監督としてブラジルに渡り「移民の父」と尊敬される人物であり瓢骨は俳号。この句は日本移民がブラジルに来て初めての発句とされるのだが焚火祭を使うなどはなかなかのものである。6月はフェスタ・ジュニーナなので祭りで明け暮れる忙しい月なのだ▼近ごろは火災の危険があるとか ...
続きを読む »――『アチバイア文協五十年史』刊行なる――=山口編纂委員長の死を越えて=執筆・水野さん溢れる涙=経費寄付の和田さんに感謝状
6月22日(水) 「山口さんと私の二人三脚で刊行を成し遂げたように思う。しかし、本日この席にいるはずの彼がいないのは悲しい」。十九日午前十一時からアチバイア日伯文化体育協会(辻修平会長)で開催された『アチバイア文協五十年史』刊行記念パーティの場で執筆・編纂を担当した水野昌之さんは溢れる涙を拭った。自ら同史編纂委員長を務めた山口 ...
続きを読む »カリタス学園がビンゴ大会開催
6月22日(水) カリタス学園(イルマン・マチウデ・牧山園長)は二十六日午前十時からビンゴ大会を行う。 今年二月に新校舎を増築した学園の資金集めが目的。参加費用は十レアルで、景品にはフォルクスワーゲンの新車、ホンダのバイク、ソニーのテレビなどの豪華賞品が用意されている。当日は生徒三百人も参加する予定。 サンパウロ市サン・マ ...
続きを読む »フェイジョン38袋贈る=井上さん、援協各施設へ
6月18日(土) サンパウロ日伯援護協会(酒井清一会長)の井上茂則理事(65、愛媛県出身)=セザリオ・ランジェ市在住=が十六日、同協会傘下の六施設にフェイジョン三十八俵(九百五十キロ)を寄贈した。 井上理事はコチア青年で六一年に渡伯。現在は同市内で農場を経営している。五年前に援協の理事に就任したことがきっかけで、毎年二~三回 ...
続きを読む »94歳2世から6世まで=きょう97回目の「移民の日」=田畑家=ルーツは笠戸丸移民
6月18日(土) サンパウロ市在住の日系二世、田畑トキエさんは笠戸丸移民の子弟として一九一一年に生まれ、今年十月に九十四歳の誕生日を迎える。二世最高齢の一人だ。昨年十二月二十二日には、トキエさんの曾孫が日系六世となる男児を出産した。きょうは九十七回目の「移民の日」。ブラジル日系コロニアも六世が誕生する時代に入った。 娘五人、 ...
続きを読む »大耳小耳
6月18日(土) スザノ・イッペランジャホームは「軽費老人ホーム」。費用は月に千四百レアル(個室)で、援協傘下のほかの施設に比べて低い。生活の全般に、介護を必要とする高齢者は対象外。入居者が要介護者になれば、特養施設に移す。入居者の高齢化が進んで、対応に苦慮し始めたそう。サントス厚生ホームでも、要介護者が増加。引き受け手になる ...
続きを読む »コラム 樹海
一獲千金の夢を抱いた笠戸丸移民がサントス港に着いてから97年。165家族733名、単身者48名を乗せた笠戸丸がブラジルに着いたときの反応はさまざまであった。サントス市の地元新聞は「黄禍」を導入するとの不安を記し、サンパウロの某紙は「船中で殺人事件が発生」と報じている。こうした中でコ・パウリスタ―ノ紙は、日本移民の礼儀正しさを称 ...
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