12月13日(土) 二十三年の長きにわたりマリリア真宗本願寺の住職を務めてきた遠藤六夫さん(法名 釋信修)が、このたび健康上の理由で退くことになり、十一月二十八日夜、仏教会、婦人会、マリリア楽団の共催で送別の宴が行われた。 多数の関係者が家族連れで別れを惜しみに集まり、マリリア楽団の演奏も加わり、大変盛大な催しとなった。 ...
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コラム 樹海
日系コロニアもすっかり四世や五世が主流を占めるようになり、日本人移民である一世は日に日に減少を余儀なくされている。移民の子らは日の出の勢いで末広がり。後続が途絶えて一世移民の先細りの図式がはっきりと見えてくる。日系人口は百四十万人と膨らんだけれども、一世は商社などに駐在する人々をも含めてもほぼ七万人に過ぎない▼南大河州からアマ ...
続きを読む »消えなかった日本語教育=戦中、戦後の日系社会混乱の中で(2)=戦後初の私塾の開設者=安藤さん=非合法経営不安だった
12月11日(木) 「戦後初めての私塾は、私が開けたのですよ」 サントス厚生ホームの居室で、九十二歳の老女が静かに口を開いた。入所者の中でも年長者に入るが、物腰はしっかりとしており、言葉の端々に教育者の威厳が漂う。 旧双葉学園(現サウーデ日語学校)の創立者で八十八歳まで教壇に立った。 安藤富士枝さん(岐阜県出身)は三四年 ...
続きを読む »カンタレイラ複合貯水池 ついに水位1.6%=過去最低を記録=マイナスゾーンの水供給も
12月9日(火) 【アゴーラ紙八日】降雨不足や水道の使用の増加、さらにサンパウロ州水道局(Sabesp)の計画性のない水道管理によって現在、大サンパウロ市圏のカンタレイラ複合貯水池の貯水量が非常に危険な状態にある。 一日、同貯水池の貯水量は、総水量の一・六%に達した。これは、過去最低の水位。その後数日間の降雨で少々上がったも ...
続きを読む »100周年祭典協会理事会=副理事長 将来は50人か=専任理事や会計等を選任=登記修了し正式発足
12月9日(火) ブラジル日本移民百周年記念祭典協会(上原幸啓理事長)の理事会が五日午後六時からブラジル日本文化協会内で行われた。上原理事長の訪日報告、ようやく正式な団体として発足した件や、理事会の現段階でのメンバーの発表、専任理事や専任会計などの任命、委員会統括幹事やプロジェクト委員の任命、百周年ロゴマークについてなどが話し ...
続きを読む »「グローボ・レポーター」国外在住ブラジル人特集=世界の〝デカセギ〟事情(3)=領事自ら密入国斡旋=続く不法移民の悲劇
12月9日(火) 不法就労していた夫が留置場に収容され、悲嘆に暮れていたブラジル人女性、マリア・ド・カルモ・アモリン。最初の取材から一ヵ月後となる十月、グローボ・レポーター取材班は再び彼女に会った。四人目の子ども、ブレンダが生まれ、父親はブラジルに強制送還されていた。父親はインターネット画面を通して、初めて娘の顔を見た。父親は ...
続きを読む »注目の作物カムカム=熱帯果実のイグアッペ
12月6日(土) 今年四百六十五周年を迎えるイグアッペ。その歴史を振り返れば、ブラジル初の金鋳造所でまず栄え、次いで稲作で名をはせた。戦後はバナナの産地としても有名だった。 市議を三回務めた柳沢ジョアキン喜司さん(八〇)は〃バナナ移民〃の導入に尽力した一人。「一九六〇年代には奥地の日本人にイグアッペ周辺への入植を働きかけた」 ...
続きを読む »カカ選手に友情応援団30人=山形県=最上町からトヨタカップへ
12月5日(金) [河北新報一日]サッカーのクラブチーム世界一を決めるトヨタカップ(十四日、横浜国際総合競技場)に、山形県最上町から総勢三十人の友情応援団が乗り込む。出場するACミラン(イタリア)のMFで、同町と親交の深いカカ選手(二一)=本名リカルド・イゼクソン・サントス・レイテ=が来日するためだ。カカの父親ボスコさんの招待 ...
続きを読む »週末の催し
12月5日(金) 土曜日 東洋祭り、六日午後一時、リベルダーデ広場、ガ・ブエノ街。七日日曜日は午後二時から。 □ 蘭展、六日午前九時~午後七時、文協ビル駐車場。七日日曜日も開催。 □ ブラジル西会無料健康相談会「下痢と便秘」、六日午前十時~午後三時、ガ・ブエノ街五七三。 □ 高知県人会臨時総 ...
続きを読む »生演奏、ベテラン歌手慰問=厚生ホーム時ならぬ華やぎ
12月4日(木) 十一月三十日の昼過ぎ、平均年齢八十歳を越える五十五人の人たちが待つサントス厚生ホームを、生演奏の楽器を携えたベテラン歌手の一行が訪問した。八十九歳の丸山昌彦さん(福島県出身)が会長をつとめるブラジル芸能協会の一行だった。サンパウロ市から貸切りバスを仕立てての慰問旅行だ。 サントス厚生ホームが開設されたのは一 ...
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