10月31日からの3連休中は雨模様だったサンパウロ州。月末に降った雨でカンタレイラ、グアラピランガの両水系の10月の降水量はなんとか70ミリ台まで上がったが、「前半のあの猛暑がなければもう少しは」といったところか。ただ、この3連休は冷え込んだおかげで、海岸部が海水浴客で溢れる事態は避けられた。例年なら「死者の日」に行われるサン ...
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特別寄稿=日本定住化30周年記念=日本の日系人経営者を紹介=建設業で活躍、茂木真二(もぎ しんじ)社長=社員の8割が日系ブラジル人=日系社会を代表するリーダー=カンノエージェンシー代表 菅野英明
茂木(もぎ)が来日してちょうど30年。東日本大震災では17回も被災地を訪れて支援活動を行い、熊本地震、和歌山・長野の水害など全国規模で被災地への支援と救援活動を行っている。さらに25年間続けている在日日系ブラジル人の福祉、健康、教育、日常生活の支援など、在日ブラジルNPO団体の代表理事として活躍するボランティア活動家として知ら ...
続きを読む »秋の叙勲=多彩な分野から12人受勲=安部元下議、山村氏、ヨコタ氏ら=音楽、交流、金融、学術など
日本政府は秋の叙勲受章者を3日に発表した。ブラジルからは邦人叙勲5人、外国人受勲7人の12人が受勲した。受勲者と功績は次の通り。(敬称略) 【日本国大使館推薦叙勲受章者】 〈邦人叙勲〉 ▽平駒治(89)=旭日双光章=元ブラジリア日伯文化協会会長、元ブラジリア連邦区日伯文化協会娯楽協会会長。1960年に建築分野にお ...
続きを読む »GREEN KIDS=ラップに込めた心の叫び=高橋幸春(東京在住ジャーナリスト)=〈2〉
出稼ぎで来日した日系人の多くの家庭では、ポルトガル語やスペイン語が使われる。当然子供たちも、日本語を話す機会は少ない。団地内でも飛び交うのはポルトガル語やスペイン語だ。 双子の兄弟は地元の小学校入学式の日、自己紹介の順番が回ってきた時、日本語で話すことができずに泣き出してしまった。 容貌も日本人とは異なる。母親は日系人だが ...
続きを読む »東西南北
サンパウロ市地下鉄モノレール15号線の拡張工事が先週から再開された。この線は、モノレール車両をかなり高いところで支える線路と支柱の大きさでかなり目立っていたものの、なかなか工事が進まないため、巨像のような扱いを市民からはされていた。コロナ禍もやや落ち着きはじめたことで、工事が本格的に再開されたか。完成日時は未定だが、この工事の ...
続きを読む »特別寄稿=16世紀の日本人女性奴隷哀史=サルバドールに「女官」いた?=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子
「16世紀ごろに、日本人が奴隷としてヨーロッパ人に売られていた」。このような歴史的事実を、現代日本人がどのくらい知っているだろうか。 去る10月20日付けニッケイ新聞「樹海」拡大版、深沢編集長による「16世紀に南米へ来た日本人奴隷とユダヤ教徒」を読んだ。「南米に渡った日本人奴隷」は深沢氏のライフワークの一つであると拝見してい ...
続きを読む »文協=移民史料館が5日から再開=寄付者優先、要予約で週3日
サンパウロ州政府が外出自粛規制緩和レベルを「5段階中の4段階目」を示す「緑」への引き上げたのに伴い、ブラジル日本文化福祉協会はブラジル日本移民史料館(山下リジア玲子運営委員長)を11月5日から、感染対策を徹底して段階的に再開することを発表した。 コロナ禍で経営が困難になった同館への寄付「アミーゴキャンペーン」に賛同して寄付し ...
続きを読む »在サンパウロ総領事館=11月休館日のお知らせ
在サンパウロ日本国総領事館(桑名良輔総領事)は、11月2日(月)が「死者の日」のため休館する。
続きを読む »《ブラジル》盗み働いた路上生活者殺害=車に縛り付け、市中引き摺り回す
ブラジル北東部マラニョン州で27日、路上生活者を車に縛り付けて引き摺り回し、死体を放棄した事件の容疑者2人が逮捕された。 同州州都サンルイス市プライア・グランデ区にある統合ターミナル前で男性の遺体が発見されたのは5月17日。その後の調査で、死亡したのは路上生活者のカルロス・アルベルト・サントス氏(36)である事が判明した。 ...
続きを読む »《ブラジル》国民皆保険制度を大統領令で民営化?=国民の不満爆発で撤回「コロナの最中に」「憲法違反」
ボルソナロ大統領は28日、国民や医療団体からの猛烈な反対を受け、前日発表した統一医療保健システム(SUS、国民皆保険制度)を民営化するための大統領令を撤回した。28、29日付現地紙、サイトが報じている。
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