2007年7月21日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】空軍は十九日、TAM航空エアバス機の事故原因を分析したところ、左右主翼の逆噴射装置の不均衡が惨事につながった可能性があると表明した。それは滑走路の停止地点に達しても機体の速度が落ちないので、パイロットが離陸を試みたことから理解できるという。緊急時の離陸は操縦の基本 ...
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中世と戦後日本の「笑い」=日文研の細川教授らが講演=基金
2007年7月21日付け 国際交流基金サンパウロ日本文化センター主催の「国際日本文化研究センター(日文研)教員による音楽と演劇の講演」が、八月二日午後七時半から同交流基金(Av Paulista,37-1andar)で開催される。日文研、サンパウロ大学日本文化研究所が共催。 「サンバの国に演歌は流れる」「シネマ屋ブラジルを行 ...
続きを読む »コンゴーニャス空港=発着本数規制へ=大惨事後ようやく=建設業界、第3の空港提案
2007年7月21日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】サンパウロ市コンゴーニャス空港で発生したTAM航空機の大惨事を受けて、政府は同空港での発着本数を規制することを決めた。目下解明中の事故の原因はさておき、同空港での発着便が密集し過ぎているとの声が高まっているのを受けて、これまでの一時間当り四四便の発着を最高三六便と ...
続きを読む »《日本の心》コンサート=協力券の当選番号発表
2007年7月21日付け 十五日にブラジル日本会議(小森廣理事長)が開催した「《よみがえれ! 日本の心》憩いの園チャリティーコンサート」の協力券の抽選が会場で行われ、次の当選者に景品が届けられた。▼一等=0731番(29インチカラーTV)はサンパウロ市在住のアイコ・ニシさん▼二等=0985番(電子レンジ)はトシオ・ヨコヤマさん ...
続きを読む »伯製ロケットを打ち上げ=実験モジュールは回収できず
2007年7月21日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十日】予定より八日遅れでブラジル製ロケットVSB―30が十九日午前十二時十三分、マラニョン州のアルカンタラ発射センター(CLA)から打ち上げられた。 ロケットは高度二四二キロメートルまで上昇し、十九分以内に降下。六分十二秒間の無重力状態の中、九つの実験が行われ、ラジオ ...
続きを読む »写真展「種をまく」=近代美術館で9月まで=サンパウロ市
2007年7月21日付け 日本の写真家、川内倫子氏の作品展「Semear(種をまく)」が十九日から九月二十三日まで、サンパウロ市イビラプエラ公園内のサンパウロ近代美術館(MAM-SP)で開かれている。 同美術館のブラジル日本移民百周年事業の一環として開催されるもので、ブラジルの日本移民やカーニバルなど、川内氏がブラジル国内で ...
続きを読む »2種目で銀メダル獲得=リオ汎米大会=女子バレーは惜敗
2007年7月21日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】リオ汎米スポーツ大会で十九日、ブラジルは女子バレーボールとカヌー八人乗りがそれぞれ銀メダルを獲得した。金メダルを有望視された女子バレーは世界の強豪キューバと対戦、シーソーゲームを展開して勝機を幾度も手中にしながらも結局2―3で惜敗し、銀メダルに甘んじた。 カヌー ...
続きを読む »汎米大会選手村でコソ泥
2007年7月21日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】リオ汎米スポーツ大会の選手村でコソ泥が横行している。犯人らは選手の部屋を清掃するために第三者の委託業者に雇われた女性で、練習や試合に出場している際に盗み出していたもの。これまでに十人が現行犯で逮捕されている。 いずれも盗品に膨らんだ袋を持っていたのを警備員が不審 ...
続きを読む »東西南北
2007年7月21日付け ウオールストリート・ジャーナルが、惨事は航空管制トラブルと無関係で、ルーラ大統領は責任を免れると報じた。しかし、BBC放送は責任を免れないという。「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」で、ルーラ大統領は責任がないのに、大統領のイメージが惨事から下り坂に入るという。中流階級は大統領を目の仇にしているので、理屈は ...
続きを読む »変貌を遂げる消費生活=外食とマイカー急増=「家庭で料理」は時代遅れ=教育と保健の支出増
2007年7月21日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】ブラジル国内で消費形態が変化を遂げている。外食が増え、自家用車族が急増、ハード製品の購買に走り、教育と保健の出費が顕著となっている。この原因としてインフレの抑制、女性の職場進出、長期月賦の拡大、経済安定による物価の均衡、家庭内での食費の減少などが挙げられている。家 ...
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