ニッケイ新聞 2009年5月29日付け 駐ブラジル日本国第三代公使の杉村濬(ふかし)をブラジル移民政策へと駆り立てた背景には何があったのか――。 杉村公使は一九〇五年四月にリオ州ペトロポリスに着任早々、ミナス・ジェライス州とサンパウロ州を視察し、「南米伯剌西爾国サンパウロ州移民状況視察復命書」「伯剌西爾移民事情 附・貿易状況 ...
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大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年5月29日付け 日本将棋連盟の奨励会所属で〇六年からサンパウロに滞在、コロニアの将棋愛好者では有名な存在だった浅野大介さん(15)が帰国することになったそうだ。父親の駐在でブラジル滞在中は将棋連盟の各大会に参加し、軒並み優勝をさらった浅野さん。帰国にあたって将棋関連の本を同連盟に寄付したという。「ありが ...
続きを読む »足反射区療法「独習法」=澁谷秀一さんが考案
ニッケイ新聞 2009年5月28日付け 北京中医薬大学日本分校で足反射区療法を学び、日本で三十年間の治療経験を持つ澁谷秀一さん(84、東京、サンパウロ市在住)が、同療法の「独習法」を考案したとして本紙を訪れた。 足反射区療法とは、第二の心臓といわれている足にある急所を指圧し、血行改善や自然治癒力の活性化につなげる療法。 澁 ...
続きを読む »聖公会=恒例の慈善バザー=6月6日
ニッケイ新聞 2009年5月28日付け 聖公会サンパウロ聖十字教会(伊東宏主教)は六月六日正午から午後三時まで、恒例の「慈善バザー」をヴィラ・マリアーナ区の同教会(ボルジェス・ラゴア街172番、地下鉄サンタクルス駅から徒歩三分)で開催する。 第二十九回目となる今回も、中古衣類や日本語の中古書籍を販売するほか、日本食も用意して ...
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ニッケイ新聞 2009年5月28日付け TVレコルデが二十六日、日本の警察活動などを取材した。東京新聞が報じた。刺股(さすまた)を使っての容疑者を取り押さえる逮捕術や柔道、剣道の練習を撮影した。取材に応じたのは、東京・多摩署の石井孝副署長。日本の交番制度普及のため、二〇〇六年九月から昨年三月まで、JICAの制度でサンパウロに派 ...
続きを読む »ピニェイロスの蚊は大きく丈夫
ニッケイ新聞 2009年5月27日付け サンパウロ総合大学生物医学研究所が、サンパウロ市ピニェイロス川周辺の蚊は大型で殺虫剤への耐性も強いと発表した。二十六日付フォーリャ紙によれば、生活廃水による汚染度が高く、水が滞る場所も多いためで、化学物質にさらされる環境で発生する蚊の実態解明で、散布薬剤の交換の他、川岸の草地整備や流れの ...
続きを読む »渡部和夫氏の功績称え=「ブラジル民事訴訟の変遷」=USP法学部教授らが執筆
ニッケイ新聞 2009年5月27日付け 学術書「ブラジル民事訴訟の変遷」の刊行記念式典が二十日午後七時から、サンパウロ市ラルゴ・サンフランシスコのサンパウロ大学法学部ヴィスコンデ・デ・サンレオポルド広間で開催された。同書は元サンパウロ州高裁判事で同大法学部教授、弁護士の渡部和夫氏を顕彰するため同学部教授らによって執筆されたもの ...
続きを読む »将棋連盟=60人参加で王将戦大会=優勝は安部和夫五段
ニッケイ新聞 2009年5月27日付け ブラジル将棋連盟(奥田定会長)主催の「第三十七回王将戦大会」が二十四日、リベルダーデの同連盟会館で行なわれた。 今大会には六十人が出場。ミナス州やリオ、クリチーバ、ソロカバなど遠方からも多数訪れた。 五段以上の王将戦では、サンパウロ市の安部和夫五段が優勝。また非日系の愛好者でサンカエ ...
続きを読む »アマゾン移住80周年=西部アマゾンでも準備着々=官民一体の祭典目指し=錦戸実行委員長「ようやく具体化」=島唄の宮沢氏が公演=Vアマゾニアにジュート記念碑
ニッケイ新聞 2009年5月27日付け 【マナウス発=堀江剛史記者】西部アマゾン地区(アマゾナス、ロライマ、ロンドニア、アクレ四州)による日本人アマゾン移住八十周年記念祭典実行委員会(錦戸健委員長)の主催事業(予算総額二十二万レアル)が具体化してきている。同委員会は商工会議所、西部アマゾン日伯協会、在マナウス日本国総領事館が主 ...
続きを読む »寄稿=『百年目の肖像』を読んで=駐キューバ特命全権大使=西林万寿夫
ニッケイ新聞 2009年5月27日付け ニッケイ新聞社が四月に発行した日本移民百周年記念写真集「百年目の肖像~邦字紙が追った2008年」に対し、このほど、在サンパウロ日本国総領事として百周年に関わった西林万寿夫・現駐キューバ日本国大使から感想が寄せられた。以下掲載する。 五月の初め、サンパウロの武田幸子副領事からメールが届い ...
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