2007年8月31日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十日】ブラジル国内で金持ちが貧乏人より十倍消費する。ブラジル地理統計院が二十九日発表した「ブラジル人の消費実態」の中で明らかにしたもので、人口の一〇%を占める富裕層の月間一人当りの消費が一八〇〇レアルなのに対し、四〇%以上を占める貧困層のそれは一八〇レアルとなっている。 ...
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「殺人検事」の復職を承認=同僚かばう組織の体質表面化
2007年8月31日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十日】サンパウロ州検察局特別班は二十九日、二〇〇四年十二月に若者一人を射殺し、もう一人にけがを負わせたタレス・F・スコエドル検事(29)の復職を認めた。また、同検事は身分を終身保障され、検事特権を回復した。月給は一万五〇〇レアル。 同班のメンバー四十二人のうち四十人が ...
続きを読む »軍政批判本を出版=大統領、暗殺など解明に賛同
2007年8月31日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十日】軍政時代の政治犯の取り扱いや失そうなどを批判、追及した本の出版記念会が二十九日、プラナルト宮で開かれ、ルーラ大統領や主要閣僚、上院議長などが出席した。 本は軍政時代の暗殺や失そうを解明する運動を展開している特別グループが出版したもので、ルーラ大統領もこの運動に賛 ...
続きを読む »サンパウロ市環境局が公開討論会
2007年8月31日付け サンパウロ市緑化・観光局は、九月四日午後六時から、バネスパ・スポーツ・クラブ(サントアマーロ通り5655)のサロンで、コンゴニャス空港周辺の環境問題に関する公開討論会を催す。
続きを読む »世界の県人ネットワーク構築を=サンパウロ市で山口県人世界大会=知事、5カ国県人が意見交わす
2007年8月31日付け 世界の山口県人が一堂に集う「第二回在外山口県人世界大会」が二十五日、サンパウロで開かれた。ブラジルをはじめ、世界五カ国六団体から関係者約百人が来聖。二井関成山口県知事も出席して代表者会議、大会式典を行った。二井知事は式典で、在外県人会を「大切なパートナー」と位置付け、「大会を通じ世界に広がる山口県人の ...
続きを読む »カノアの子供に学校を=セアラー州=優勢公社から助成受け=日本のNGOから安藤さん
2007年8月31日付け カノアの子供に学校を=セアラー州=郵政公社から助成受け=日本のNGOから安藤さん セアラー州アラカチ市のカノア・ケブラーダ地区に地元住民のための多目的コミュニティセンターを建設するプロジェクトが始まっている。観光地化の進む北東部で開発の波から取り残された同地区で地域の人材育成を支援する計画だ。日本側の ...
続きを読む »静岡県警から太田警部来伯=訪日警察官にセミナーも=サンパウロ市
2007年8月31日付け JICA(国際協力機構)とサンパウロ州軍警察が連携して行っている技術協力プロジェクト「地域警察活動」の短期専門家として、静岡県警察本部から太田昌志警部(50)が来伯した。 今月九日から二十七日まで滞在し、現在までに州内で導入されたモデル交番の状況、軍警施設等の見学のほか、資料整理などを行った。 二 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年8月31日付け クリチーバは寒かった。摂氏七度だというのだから、たまらない。 しかし、州政府が百周年に協力することを条例に定めた二十八日午後に開かれた記者会見の会場は、外気とうってかわって〃熱い〃ものだった。 高山ヒデカズ下議が教会の説教でならした得意の演説で喝采を浴びれば、記念式典が開かれるローランジャの市長が ...
続きを読む »裏金疑惑=検察、証拠書類を提出=資金提供裏付け=有罪の可能性高まる=本丸は無傷のまま
2007年8月31日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十日】ソウザ検事総長は二十九日、裏金疑惑の裏付けとなる公金横領を実証する証拠書類を最高裁へ提出し、被告人四十人の有罪の可能性が高くなったことを明らかにした。押収した多くの書類の中に、ブラジル銀行から広告代理店DNAへの現金振替証書を発見した。裏金疑惑は茶番劇になると皮肉 ...
続きを読む »不法カジノ店を摘発=潜行捜査後、現行犯で=サンパウロ市
2007年8月30日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】市警は二十七日、サンパウロ市南部モエマ区で不法賭博を営業していたカジノ店を摘発した。密告による通報を受けた当局は、客を装った捜査官を内部に潜行させて現行犯で摘発した。 捜査官二十人が動員され、客として賭博行為をしていた三十人をイタイン・ビビ署に連行した。客らは ...
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