2007年5月15日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十四日】ベネディクト十六世は十三日、アパレシーダ市で開催された第五回ラテン・アメリカ司教者会議で、資本主義もマルクス主義も私腹を肥やすことに狂奔し、キリストの道から外れたと訴え、訪伯の旅を締めくくった。両主義とも理想社会を約束したが、偽りの思想に過ぎなかった。資本主義は人 ...
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不足する優秀な人材=10年間に人的投資減り=大手企業は自社育成に躍起
2007年5月15日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】ブラジルでは過去十年間に専門技術を有した人材への投資を怠ったことで、優秀な人材難に直面している。カンピーナス大学の研究グループが調査したもので、ルーラ大統領の掛け声とは裏腹に、実態は逆行していると指摘している。 一九九五年にはSシステムと呼ばれる技術訓練所(労働 ...
続きを読む »好況の陰でバブルの懸念=新興国外貨準備増が下支え
2007年5月15日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】新興国の株式市場が活況を呈し、サンパウロ証券取引所(Bovespa)の平均株価指数が五万ポイントを超えて、投資家の間に楽観姿勢が広がる一方、現在の好況にはバブルの可能性があると懸念する声も挙がっている。 市場に対する悲観的観測で有名な米国人エコノミストのロウビー ...
続きを読む »主要滑走路の工事開始=コンゴーニャス空港=157便が運航中止=サンパウロ市
2007年5月15日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】コンゴーニャス空港の主要滑走路の補修工事が十四日から始まるため、一五七便が運航を取り止めることになった。このうち五一機はサンパウロ国際空港(クンビッカ空港)で運航し、一〇六便は工事終了までキャンセルとなる。 補修工事は集中豪雨に対する滑走路の水はけを良くするのが ...
続きを読む »十両入り決めた一番=元若東語る=相撲人生、忘れ得ぬ思い出
2007年5月15日付け ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)は十日、定例昼食会に元関取の元若東(本名黒田吉信さん)を招き、講演会「我が相撲人生と角界」を行った。「堅い話ばかりではなく、趣向を変えた」という今回の講演では、黒田さんが角界でのこばれ話を披露し、会場を笑いで沸かせていた。 黒田さんは、一九七六年サンパウロ生まれ。 ...
続きを読む »全伯短歌、作品募る=6月10日まで2首を
2007年5月15日付け [既報]椰子樹社、ニッケイ新聞社共催による第五十八回全伯短歌大会が、来る九月十日、サンパウロ市のエスペランサ婦人会サロン(文協ビル内)で開催される。椰子樹社会員はもちろん、一般短歌愛好者の参加も歓迎している。主催者は、最近郵便事情がよくないので、作品の応募はできるだけ早く、と呼びかけている。 応募方 ...
続きを読む »■寄稿■=アリアンサ金券見つかる=「アリアンサ移住地八十年史編纂委員会」=矢崎正勝
2007年5月15日付け 一九二七年からアリアンサ移住地内で流通していた、「金券」についての情報提供を呼びかける記事を、四月にニッケイ新聞に掲載していただいた。ありがたいことに早速リオの方から、アリアンサと同様、金券システムを取り入れた日系農場の情報をいただいた。さらに、五月三日には、栢野桂山さんが「金券について」という記事を ...
続きを読む »百周年のプレ・イベントに=今年もレジストロ寿司祭り
2007年5月12日付け 「日本移民ゆかりの地」レジストロの「寿司祭り」が六月十六、十七両日、同市のエスポヴァーレ(EXPOVALE-BR 116-km449)で開かれる。今年十二回目。開催にあわせ市内の移民資料館で「日本週間」を実施することも決まっており、「百周年のプレ・イベントとして盛り上げたい」と主催者は来場を呼びかけて ...
続きを読む »「無心のほほ笑み」展=基金で12日まで開催
2007年5月12日付け ブラジル日本移民百周年記念事業の一つとして今月五日から行われている墨絵の展示会「無心のほほ笑み~信行真哉の世界~」が十二日、最終日を迎える。 同展示会は古くからの友人である林宗円裏千家ブラジル・センター代表夫人を中心に、百周年記念協会、国際交流基金、福岡県人会、禅文化研究センター、松柏学園、大志万学 ...
続きを読む »大耳小耳
2007年5月12日付け 現在サンパウロ州には交番が二百六十八カ所あるが、行政が予算をまかなう日本の交番とは異なり、各地域が建設費や毎日の電気、水道代などを負担するブラジル式の交番制度では、地域の協力の度合いによってその〃充実度〃に差が出る。ちなみにビラ・ブアルケ区のロータリー広場交番の窓は全て防弾使用だ。「地域が真剣に協力し ...
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