6月22日(火) 唯一の笠戸丸移民がパラナ州名誉州民に――。一九〇八年の笠戸丸移民で唯一健在な同州ロンドリーナ市在住の中川トミさん(97)が十八日、パラナ州議会から名誉州民証を受章した。西森ルイス州議の提案により、同州議会が満場一致で可決していたもので、十八日の移民の日に合わせて、トミさんに手渡された。ロンドリーナ市内の会場に ...
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上院、最賃R$275で可決=議会根回しに失敗=官房と国対の確執表面化=政府、下院で最後の勝負
6月19日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】上院は十七日、新最低賃金を二百七十五レアルに引き上げる案を、賛成四十四票、反対三十一票で可決した。政府は政権を獲得して一年半、重要法案の審議に敗北を喫した。政府は予算の払い出しや天下り人事などで、根回しに奔走したが失敗した。最低賃金は再度、下院へ戻って表決の仕切り直しが行 ...
続きを読む »援協に1千ドル寄付=元JICAシニアボランティア=宮城さん、来伯した足で
6月19日(土) 「もうすっかり元気です」。二〇〇〇年から〇一年までJICAシニアボランティアとしてサンパウロ日伯援護協会のサントス厚生ホームに赴任していた栄養士、宮城都志子さん(58、沖縄在住)が十七日に再訪伯し、〃古巣〃に約千ドルの寄付を行った。 宮城さんは病気治療入院中に、ブラジル滞在時の記録を整理し、勤務していた沖縄 ...
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6月18日(金) サンマテウス行き路線バスの車掌シジネイ・R・サントス(三五)は、統一乗車券(ビリェッテ・ウニコ)を使用した乗客を前扉から降ろしたとして、市監督官が第十二警察署へ拘置した。同署は電子登録器の開示で事実を解明すると、同車掌を仮釈放した。二時間乗り放題の乗客用統一乗車券を使い、乗客から受け取った運賃を着服するなど車 ...
続きを読む »電力危機は08年までなし=多雨を理由にONS楽観予測
6月12日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙七日】二〇〇八年までに三・五%から四%の経済成長が続いたとしても、電力危機の事態が発生する可能性は非常に低いことが、国立電力システム事業団(ONS)の調査で明らかとなった。 同事業団は今年五月までの貯水データをもとに、電力需要が年平均で五・二%ずつ増加するとの前提で電力供給状況 ...
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6月12日(土) 年金生活者のイラ・ダヴィーさん(七五)の遺体が十二日夜、オザスコ市のチエテ川に水没した車の中から収容された。この車は九日午後六時ごろガードレールを突き破って川に転落。汚染され暗くよどんだ川の水が潜水を妨げ、消防隊の救出活動は二十七時間もかかった。運転に慎重だったイラさんが猛スピードで反対車線を走り、普段は通ら ...
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6月10日(木) サンパウロ州モンガグアー市で七十一歳の女性が七日夜、防護柵が壊れたために魚つり場から転落して死亡した。T字型に四百メートルも海に突き出すこの魚つり場はラテンアメリカで二番目に大きいとされ、市の観光名所の一つ。ところが整備状態が悪くなり、〇一年以降は一部立入禁止になっていた。事故後に初めて同市は全面立入禁止を決 ...
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サントス厚生ホームは、援協厚生ホームとして、七一年にサンパウロで産声を上げた。山口県文化協会(ピラピチニングイ街)のちょうど、二区画下あたりに位置。援協本部から歩いておよそ五分の距離だった。 もともと初期移民の高齢化に対応するために、つくられた。独居老人のほかに精神障害者、家出人などが入所。「救貧施設」といったほうがふさわし ...
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6月9日(土) 連警は七日、国際的に暗躍する中国系マフィアのブラジル支部を取り仕切っていたとみられる中国系ブラジル人、ツゥオン・シァウ・レイ容疑者(四三)を逮捕した。同容疑者は中国で人材を募集、偽造パスポートなどを使ってブラジルに不法入国させ、サンパウロ市のヴィンテ・シンコ・デ・マルソ通りで海賊品販売に携わらせていた。四日には ...
続きを読む »厚生ホーム終日賑わう フェスタ・ジュニーナの季節
6月9日(水) サンパウロ日伯援護協会傘下のサントス厚生ホーム(斉藤伸一ホーム長)で六日、フェスタ・ジュニーナがあり、終日、多くの行楽客で賑わった。援協、同ホーム経営委員会(青木実委員長)との共催。二十五年以上続く、行事だ。この日は快晴に恵まれ、家族連れら約四百人が来場。昼食やカラオケなどを楽しんだ。太鼓のショーも企画された。 ...
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