ニッケイ新聞 2011年7月14日付け 日系初の連邦下院議員だった田村幸重さんが11日午前8時、アクリマソンの自宅から病院に運ばれる途中、心筋梗塞のため亡くなった。享年96。 サンパウロ大学、ブラジル陸軍大学卒。48年にあった戦後初の選挙でサンパウロ市議、50年サンパウロ州議、54年には連邦下院議員に当選、69年まで4期を務 ...
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大耳小耳
ニッケイ新聞 2011年7月14日付け 赤嶺エンジ司教の叙階式には、立正佼成会ブラジル教会の永嶋一弥教会長と同教会会員の女性2人が訪れていた。サンパウロ大司教区のオディロ・シェレー大司教から招待状が届いたといい、「とても感激し、尊敬する。日系人がキリスト教を伝える立場に立ったのは、世界平和を考えると意義深い」と喜んでいた。永嶋 ...
続きを読む »低体温症で3人が死亡=病院が患者を不当に扱い
ニッケイ新聞 2011年7月13日付け サンパウロ州内陸部ソロカバ市に本部があるヴァレ・ダス・オルテンシアス精神病院ピエダーデ分院で、少なくとも2人の患者が寒さで凍え死んだとの通報が病院職員からあったと11日付G1サイトが報じている。 患者をぞんざいに扱っていたとして連邦政府人権局が調査中の病院は、山頂に近く、極めて寒い所に ...
続きを読む »派遣費用の高い都市ランキング
ニッケイ新聞 2011年7月13日付け マーサー・コンサルティング・マネジメント社が発表した、駐在員の派遣維持費が最も高い都市ランキング50に国内3市がランクインしていると12日付エスタード紙サイトが報じている。ランキングは、国外に派遣した職員の生活費などに多国籍企業が出す費用に基づくもの。サンパウロ市は前年比11ランクアップ ...
続きを読む »特別寄稿=私のモラエス=「サウダーデ」を巡る移民側からの随想=中田みちよ=(上)
ニッケイ新聞 2011年7月13日付け 1899年から14年間、神戸の在日ポルトガル領事館の総領事などを務めたヴェンセスラウ・デ・モラエス(リスボン生れ、1854—1929年)は軍人、文筆家としても知られる。著書には『おヨネとコハル』『日本精神』『徳島日記』などがあり、芸者おヨネと共に暮らし、彼女の死後は職を辞して、ヨネの故郷 ...
続きを読む »2人が訪日研修へ出発=日語教師基礎I閉校式
ニッケイ新聞 2011年7月12日付け ブラジル日本語センター(谷広海理事長)で22日、「2011年度JICA日本語教師基礎ISPコース」閉講式が行なわれた。 同センターでの2カ月弱の研修を終え、先月24日に2人の研修生、当山アルトゥーロさん(ペルー・リマ、28)、柳原ジェシカ夕紀さん(24、南麻州ポンタ・ポラン市)が次の研 ...
続きを読む »茨城県人会創立50周年=先没者慰霊祭、敬老会を=母県から山口副知事迎え=8月21日
ニッケイ新聞 2011年7月12日付け 在伯茨城県人会(小林操会長)は8月21日午前10時から、同会創立50周年を記念し、敬老会をかねた先没者慰霊祭を同会館(Rua Bueno de Andrade, 756)で開く。 5月11日に記念式典が予定されていたが、東日本大震災の発生で橋本昌知事ら慶祝団の来伯が中止となったことから ...
続きを読む »サンパウロ市=1日70件の交通トラブル=市民の4%は短気な性格
ニッケイ新聞 2011年7月12日付け サンパウロ市の交通渋滞が車の増加に伴って激しさを増すのに比例し、増えているのが交通トラブル。軍警が1日に受ける3万5千本の通報のうち約70本は交通トラブルによるもので、20分に1本の割になると10日付フォーリャ紙が報じている。 同市内の自動車登録台数は既に700万台を超えたが、道路の整 ...
続きを読む »TAV入札=応札は一社もなく終了=規定見直し迫られる政府
ニッケイ新聞 2011年7月12日付け リオデジャネイロ市とサンパウロ市、カンピーナス市を結ぶブラジルで初めての高速鉄道プロジェクト(TAV)の入札が、予定通り11日に行われたが、同プロジェクトに対する応札企業やコンソーシアムが全くない状態で終了した。これにより政府は、7月29日に開札予定だった入札を再延期する必要があると同日 ...
続きを読む »マンガ・ラルガ=新教最古の日系教会=エピスコパウ建立82周年
ニッケイ新聞 2011年7月12日付け サンパウロ州沿岸部レジストロ市の中心から約20キロ離れたマンガ・ラルガ地区に在るアングリカーナ・エピスコパウ教会は、6月12日に建立82周年を祝った。1929年6月11日に落成式が行われたこの建物は、エピスコパウ教会(新教)の中では、日系人がブラジルで建築した最初の教会である。 現在信 ...
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