そして1908年6月18日、笠戸丸がサントスに入港した。ブラジル初めての正式な移民が下船したのだ。781名の契約労働者と12人の自由渡航者だった。793人の先駆者のうち324人が沖縄出身だった。1914年まで9回にわたってサントスに着いている。総計1万4892人で、771人が沖縄生まれの人間である。 この陰には、移住事業を盛 ...
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《サンパウロ市》またもアフリカ勢が上位独占=恒例の大晦日ミニ・マラソン
サンパウロ市中央部で12月31日の午前中に毎年開催されるミニ・マラソン「サンシルヴェストレ」が、今回も行われた。 初回サンシルヴェストレは1925年に開催され、2018年で94回目を迎えた。サンパウロ市の伝統行事の一つだ。走行距離は15キロでハーフ・マラソンよりもさらに短いが、それでも国内外から3万人にも及ぶ人たちが参加する ...
続きを読む »コロニア10大ニュース=悲喜こもごもの1年振り返る=眞子さまご来伯、110周年祭典=日系候補大半落選、サ紙廃刊も
ブラジル日本移民110周年記念式典が行なわれた7月をピークに、記念行事が目白押しの1年となった。なかでもハイライトは、3月の皇太子殿下、7月の眞子内親王殿下のご来伯だ。サンパウロ州地方部まで足を伸ばされた眞子さまは、各地で感動の渦を巻き起こした。110周年実行委員会も短期決戦ながら菊地義治実行委員長を中心にしっかりと仕事をした ...
続きを読む »《ブラジル》暑さで販売が好調な扇風機=新規採用の従業員はホクホク
暦の上の夏は12月21日の夜からなのに、20日の最高気温は全州都で30度を超えるなど、暑い春を過ごしていたブラジル。おかげで、扇風機やエアコンが飛ぶように売れている。 全国家電製品製造者協会によると、今年の扇風機の販売数は既に、昨年比5%増しの1千万台を超えている。
続きを読む »《ブラジルサッカー》元セレッソ大阪のパブロ、サンパウロFCに移籍=アトレチコ・パラナエンセのエースがビッグクラブに挑戦
ブラジルサッカー界は、12日にアトレチコ・パラナエンセがスダメリカーナ杯を制し、年内の公式戦が終了した。年明けの1月下旬から各州の州選手権が始まるため、短いオフシーズンに入っているが、この時期は各チーム首脳陣にとって、来期に向けた戦力補強に忙しい時期でもある。そんな中サンパウロFCは19日、今年アトレチコ・パラナエンセのエース ...
続きを読む »東西南北
昨日に続き、次期サンパウロ州選出下議アレッシャンドレ・フロッタ氏(社会自由党・PSL)と社会主義自由党(PSOL)との対決の話を。18日は地域選挙裁判所が各州で当選議員らの認証式を行ったが、PSOLのモニカ・セイシャス次期下議が壇上に上がって書類を受け取ろうとした際、党協力者で政治活動家のジェズス・ドス・サントス氏も一緒に壇上 ...
続きを読む »独断と偏見で選んだ「110周年最大の遺産」
なんと早い1年だったか――予想はしていたが、まさに「アッという間」だった。5月にはトラックストという未曽有の大混乱があり、日本進出企業や日系地場企業も大打撃を受けた。それ以降、6月にサッカーW杯ロシア大会、7月に眞子さまをお迎えして日本移民110周年祭、8月から選挙運動開始。9月にボルソナロ大統領候補が刺され、10月に彼とアダ ...
続きを読む »コロンビア=ブラジル企業のオデブレヒトを断罪=10年間の契約停止と罰金
コロンビアの司法当局が13日、ブラジルの多国籍企業オデブレヒト社に8千億ペソ(約2億5100万ドル)の罰金を科した上、公共事業の受注を10年間禁じたと14日付ブラジル国内各紙サイトが報じた。 この措置は、オデブレヒト社が同国で行った汚職疑惑に関する同国検察庁の言い分を認め、同社を含むコンソーシアムを断罪した後に言い渡された。
続きを読む »《ブラジル》軍政の真相究明に尽力したパイヴァ夫人が死去=AI5の50周年の日に
軍事政権下の1971年に死亡した夫を、行方不明とされ、長年にわたり、真相究明を叫んできたことで知られる、弁護士のエウニセ・パイヴァ氏(89)が13日に死去した。14日付現地紙が報じている。 エウニセ氏の夫でサンパウロ州選出下議だったルーベンス・パイヴァ氏は、64年4月の軍政成立直後に罷免された。 パイヴァ一家はその後、国外 ...
続きを読む »東西南北
13日、サンパウロ大都市圏ABC地区のマウアーで、市長のアチラ・ジャコムッシ容疑者が同市元局長らと贈収賄工作を行った容疑で逮捕された。同容疑者は5月にも逮捕されているが、後任の市長代理が財政破綻を起こしたため、かろうじて市長のクビがつながっていた。警察によると、同市長らは市内の学校の給食や制服をめぐり、九つの企業と不正契約を行 ...
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