2007年7月26日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】アメリカの住宅産業が不況に陥っていることの経済全体への波及が予想され、先行不安が高まったのが原因で、二十四日の世界株式市場は暴落の気配を見せた。 サンパウロ証券取引所の株価指数は前日比三・八六%安となり、ニューヨークのダウ平均株価は一・六二%安、ナスダック店頭 ...
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サンパウロ市コ空港=航空券の販売禁止へ=飛行時間も2時間内に制限
2007年7月26日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十五日】民間航空庁(Anac)は二十四日、サンパウロ市コンゴーニャス空港の発着遅れが解消され、すでに航空券を入手した人が搭乗し終わるまで、同空港を出発する便の航空券の販売禁止を決定した。 また、同空港を発着する便は飛行時間が二時間を超えてはならないとし、その措置の二カ ...
続きを読む »10万人が2カ月以上スト=世界に類を見ない公務員天国
2007年7月26日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】全国で約十万人に上る連邦公務員が二カ月以上にわたってストを続けており、公務員天国に加えて、世界でも類を見ないスト王国の様相を呈している。 スト職員は三つに大別され、文化省では全員の二〇〇〇人が七十二日間、農地改革院(INCRA)では六二〇〇人のうちの五〇〇〇人 ...
続きを読む »金曜日を公務員の休日に
2007年7月26日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】パラー州知事が公務員に対し、七月の金曜日を海水浴用の任意休日とする州条例を発令したことが話題となっており、公務員特権の乱用との批判も出ている。 この条例により十三日と 二十日に実施され、さらに二十七日を休日とする職員が多い。同知事は、七月はパラー州では夏期に当 ...
続きを読む »東西南北
2007年7月26日付け エコノミスト紙は二十四日、ブラジルの航空管制を「トラブルのトラブル」と報じた。関係機関が原因を分析しているが、政府は度重なる事故にもかかわらず本腰を入れてトラブルに取り組んでいないとみている。航空管制の混乱は、ブラジル・ビジネスへの混乱を象徴し、イメージ・ダウンにつながって、対外的に頼りない国に思われ ...
続きを読む »伯への直接投資過去最高=企業買収が集中=6月に103億ドル余り=1カ月で1年分超える
2007年7月25日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】中央銀行は二十三日、六月におけるブラジルへの直接投資が一〇三億一八〇〇万ドルに達し、月間では一九四七年以来の過去最高であると発表した。これは、一カ月で二〇〇三年の一年分を超える金額である。六月は企業買収が集中的に成立し、投資への動機づけになったもの。中銀は〇七年 ...
続きを読む »事故原因めぐり意見対立=TAM機事故=滑走路か飛行機か?=操縦士ら離着陸ボイコット
2007年7月25日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】サンパウロ市コンゴーニャス空港で十七日に発生したTAM航空A320便の炎上事故で同航空は二十三日、犠牲者は少なくとも一九九人に達するとの発表を行った。 事故原因が取りざたされ、解明が急がれている中で、空港整備公団は滑走路に欠陥はなかったとの当初の見解を崩さず、 ...
続きを読む »航空運賃値上げを示唆=安全第一、利用者も負担を
2007年7月25日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】サンパウロ市コンゴーニャス空港の離着陸削減を発表した三日後の二十三日、政府は同空港の減便に伴って航空運賃を値上げする可能性を示唆した。 ペレイラ空港整備公団(Infraero)総裁は同日、「安全はすべてに優先しなければならない。空 ...
続きを読む »大統領、北部と北東部へ=政府批判から逃れるため?
2007年7月25日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】政府は経済活性化法案(PAC)の一環として、衛生施設および住宅政策を北東部ならびに北部に集中し、その実施扱露式典にルーラ大統領が各州都を訪問することを発表した。 大統領は二十六日からアラカジュー、ジョン・ペッソーア、ナタル、テレジナの各市を訪問、正式発表を行う ...
続きを読む »はびこり続ける汚職=知らん顔する大統領
2007年7月25日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月十九日】ブラジルは指導者不在の政治的不毛の地かと、サンパウロ州地裁のアロイジオ・セーザル裁判長が嘆いた。共和国政治が汚職でまみれている時に国家のモラルを叫ぶ声が、どこからも上がらない。 国家公務員や公社職員は、お役所仕事のノロノロ認可や庶民泣かせストのシステムを築き ...
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