ニッケイ新聞 2008年4月1日付け 一九世紀末のブラジルに約四年滞在、帰国後にブラジル公使館(一九二四年に大使館に昇格)の通訳官として勤務、移民関係の公文書作成に携わり、葡和・和葡語辞典を編纂した大武和三郎氏(一八七二~一九四四)を紹介する常設コーナーがブラジル日本移民史料館(七階)に完成、二月末から公開されている。 設置 ...
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大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年4月1日付け 日本移民史と重なりながらブラジルでの歴史を刻んできた本門佛立宗。現在は日本から教務(僧侶)を派遣することはなく、全伯十七人の教務全員がブラジル人、うち八人が非日系だ。信者も全体の二割が非日系、中でもクリチーバでは日系の信者はほとんどいないという。お経も日本語とポルトガル語の〃混合〃。百年の ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年4月1日付け サンパウロ市の市長選には、前サンパウロ州知事のアウキミン氏と現市長のカサビ氏が共に立候補することになりそう。現観光大臣のマルタ氏は、現職でやりたいこともたくさんあるし、サンパウロも愛していると言っていたが、最終的にはどうするか。最新調査ではマルタ氏二九%、アウキミン氏二八%、カサビ氏一三% ...
続きを読む »高齢者問題=援協福祉部相談で最多=家族が介護に疲れて=老人ホーム入居優先=順位によって受入れ
ニッケイ新聞 2008年4月1日付け 日系社会の「よろず相談所」といえば、サンパウロ日伯援護協会の福祉部。内容は、浮浪者の世話から生活、困窮家族、児童、就職、結婚、医療、精神障害、年金、法律、身分証明書、葬式などさまざま。最近はどんな相談が寄せられているだろうか。 「もっとも多いのは高齢者問題です」。福祉士の八巻和枝部長によ ...
続きを読む »笹田道子氏
ニッケイ新聞 2008年3月29日付け 桐塑人形(とうそにんぎょう)作家の笹田道子さんが二十六日午後二時ごろ、脳内出血のためサンパウロ病院で死去した。享年八十五歳。 今月十八日午後、サンパウロ市内で車にはねられ、同病院に入院、治療を続けていた。 一九二二年にサンパウロで生まれた笹田さんは、十九歳まで日本で暮らし、帰伯。戦後 ...
続きを読む »日本政府がようやく本腰=世界に向け文化・言語の発信=教育拠点3年で100カ所に=海外交流審議会の答申受け
ニッケイ新聞 2008年3月29日付け 世界における日本語教育に、ようやく政府が本腰を入れ始めた。今年二月に発表された日本の海外交流審議会(外務大臣の諮問機関)の答申(二十頁)には、「主要国は積極的に海外における自国語普及を図り、文化交流事業を展開しており、また、自国の魅力を発信するための予算を増加させるなどの取り組みを強化し ...
続きを読む »査証班の港領事が帰国=在日ブラジル人の定住化を実感
ニッケイ新聞 2008年3月29日付け 在サンパウロ日本国総領事館の査証班、港偉夫領事が四月三日に帰国するにあたり、後任の高橋穣(みのる)領事と共に来社した。 〇六年四月に赴任した港領事は丸二年になる。今年に入って次々にブラジル社会側から百周年を祝う行事が行われているのを見て、「これだけ認められているのは、先人が苦労されたお ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年3月28日付け 十日からサンパウロ市オズワルド・クルース病院に入院していたジャーナリストのセルジオ・デ・ソウザ氏が、二十五日未明に多臓器不全で亡くなった。享年七三歳。一九五八年にフォーリャ・デ・サンパウロ紙でジャーナリストとして働き始め、その後、雑誌レアリダーデやカーロス・アミーゴスの発行を手がけた。 ...
続きを読む »援協福祉センター建設を支援=チャリティショー=迫る「日本芸能の祭典」=芸能関係物故者も追悼=出演団体20=8時間のステージ
ニッケイ新聞 2008年3月28日付け 【既報関連】サンパウロ日伯援護協会福祉センター支援チャリティショー「日本芸能の祭典」―日本の伝統芸能をあなたに!―が、予定どおり四月十三日、文協大講堂で開催される。主催はブラジル浪曲協会(福本千賀人会長)、文協、援協などコロニア七団体が後援、出演の協力団体は二十。およそ八時間の豪華なステ ...
続きを読む »今週末の催し
ニッケイ新聞 2008年3月28日付け 土曜日 日本語センター総会、二十九日午後二時、同センター。 □ 老ク連親善ビンゴ大会、二十九日午前十時~午後三時、同連センター(Dr・シケイラ・カンポス街134)。 □ サンパウロ日伯援護協会総会、二十九日午前十時半、文協ビル展示室。 □ アート展「 ...
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