2007年5月31日付け サンパウロ日伯援護協会は、二十四日午前十一時半から、本部会議室で五月定例役員会を行った。席上、日伯友好病院による米国からの大きな買い物の報告があった。MRIという医療機器で、脳内血管の詰まりを映し出すという。今後の診療に威力を発揮しそうだ。また援協会員は順調に拡大、五月中に一万七千八百人を超えることが ...
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講演会「ボケないための秘訣」=幸福の科学
2007年5月31日付け 宗教法人の幸福の科学ブラジル支部による講演会「ボケないための秘訣」が、六月三日午前十時から正午まで(日本語のみ)、午後二時半から四時半まで(日・ポ語)、三重県人会館(Avenida Lins de Vasconcelos,3352- Vila Mariana-S.P)で開催される。 同支部は、毎月テ ...
続きを読む »上院議長、本会議で弁明=告発はざん言と=愛人へのお手当ては自費=残された数々の疑問
2007年5月30日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】カリェイロス上院議長(ブラジル民主運動党=PMDB)は二十八日、上院本会議で公共工事における予算交付のあっせん告発に対し反論した。告発は言われなきざん言であり、濡れ衣を着せられたと同議長は糾弾した。女性記者ヴェローゾさんとの婚外交渉は認めたものの、実娘と二人の生 ...
続きを読む »基本金利引き下げの加速を=伯経済について世銀見解=4%以上の成長見込める
2007年5月30日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】「ブラジルは良好な経済環境に身を置いており、この追い風は向う数カ月続くことから、中銀は金利引き下げを短期的に加速させるべきだ」―。世銀(BIRD)は二十八日、「二〇〇七年度グローバル金融と発展」の中でこうした見解を示した。 これに加え、今年の国内総生産(GDP ...
続きを読む »家族計画推進案を発表=避妊ピル価格を10分の1に
2007年5月30日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十九日】政府は二十八日、望まない妊娠を現在より容易に回避できる方策や男性の不妊手術の機会拡大を含む、家族計画推進案を発表した。 避妊対策の柱となるのは、経口避妊ピルの低価格化と販売拠点の拡大。価格は現行の九〇%割引となる、一セット(一カ月分)〇・三レアルから〇・四レア ...
続きを読む »胎児の命を救え!=母親は流れ弾で脳死状態=Sアンドレー市
2007年5月30日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】サンパウロ州ABC地区サント・アンドレー市の州立マリオ・コーバス病院で、医師団が胎内の男児の命を助けるべく懸命の努力をしている。 母親の二十五歳の女性がサンベルナルド市で流れ弾に当ったもので、脳死の状態と見られている。しかし脳死と判断するには補助呼吸器を十分間 ...
続きを読む »東西南北
2007年5月30日付け 上院の野党陣営は、カリェイロス上院議長が抗弁第一ラウンドを辛うじて通過と見ている。第二ラウンドは、カミソリ作戦の一環の宗教裁判が始まることを忘れてはいけないという。ガウタマとの面責に続いて週刊誌ヴェージャとの面責。第一ラウンドはチャン、第二ラウンドはチャン、チャン、第三と第四からはチャン、チャン、チャ ...
続きを読む »伯はいつまで「うすのろ」か=気迫なくぬるま湯にどっぷり
2007年5月30日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙四月十六日】ブラジルを「眠れる巨人」と呼ぶのは間違いだとする論説をエスタード紙が載せた。ブラジルは「うすのろの巨人」だ。何時までうすのろなのか誰も分からないし、永久にうすのろなのかも知れない。これは、国際通貨基金(IMF)の警告である。 経済政策は正しい。財政状況も理想 ...
続きを読む »従来型の雇用形態崩壊=全員痛み分け制度の誕生で
2007年5月30日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】グロバリゼーションに関する国際ゼミが開催された。特に注目されたのは、労働問題の焦点である雇用と被雇用の関係が大きく変化し、新しい労働形態が生まれているということだ。 全員オーナーまたは全員共営者の生産インテグレーション組織が最近の傾向である。ここでは正規雇用も非正 ...
続きを読む »追悼=高野泰久さん=ノンフィクション作家=山根一眞(やまねかずま・東京在住)=「私のブラジル関係著作に厳しい『文化的監視の眼』」
2007年5月30日付け 一九七二年以来、ブラジル訪問は十五、十六回になる。いつもアマゾンが目的地だが、その途上で、決まってサンパウロの高野書店を訪ねるようになった。アマゾンの開拓史や博物誌など貴重資料を求めるのが目的だ。 日本で出版されたブラジル関係の本の多くは絶版となり入手不可能のものが多いが、高野書店にはよくぞここまで ...
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