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サンパウロ 関連記事

アマゾンを拓く=移住80年今昔=【ベラ・ビスタ編】=5回=地元教育に献身、大谷三枝子さん=最高齢橋本さん「ここはいいとこ」

ニッケイ新聞 2009年6月13日付け  ベラ・ビスタ移住地カルデロン地区には、日本人の名前をつけた公立学校がある。  「エスコーラ・ムニシパル・ドナ・ミエコ」(一九八四年創立、生徒数四百人)だ。  「最初は十五人くらいで始めた。寺子屋みたいなもの」と話すのは、同校の創始者、大谷三枝子さん(58、福島)。  五三年九月、第一陣の ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2009年6月13日付け  あの笠戸丸がサントス港14番埠頭に着岸したときに上塚周平は好きな俳句を詠む。その一句に「ブラジルの初夜なる焚火祭りかな」があり、移民が詠んだ最初の句とされる。瓢骨の号をもつ上塚周平がカトリックだったのかどうか?この「焚火祭り」は24日のサンジョアン祭などの大焚火であり、奥ソロのピラポジン ...

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日伯論談=第7回=ブラジル発=デカセギ現象の回顧と展望(上)=渡部和夫=子供の教育責任は誰に

2009年6月13日付け  すでに多くの専門家が、各々の経験に基づいた知見をこの欄に書いた。世界同時不況によって多くの在日ブラジル人が失業状態にあり、相当数(五~八万人)が一定期間に帰伯するだろう。  しかし、それでもかなりの者が日本に残る。長期的展望の下、定職を持ち、家を買い、子供を学校に通わせている。二宮正人CIATE理事長 ...

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軍政以来の構内抗争発生=軍警と職員、学生らが衝突=職員らのスト続くUSPで

ニッケイ新聞 2009年6月11日付け  五月初めから職員ストが続き、一日に構内の軍警駐留も始まったサンパウロ総合大学(USP)で九日、軍警と学生、職員らの衝突が起きた。  十日付伯字紙や、九、十日付G1サイトなどによると、九日の混乱は、軍警退去などを求める職員や学生の抗議行動終了間際、本部棟に向かおうとした一部学生や職員が数人 ...

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砂嵐が北伯に大雨を=大西洋岸と熱帯雨林に影響

ニッケイ新聞 2009年6月11日付け  科学誌「ネーチャー・ジオサイエンス」五月号は、サハラ砂漠の砂嵐が大西洋を横断し、アマゾンなどの熱帯雨林に直接、予想外の降雨をもたらしたとする調査結果を発表と十日付けエスタード紙が報じた。  砂嵐は毎年二月から四月、サハラ砂漠上空に上り、アフリカ大陸から大西洋へ移動、南米大陸へ上陸する。そ ...

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盛和塾が初の公開講座=日系社会盛り上げたい

ニッケイ新聞 2009年6月11日付け  盛和塾ブラジル(稲盛和夫塾長)は十六日午後七時から九時まで、地下鉄プラッサ・デ・アルボレ駅近くの専用事務所(R.Orissanga26,Sala63)で初の公開講座を開催する。参加無料。当日は同塾の紹介、塾生による体験発表二題、塾長ビデオ、懇親会などが行われる。PANAMEDICAL社の ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2009年6月11日付け  脱亜入欧の掛け声華やかかりし明治初期、文部大臣にもなった森有礼は「日本語を廃止し、英語化すべき」と主張した。戦後の昭和二十一年、小説の神様といわれた志賀直哉も「国語フランス語化論」を唱えたのだから驚く。日本が大きく揺れた時期だが、碩学たちは日本語の難解さをある種の弊害と感じていたのだろう ...

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孫の活躍ブラジルから見守る=サッカー=日本代表の闘莉王選手=感涙の祖母、照子さん

ニッケイ新聞 2009年6月10日付け  【共同】サッカーの日本代表が四大会連続でワールドカップ(W杯)出場を決めた六日のウズベキスタン戦で原動力となった日系三世の田中マルクス闘莉王選手。この日、同選手の生まれ故郷サンパウロ州パルメイラ・ドエスチでは、テレビ中継を見守った祖母が仏壇に手を合わせて感涙にむせび、知人らは「わたしたち ...

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アマゾンを拓く=移住80年今昔=【ベラ・ビスタ編】=第3回=石崎矩之さん「絶望だった」=4俵蒔いて、収穫7俵=〃消えた〃携行資金

ニッケイ新聞 2009年6月10日付け  「絶望でした」――。第二陣として一九五四年六月に入植した石崎矩之さん(74、熊本)は当時の心境を回顧する。  「何を植えてもほとんど芽が出ない。出ても数日で枯れる。そもそも技術的な指導者が誰もいない。四俵の籾を蒔いて、刈り取れるのが七俵―。食えないですよ」  入植間もなく、四十肩のせいか ...

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「百年の水流」ポ語版刊行=著者外山氏「コロニアの歴史知って」

ニッケイ新聞 2009年6月10日付け  二〇〇六年に刊行され、二千五百部を販売、コロニアのベストセラーとなった『百年の水流』(外山脩著)のポルトガル語版「Cem anos de aguas corridas da comunidade japonesa」(三千部、翻訳・林慎太郎、六百頁)が五月末に刊行された。  日系各書店、ブ ...

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