野口英世が米国に戻ってすぐ、同24年に「同仁会」という日本人医師会が組織された。日系医療・福祉団体の始まりだ。 それが中心になって全移民の悲願として日本病院(現サンタクルス病院)の建設計画が1930年代に進められ、今から81年前、1939年4月29日に落成式が行われた。戦前に作られた最初の本格的な日系病院であり、それだけ昔か ...
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モジ文協=第2回すき焼き祭り8月8日=ドライブスルーで大好評=写真=すき焼きセット
サンパウロ州モジ市にあるモジ・ダス・クルーゼス文化協会(津田フランキ会長)は、早くも第2回「ドライブスルーすき焼き祭り」を8月8日に開催することを決めた。 津田会長(三世、52歳)は、「6月27日に開催した第1回では、230セットを販売することができました。このコロナ禍に購入していただき本当にありがたいです。いよいよ真冬にな ...
続きを読む »新在サンパウロ総領事に桑名良輔氏=駐メキシコ大使館の現公使
7月末に帰朝する野口泰前在サンパウロ総領事の後任として、在メキシコ日本国大使館公使の桑名良輔氏(58、神奈川県)に6月28日付で辞令が発令された。着任は8月初めとのこと。 桑名新総領事は、1986年4月に外務省に入省し、これまで98年7月に駐米日本大使次官、2001年12月に駐チリ日本大使館次官、02年4月駐チリ日本大使館一 ...
続きを読む »東洋街=一茶、寿し安、店内営業再開=「お店で出来立てをどうぞ!」=念入りに防疫対策、持ち帰りも
「やっと店内営業が可能になったので、6日から店での飲食を解禁しました。政府指定のコロナ対策は全て徹底しています。以前のようにご来店を」―「居酒屋一茶」の原口マルガリーダ店主はそう勧めた。サンパウロ州政府が段階的緩和措置を行い、7月6日から条件付きで飲食店を開放出来るようになったため、サンパウロ市リベルダーデ区の日系レストラン「 ...
続きを読む »日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(9)=野口英世も黄熱病の研究に来伯
宮嶋はブラジル国内でも日本移民排斥の動きが始まっていると警告し、《北米の例にならって二三の衛生家は日本人には寄生虫がある。こういう人間は好ましくないという声を高めてきたのであります。それゆえに日本人の十二指腸虫をどうして除いて宜しいか、ブラジルにおいても日本人の寄生虫病に罹っている者の割合が多いというので、移民の衛生状態を調べ ...
続きを読む »離任のご挨拶=在ブラジル防衛駐在官 1等陸佐 溝田繁久
本年7月、約3年間のブラジル勤務を終え離任するにあたり、皆様にご挨拶申し上げます。 私は2017年6月、第2代目の在伯日本国防衛駐在官として着任し、日伯の防衛分野での交流を深めるよう努めて参りました。 実は防衛分野での日伯交流は長い歴史があり、1965年以降、海上自衛隊練習艦隊がブラジルに11回寄港(直近は2015年)して ...
続きを読む »特別寄稿=ウイルスとの共生=モジ市在住 野澤由紀子
外出自粛という時代になって、私は再びウイルス感染症という言葉を思い起こし、本棚を見上げました。 それは数年前、東京の本屋で偶然手にした 山内一也氏の著書『キラーウイルス感染症』(ふたばらいふ新書)の本でした。新書は持ち易いのと、南米に移住した我々がウイルスとの共生について、もっと知っておかなければと言う思いがあったのです。 ...
続きを読む »《サンパウロ州》語学学校など授業再開へ=緩和レベル3地域で
13日、ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事(PSDB)は、15日間以上緩和レベル3(黄)だった地域に限り、高度な技術を学ぶ実技授業を制限付で再開することを発表したとエスタード紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》労組大物パウリーニョ氏捜査=選挙時の不正献金疑惑で
14日、サンパウロ市とブラジリアで連邦警察によるラヴァ・ジャット作戦が敢行され、労働組合「フォルサ・シンジカル」会長でもあった、政党「連帯」党首のパウリーニョ・ダ・フォルサ連邦下院議員の捜査が行われた。14日付現地サイトが報じている。
続きを読む »東西南北
サンパウロ市で起きた、51歳の黒人女性をうつ伏せにして、軍警が首を踏みつけて動けなくしていた事件は、「ブラジルのジョージ・フロイド事件」として全国的に強い怒りを買っており、軍警側もことを重く見ている。軍警広報のオスマリオ・フェレイラ氏は「ジョージ・フロイド事件の場合、取り締まりのやり方自体は間違ってなかったが、担当警官の行き過 ...
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