サンパウロ 関連記事

　スペイン風邪の時、ブラジルの病死者で一番有名なのは、１９１８年の大統領選挙で当選したロドリゲス・アルヴェスだ。１１月から就任するはずだったが、病のために就任できなくなり、翌年１月に亡くなった。 　大統領代行を務めたデルフィン・モレイラは、伯国史上初の大統領代行になった。 　アウヴェスは１９０２～０６年まで第５代大統領になってお ...

　６月２５日にボルソナロ大統領から次期教育相の指名を受けたばかりのカルロス・アルベルト・デコテッリ氏が、相次ぐ経歴詐称の発覚により、６月３０日に辞表を提出。指名からわずか５日間、正式な就任式をする前だった。これで教育相選びが振り出しに戻った。１日付現地紙が報じている。

　６月３０日から１日未明にかけてブラジル南部で発生した爆発的サイクロン（ciclone bomba）の影響を受け、多数の家屋倒壊の被害に加え、１０人の死者を出した。リオ、サンパウロ両州でも多数の倒木を引き起こし、街路分断、各地で停電被害に見舞われた。 　これは温帯低気圧（Ciclone extratropical）の一種。南極か ...

　１日、サンパウロ市をはじめ全国的に、食事の出前を行う携帯アプリの配達員たちによる初めての大型ストが行われた。同日付現地サイトが報じている。

　サンパウロ州政府は３月からインフルエンザ予防接種を始めていたが、今月から対象が全員に拡大したので、誰でも接種できるようになった。

　最新のダッタフォーリャ世論調査によると、新型コロナウイルスに伴う緊急支援金を受けている層においても、ボルソナロ政権の評価が意外と低いことが分かった。「悪い」と思っている人が４９％もおり、「良い」と思っている人の２６％の倍近くいることがわかった。さらに、彼らの６１％が「ボルソナロ大統領自身がコロナの事態を悪くした」と考えているこ ...

　ブラジルの新型コロナウイルスの感染拡大は、まったく終息の気配をみせない現状だ。だが、ブラジル日本移民史は開拓の歴史だが、ウイルスのような感染症との戦いの連続だった。戦前の南米は熱帯性感染症の巣窟と見られており、温帯で生まれ育った日本移民にとってはＤＮＡにまったく耐性のない病原体とのむき出しの格闘だ。日本移民１１２周年というタイ ...

　サンパウロ市のジャパン・ハウス（ＪＨ、エリック・アレシャンドレ・クルッグ館長）が、クアレンテナ（検疫）に対応してオンライン上で様々な日本文化を紹介する「＃ＪｈｓｐＯｎｌｉｎｅ」を引き続き開催されており、７月１０日までのスケジュールを紹介する。 ▼７月１日（水）「美食：藍染・カフェ茶房未来の両シェフによる特別レシピ」 ▼２日（木 ...

　【既報関連】新型コロナウイルスの感染拡大が続き、感染者数が１４０万人を越え、死者数も７月１日には６万人の大台を超えることが確実になった。だが、政界ではコロナ感染症の大流行で私腹を肥やす汚職行為があった事を示す動きも続々と出ていると６月２９、３０日付現地紙、サイトが報じた。 　６月３０日夜の保健省発表では死者１２８０人（計５万９ ...

　昨日付本欄でも報じた新教育相に指名されたカルロス・アルベルト・デコテッリ氏の学歴詐称疑惑に続報があった。まずはアルゼンチンのロザリオ大学とドイツのブッペルタール大学からの反論を受け、デコテッリ氏が履歴書から博士号の記載を外していた。その矢先に、国内のジェツリオ・ヴァルガス財団（ＦＧＶ）からも「当校で教鞭をとった事実はない」と指 ...