ブラジルサッカー界の人気選手、ガンソ(29)の国内復帰が有力視されている。 かつては「ネイマールの相棒」として知られ、サントスFCでは「ガンソがゲームを作り、ネイマールが点を取る」というパターンで2011年にはリベルタドーレス杯も制覇した。 その後は期待されてサンパウロに移籍したが、故障が続き、伸び悩んだ。ただ、「走らない ...
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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(32)
「ちょっと、見てくるよ」と叔父にいい、そこを離れて、そのスペースにむけて走った。左右をみると、長い広い廊下が目に入った。廊下の両側にはたくさんのドアがあり、その先に広いサロンがあった。何のために使われるのか、そのときはかいもく分からなかった。建物の奥に進むと、右と左に2階に上がる広い階段があった。 正輝の冒険はここから始まった ...
続きを読む »臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(31)
1912年、リオの公使館の通訳から通達を受けた日本政府も沖縄からの移民を禁止した。少しのちに政府はこれを見直し、ある条件のもとに、沖縄県からの移住を許可した。小学校を終了していること、40歳未満であること、標準語を話すこと(沖縄方言は他の日本人が解せなかった)、結婚生活を三年以上経ていること、家族に養子を加えないこと、女性は入 ...
続きを読む »フラメンゴ=大型補強を立て続けに敢行=DF、MF、FWとセンターラインに代表クラスを揃える
今年のブラジルサッカーマーケットは、いつになく高額の引き抜きが発生している。 サンパウロFCが同じブラジル国内のチーム、アトレチコ・パラナエンセからFWパブロを2660万レアルの移籍金で獲得し、パルメイラスも、エジプトのピラミッドFCからFWカルロス・エドゥアルドを2520万レアルで引き抜いた。 そんな中、地元リオだけでな ...
続きを読む »《ブラジルサッカー》25チームの大口スポンサーだった国営銀行が撤退=重要な収入源を失い、困惑の各チーム
昨年のサッカー全国選手権1部、2部あわせて40チーム中、25チームのスポンサーとなっていた、ブラジルの国営銀行CAIXAが、今年はどのチームともスポンサー契約を更新しないと発表。多くのチームは新規スポンサー探しに苦労している。 CAIXAは、最も広告効果の高い、ユニフォームの胸の部分に社名を入れる契約を25チームと結んでいた ...
続きを読む »《ブラジル》ゲデス経済相=社会保障制度改革案を来週提出=「より厳しい抜本的なものを」=ボルソナロ案の不評を受け=受給開始年齢はいつからに?
パウロ・ゲデス経済相が、より厳しい社会保障制度改革案を来週にも提出する予定だという。先日、ボルソナロ大統領によって提言されたアイデアは政財界の不評を買っており、長期的な展望に立った、より完全な形の提案を行う意向だ。9日付現地紙が報じている。 ボルソナロ大統領が3日に語った説に従うと、男性は62歳から、女性は57歳から、年金受 ...
続きを読む »臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(28)
興味深いことに、外交面で日本は30年間の二つの戦争に勝ったことで、他の強国と肩を並べるようになった。1914年8月3日にドイツがロシアとフランスに、そして、翌日、英国がドイツに宣戦布告したいわゆる第一次世界大戦に乗じて、日本はドイツにアジアの海洋から戦艦の退去を要求した。それを拒否された数日後、ドイツとの戦闘を決定した。 9 ...
続きを読む »新年あけましておめでとうございます
皆様、新年明けましておめでとうございます。 常日頃より、サンパウロ日伯援護協会(援協)に対し、多大なる、ご支援を賜り、篤く御礼申し上げます。 昨年7月には眞子内親王殿下のご臨席の下、日本ブラジル移民110周年記念式典が成功裡に開催されましたが、これを契機に日本との関係も従来の「協力関係」から、共に受益者となる「提携関係」へ ...
続きを読む »《ブラジルサッカー》サンパウロFC、フラメンゴが補強面でリード=パルメイラスなども着々と
現在のブラジルサッカー界は、まだシーズンオフだ。だが、各州の選手権やリベルタドーレス杯が本格化しはじめるまでのこの束の間の間こそが、フロントにとっては最も忙しい時期となる。向こう1年間の戦力補強のための貴重な時期だからだ。ここでは、ブラジルリーグで目立つ補強についてみていく。 このオフに最も積極的な補強を行ったのは、サンパウ ...
続きを読む »臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(27)
その規則にそうために寺内正毅首相が音頭をとり、すでにサンパウロ政府と交渉中だった東洋移民会社と、当時活発に移民事業にとりくんでいた南米移民を合併し、海外興業株式会社(KKKK)を設立した。それは、日本が国家的事業としてブラジル移民をあつかいはじめた第一歩だった。それ以後、移民問題は政府が取り扱うことになった。 結果は目にみえ ...
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