12月22日(水) 【ヴェージャ誌】税制恩典とタックス・ヘブンは、グローバル化された資本主義社会の一部となっている。このシステムは、汚職やテロ活動、麻薬などで生まれた資金の洗浄に役立っている。タックス・ヘブンの範囲規定と不正資金の流れ阻止が各国の課題となっている。 タックス・ヘブンという言葉は、法の網をかいくぐり、ドルが一杯 ...
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エコノミーア
12月22日(水) 国連調査によると、異常気象がもたらす損害ランキングで、ブラジルは台風や津浪、豪雪、地震による犠牲者もないのに百五十カ国中、十一番目にランクされた。都市計画の不備による豪雨、濁流、土石流の被害が、下層階級の居住地域に予想以上に多い。崖崩れの危険性が高い地域での居住禁止対策、集中豪雨対策、雨水の排水、大量貯水槽 ...
続きを読む »サントス厚生ホーム=〝ドラマ的〟実状(6)=信頼関係築いたシニア=便秘の世話の徹底で
12月22日(水) 「今、憩の園から電話しています。ボランティアの募集が始まったから申し込んでみたら」。 清岡弘子(67、高知県出身)は、友人の薦めがきっかけでシニア・ボランティアへの応募を決意した。 かつて、南国市の職員だった。昭和三十年代に南米移住者の送り出し事業に携わり、宣伝パンフレットを配布するなどした。移民の辛苦 ...
続きを読む »ロビーニョの母解放=41日ぶり、身代金は20万レアル
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙他十八日】四十一日ぶりにロビーニョの母が解放――。サントスのFWロビーニョの母、マリーナ・ダ・シウヴァ・ソウザさん(44)が十七日、誘拐犯から解放され、サンパウロ市北部の路上で発見された。同日検査のため、市内の病院に搬送されたマリーナさんだが、髪を切られ体重が四キロ減少していただけで外傷などはなか ...
続きを読む »東西南北
12月21日(火) リオ州のレイス州議員(PMDB)が十八日夜、イタクルサー市の国道一〇一号線(リオ・サントス線)の歩道上で、死体となって発見された。遺族は政治的陰謀で同議員が殺害されたのではないかと疑い、情報提供者に五万レアルのお礼を払うと申し出た。息子によると、同議員は電話で脅迫されていたという。道路警察は、車にはねられた ...
続きを読む »サントス厚生ホーム=〝ドラマ的〟実状(5)=オープンな雰囲気=施設内恋愛はごく普通
12月21日(火) 元住友本社常務理事で歌人の川田順(一八八二─一九六六)。六十六歳のとき、弟子の京大教授夫人で三人の子供の母親だった鈴鹿俊子と恋に落ち、死を決して家を出る。戦後間もない一九四九年十一月三十日のことだ。 〈墓場近き老いらくの 恋は恐るる何もなし〉 世間は、自由恋愛を象徴するスキャンダルとして注目。「老いらく ...
続きを読む »サントス厚生ホーム=〝ドラマ的〟実状(4)=83歳男性の「恋は盲目」=夜間、塀乗り越えサンパウロ市に走る
12月18日(土) 一九七〇年代半ばのある日の朝。サントス厚生ホームは大騒ぎになった。 「芦沢敬三さん(仮名、当時83歳)がいない」──。言葉も地理も分からない老人が、忽然と姿を消してしまったのだ。 周辺地域を捜索。さらに心当たりにも電話をかけたが、埒はあかなかった。最後の切り札として、事は警察当局に持ち込まれようとしてい ...
続きを読む »「年末助け合い」と「中越地震義援金」=老ク連が募金の成果報告
12月18日(土) 老ク連(重岡康人会長)は、十五日、〇四年度年末助け合い募金と、新潟県中越地震被災者への義援金募金の報告を行った。 [助け合いの贈り先と金額(単位レアル)]サ・クルス病院千百六十(別に老ク連から五百)、援協福祉部千三百八十四、厚生ホーム千二百五十五、希望の家九百一、やすらぎ八百五十、憩の園六百五十、あけぼの ...
続きを読む »経営難の中小銀行を支援=信用保証基金が10億R$限度に
12月18日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】政府は十六日、経営危機に陥ったサントス銀行に金融当局が介入して以来預金引出しが続き、資金難に陥っている中小銀行の新たな支援策を発表した。 通貨審議会(CMN)は、信用保証基金(FGC)が経営難に陥った金融機関の救済に乗り出すことを認めた。FGCは債券を購入することで、 ...
続きを読む »南マ州名誉市民権も=喜びのことば=「心広い〝この国〝に感謝」
12月18日(土) 【南マ州カンポ・グランデ、勝連ひろし通信員】去る六日午前十時、当地在住の小野田寛郎氏さんに、ブラジル空軍は最高の「サントス・ドゥモン勲章」を授与、儀式が当州当市の空軍基地で行われた。 十三日には、午後八時、南マットグロッソ州議会議場で、議長より名誉州民権が贈られ、二重の栄誉に、友人、関係者とともに喜びと感 ...
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