4月29日(木) シネマ友の会(池田信雄会長)は五月一日午前八時から、ジョアン・メンデス広場サン・ゴンサロ教会で二十四回目の「シネマ屋さん」の先没者追悼慰霊ミサを行う。 池田会長(八七)をはじめ、弁士など「シネマ屋さん」として活躍した人、その遺族たちが参加、先没者の冥福を祈る。 今では車で二時間で着くサンパウロ州レジストロ ...
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あめりか丸渡伯45年=「われわれは兄弟姉妹」=記念式典で旧交温め合う
4月27日(火) 一九五九年三月二日に神戸港を出帆、ベレンを経由し、五十三日間の航海の末サントス港に着いたあめりか丸(乗員三百八十四人)の渡伯四十五年を祝う記念式典が二十五日午前十一時から、ヴァルゼン・グランデ市のパウリスタ日本人会会館で行われた。同船者七十五人とその家族、来賓をあわせて約百人が参加、旧交を温めあった。 式典 ...
続きを読む »リベルダーデ相撲=モリモト(準青年)に栄冠=大阪・世界大会代表4選手決定
4月27日(火) 第五回世界ジュニア選手権大会(大阪)の代表選考会を兼ねた第六回リベルダーデ相撲大会が二十五日午前八時から、リベルダーデ広場の特設土俵で開催され、延べ六千人の観客が日本の国技である相撲を観戦した。出場選手の六割は非日系で男子二百五十人、女子七十人の選手が参加。注目の準青年(ジュニア)の部はモリモト・ケンイチさん ...
続きを読む »今週末の催し
4月23日(金) 土曜日 書道展、二十四日午後一時~七時、基金日本文化センター(パウリスタ通り三七)、入場無料。 □ 国際図書ビエナル、二十四日午前十時~午後十時、イミグランテ展示センター、入場料八レアル(学生、六十五歳以上半額)、ジャバクアラ駅から無料送迎バス。日曜日(二十五日まで)。 □ ...
続きを読む »ルーラ大統領 過激活動をけん制=ブラジルは法治国家=PFL党首 社会混乱は〃ルーラ現象〃=サンパウロ市などで家屋侵入
4月21日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】全国各地に展開する社会運動の過激化を受けルーラ大統領は十九日、ブラジルは法治国家であり、大統領も農地未所有の農民、地主に至るも法は平等に適用されると警告した。表現の自由は認めるが、そこに責任が伴うことを忘れないよう忠告。過激活動は誰からも支持されないことは、自身が体験済み ...
続きを読む »4月3週目の貿易額減少=税関職員のストが影響
4月21日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】今年に入って続いてきた好成績とは逆に、四月第三週目の貿易収支は輸出額が第二週目までの一日平均輸出額の二三%、輸入額が同一二・四%の減少を示した。 フルラン開発相の試算では、今回の貿易収支で輸出が五億ドル、輸入が一億七千万ドル減少、つまり貿易黒字が三億三千万ドル減少したこ ...
続きを読む »教科書 時代を映して変遷(5)=人間教育を重要視=『松柏』の川村さん=「戦前の教科書に夢があった」
4月20日(火) 「戦争のない世界をつくるために、教師になって平和の尊さを子供たちに教えたい」 そんな夢を抱いて、帰伯二世の女性が五二年七月、サントス港に降り立った。十一年ぶりにみるブラジル。川村真倫子さん(七五、松柏学園長)、二十四歳のときだ。 一年間、留学するつもりで四一年に、日本に向けて発った。だが、直後に太平洋戦争 ...
続きを読む »5施設の入居費値上げ=援協、調整10%前後で
4月16日(金) 援協(和井武一会長)は老人ホームなど五施設の入居費を六月から値上げする。十五日の定例役員会で承認された。 援協はこれまで、最低給料を基準に入居費を決めていた。調整率の上げ幅によっては、入所者の負担が一気に増大しかねない。そのため、基準を総合市場物価指数(IGPーM)に切り替える。今年の調整率は一〇%前後にな ...
続きを読む »教科書 時代を映して変遷(2)=国粋主義的思想〝植え付け〟=満州事変後の日語教育
4月15日(木) パラグアイ戦争(一八六四~七〇)でのこと。オゾーリオ将軍の配下にジェズースという黒人兵がいた。将軍の命令を受け、ラッパを吹きかけた。ちょうどそのとき、敵の弾が腕を貫きラッパは口を離れた。 だが、それはちょっとの間で「進め、進め」。やがて、いま一つの弾が腕を直撃したが、ジェズースはしっかりとラッパを握って離さ ...
続きを読む »東西南北
4月14日(水) サンパウロ市イビラプエラ公園のルッカス・N・ガルセース広間に展示されているピカソの作品が十一日夜半、盗難未遂に遭った。武装した三人組が展示場に侵入。警備員を脅し展示中の作品百二十六点の一部を盗もうとしたところ、別の警備員が目撃し、アラームを鳴らした。賊らは絵画を諦め、警備員のトランシーバーを奪って逃走した。サ ...
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