ニッケイ新聞 2013年5月1日 サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)の定期総会が20日にあり、50人の正評議員から5人の役員が選ばれた。同日開かれた会議には32人が出席し、満場一致で決定した。 新会長には第一副会長だった加藤英世氏が就任し、会長だった大原毅氏は第一書記に就任した。 選ばれた5人の役員は次の通り(敬称略) ...
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ニッケイ新聞 2013年5月1日 レストラン強盗に襲われる日本食店。4カ月で6件というのは、かなりの割合だろう。サンパウロで日本食が市民権を得たのは歓迎したいが、高級というイメージがデメリットになった形だ。もちろん襲われているのは、お金持ち地区のシックなレストランばかり。報道された新聞を見ると、リベルダーデの被害は全くない。強 ...
続きを読む »ブラジルに於ける茸栽培の沿革と一考察=野澤弘司=(10)
ニッケイ新聞 2013年5月1日 現在では想像もおぼつかない経緯を経て、将来のキノコ村建設の礎となる、台湾からの労働力と技術移転の構想は、公的機関からの何等の干渉も支援も受ける事も無く、予想外の短期間で円滑に、瓜生農場に隣接したモジ市郊外のボツジュル地区に誕生した。 今、回想するに例え30家族に過ぎない植民地ではあるが、もし ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2013年4月30日 25日の歯科医殺人事件の犠牲者シンチア・マガリ・モウリーニョさんの葬式は26日に行われたが、母親のリソレイデさんは「どうして1人の人間に対してこうも残酷になれるのか」と悲しみ、父親のヴィリートさんもブラジルの少年への刑罰の甘さに疑問を投じている。シンチアさんは結婚もせず、年老いた両親と精神障 ...
続きを読む »ブラジルに於ける茸栽培の沿革と一考察=野澤弘司=(9)
ニッケイ新聞 2013年4月30日 台湾系移民の誘致とキノコ村の創設泥壁と土間で出来た空調設備の無い菌舎での栽培は、11月から翌年3月迄の夏場は高温の為、キノコの発生は極く僅かとなり、発生しても雑菌やキノコ蝿にやられて商品にはならず休業した。その間は専ら種菌作りや菌舎の修理に、また南米各地への旅行に費やした。渡航費も無いのにわ ...
続きを読む »連載小説=移り住みし者たち=麻野 涼=第64回
ニッケイ新聞 2013年4月30日 この実を一度水にさらし、表皮を取って乾燥させたものが白胡椒になり、そのまま表皮ごと乾燥させれば黒胡椒になる。 「忙しい時は、実を踏みながら台所で夕飯の用意をしたこともあったよ」 彼女も必死に働いたが、聖ステパノ農場の崩壊を食い止めることはできなかった。結局、彼女がトメアス移住地にいたのは一 ...
続きを読む »春の叙勲、6人が受章=それぞれの功績を紹介=本紙に喜びの声寄せる
ニッケイ新聞 2013年4月30日 日本政府による「2013年度春の叙勲」受章者が発表された。今年はブラジリア大使館およびサンパウロ、リオ、クリチバ各総領事館館内から、山口仁也、宮尾進、小野享右、白石一資、本間晃、本条勝正の6氏が選ばれた。 サンパウロ人文科学研究所の顧問を務める宮尾進さん(82、長野、旭日双光章)=サンパウ ...
続きを読む »非日系の愛好家が企画=盆栽展、オザスコとサンパウロ市で
ニッケイ新聞 2013年4月30日 非日系人を中心とした盆栽愛好家による『第1回盆栽展』が来月、サンパウロ、オザスコの2市で開催される。入場無料。 ◎オザスコ=4、5日午前8時〜午後8時、パチオ・オザスコショッピング内(Avenida dos Autonomistas, 896, Vila Yara)。 ◎サンパウロ市=11、 ...
続きを読む »ブラジルに於ける茸栽培の沿革と一考察=野澤弘司=(8)
ニッケイ新聞 2013年4月27日 醗酵した馬糞のビン詰め培地を、五右衛門風呂宜しき底蓋の下迄水を張ったドラム缶で、連続3日間、薪を焚いての蒸気殺菌後、放冷3日間の間欠殺菌を2回繰り返し培地とした。次に予め試験管培養した原菌をビンに入った馬糞培地に、メスで一掻き接種して一次拡大培養種菌とした。種菌の製造は夏場の仕事だったので、 ...
続きを読む »流行中! デング熱にご注意を=サンパウロ市でも患者数急増=水分補給し、医療機関へ=アスピリン使用にも注意
ニッケイ新聞 2013年4月27日 今年のデング熱患者が昨年の4倍弱とブラジルメディアで報道された。流行宣言が出たのは海岸部6都市のみだったが、日伯友好病院に問い合わせたところ、今年に入ってからの患者数は16、47、99と増加、4月23日の時点で136人が病院で治療を受けている。肌寒い日が増えてきたものの、まだまだ予断を許さな ...
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