チリで行われているサッカーU20南米選手権の最終ラウンド第4節で、ブラジル代表は7日のエクアドル戦に0対0で引き分け、最終ラウンド2分2敗の勝ち点2で最下位となり、上位4位までに与えられるU20W杯(5―6月、ポーランド開催)の出場権獲得が極めて厳しくなった。 同大会は南米サッカー連盟(Conmebol)所属の10カ国が参加 ...
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『百年の水流』開発前線編 第四部=ドラマの町バストス=外山 脩=(7)
反故にされた〝県移住地〟 入植早々からのバストス移住地の乱れには、もう一つ大きな種があった。 入植者が日本出発前に移住組合で聞いた話では「バストス移住地を、県単位で幾つかの移住地に分割する。鹿児島移住地とか和歌山移住地が出来、各県人がそこに入り、独立した経営をする」ということであった。 これは入植者にとっては、小さいけれど ...
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サンパウロ市は1月に大雨により記録的な倒木が記録されたと報じたばかりだが、今月初の大雨を記録した4日未明から午前にかけて、ほんの数時間だけで市内で32本の倒木を記録した。また、今回の雨はサンパウロ州のほかの地域にも強い影響が及び、サントスなど海岸部では、今回の雨だけで2月に見込まれる月間平均雨量を超える分量が降った。また、リベ ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第四部=ドラマの町バストス=外山 脩=(6)
不平・不満が百出… 1929年、バストス移住地は6月以降、数回に分けて、日本から入植者を迎え入れた。ところが、200家族の計画に対し、年末までに到着したのは64家族に過ぎなかった。しかも彼らは、日本から着いた時、ブラ拓事務所に不快な印象を抱き、以後も刺々しく接することになった。 『バストス二十五年史』の〈草分けの想出を語る座談 ...
続きを読む »《サッカー》U20南米選手権=ブラジル代表、ベネズエラに破れる
チリで開かれている、サッカーのU20南米選手権で、6カ国による最終ラウンドに進出しているブラジルは、ベネズエラに0対2で敗れ最下位に転落。上位4位までに与えられる、U20W杯(5―6月、ポーランド開催)出場権獲得に黄色信号が灯った。 南米サッカー連盟所属10カ国が参加して行われるこの大会は、第1ラウンドで5チームずつ二つのグ ...
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4日からサンパウロ市の公立校の授業が再開しているの一方で、教員たちがストを行なうとの噂が流れはじめている。今回、彼らが意図するストは、給与というよりも、社会保障制度改革を意識したものになりそうなので、こじらせると大問題になりかねない。さらに市の保健機関や地下鉄の職員らもストをほのめかしはじめている。いずれも市民の生活と密着に結 ...
続きを読む »《ブラジル》ミナスの惨事に灯をともす=消防士を支えるボランティア
1月25日に発生したミナス・ジェライス州ブルマジーニョの鉱滓ダム決壊事故から1週間。懸命に救出作業に携わる消防士達の姿は連日報道されているが、その背後には、重労働なのに、給与やボーナスも分割払いなど、意欲が萎えても不思議がない消防士達を支えている人達がいる。 重金属なども混じる鉱滓(鉱山で採掘した鉄鉱石などを砕いたりして出る ...
続きを読む »東西南北
ここのところ、ボルソナロ大統領や同大統領が抜擢した大臣たちと異なる見解を語って話題となっているアミウトン・モウロン副大統領が、グローボ紙への取材で「あくまでも政府でなく自分の意見」としながらも、「中絶は女性の権利だ」と語っていたことが明らかになった。この言動をめぐり、熱心なボルソナロ信者の中からは「モウロン氏はコミュニストにな ...
続きを読む »臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(42)
『日本を出る移民は船賃やその他の経費の融資を受け、借金を抱えて渡伯した。外国では水でも汲むようにたやすく金が手に入ると聞いていたからだ。 移民たちは何ヵ月か働けば100円なり、200円なりの借金を返済できると考えたのだ。ところが、現実は逆で、儲けるどころか借金がどんどん膨らんでいったのだ。それに栄養不足や疲労困憊からくる絶望が ...
続きを読む »《汚職ランキング》ブラジルの汚職の少なさは180カ国中105位=テメル前大統領は「事実と異なる」と反論
汚職撲滅に取り組む非政府組織、トランスペアレンシー・インターナショナル(国際透明性機構・本部ベルリン、略称TI)が2018年の腐敗認識指数(CPI)を発表。ブラジルは汚職の少なさ(社会の透明性)が35ポイントと評価され、ランキングが低下。調査180カ国中、105位だった。 CPIは、社会の透明性、汚職の少なさを100から0の ...
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