ニッケイ新聞 2013年9月21日 中央大学経済学部から鳥居鉱太郎准教授率いるゼミ生10人(3回生9人、4回生1人)が8日に来伯、11日間滞在し当地の経済発展状況の視察や大学との交流を行った。 アジアの昭和史を通して移民に関心を持ったという鳥居教授(53、東京)。当地研究機関との学術交流を中心とした日伯両国の交流活性化を目指 ...
続きを読む »サンパウロ 関連記事
ブラジル政治の基礎歴史=(2)=サンパウロ州の大物マルフの敗退=サルネイの反発で形勢不利に
ニッケイ新聞 2013年9月3日 1985年の大統領選挙は1月15日に議会の議員投票によって行われ、タンクレード・ネーヴェス氏(民主運動党・PMDB)がパウロ・マルフ候補(社会民主党・PDS=軍政擁護政党ARENAの後進)を破って勝利した。得票の内訳はタンクレード氏が480票、マルフ氏が180票で、タンクレード氏の圧勝となった ...
続きを読む »レオニダス生誕100周年=ブラジル初のサッカースター
ニッケイ新聞 2013年9月6日 「ブラジルの歴史的サッカースター」と言えば、誰もがペレの名前を思い浮かべるが、そのペレの登場する約20年前に「ブラジル最初のサッカースター」として注目された名選手がいる。それがこの9月6日に生誕100周年を迎えるレオニダスだ。 「レオニダスが何の先駆だったか?」と訊かれれば、1938年の第3 ...
続きを読む »援協=旧会員への割引は継続=将来的には料金一本化へ
ニッケイ新聞 2013年9月10日 サンパウロ日伯援護協会が、今年7月1日以降に入会した新会員に対し診療割引制度を廃止した件(7日付け本紙で詳報)で、再検討の結果、現行の制度を維持すると発表した。 従来から他の一般病院より1割〜5割程度安い料金を設定し、さらに会員には割引制度を適用してきた。しかし7月、法的な問題を理由に新会 ...
続きを読む »ブラジル書道愛好者展=新企画でモダンな作品も
ニッケイ新聞 2013年9月13日 ブラジル書道愛好会(石川爽香会長)による『第34回ブラジル書道愛好者展』が21、22の両日午前9時から、文協貴賓室(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で開催される。入場無料。 書海誌友、愛知書道会、相良教室など12の書会が共催し、漢字、かな、一字書、近代詩文書 ...
続きを読む »ルーテル教会で癌講演会=無料の診断予約も受付
ニッケイ新聞 2013年9月21日 サンパウロ市リベルダーデ区の日系ルーテルサンパウロ教会(徳弘浩隆牧師)は25日午後1時から、「癌その他の疾病の予防と早期診断キャンペーン」と題し、癌の専門病院「A.C.Camargo」とともに癌予防講演会と無料診断予約会を開く。入場無料。 会場は同教会(Rua Pandia Caloger ...
続きを読む »ブラジル政治の基礎歴史=(5)=若い力に託した89年大統領選=コーロルがルーラ振り切る
ニッケイ新聞 2013年9月6日 1989年12月、国民の長年の願望であった大統領の直接選挙が復活した。民主政復活最初の政権だったサルネイ政権がハイパー・インフレを記録したこともあり、国民の新大統領にかける期待は高かった。 この民主政移管後初の大統領選では、ブラジルの政治史に名を残す政治家たちが次々と名を連ねた。1964年の ...
続きを読む »第2次大戦と日本移民=勝ち負け騒動の真相探る=外山 脩=(81)
ニッケイ新聞 2013年9月19日 司法大臣、大統領も…… 1946年8月10日、司法大臣から、アンシエッタ及びカーザ・デ・デテンソンに拘置中の80名の「国外追放令に、ガスパール・ドゥットラ大統領の許可が下った」ことが、発表された。 追放令は、サンパウロ州政府(社会保安局)の申請に基づく行政処置であった。 州政府 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2013年9月21日 日本からサンパウロを訪れた人たちは、大きなビルや商店街のシャッターの落書きを見て驚く。そして「どうしてこんな事が?」と語り「汚い」と一刀両断である。いや、これはリオでも同じであり、大雑把に言えばブラジルの都市ではどこでも見られる醜悪な風景である。何時頃から始まったのかは、はっきりしないが、3 ...
続きを読む »第2次大戦と日本移民=勝ち負け騒動の真相探る=外山 脩=(86)
ニッケイ新聞 2013年9月26日 映画『南米の曠野に叫ぶ』は、その後、忘れられていたが、驚くことに30年も経った1980年代、ビデオ・カセットになって、コロニアに出回った。次々とコピーされて……。 同時期、円売り問題を含めて、戦勝派史観や関連記事が、その生き残りや理解者によって──コロニアではなく──日本で雑誌、機関誌、新 ...
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