2007年3月13日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】全国二十七州のうち八州の知事が親戚などを縁故採用していることに対し、野党が批判、検察庁が法的措置を検討するなど論議を呼んでいる。 州政府機関に近親者を採用しているのは、レキオン(パラナ州、ブラジル民主運動党=PMDB)、ラーゴ(マラニョン州、民主労働党=PDT) ...
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携帯電話会社に賠償命令=偽装誘拐事件の被害者らに
2007年3月13日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】サンパウロ州サントス市地裁は偽造誘拐の被害者が犯人に命じられるままに購入した携帯電話のクレジット料金を電話会社に賠償するよう命じる判決を下した。この種の犯罪では初めて、かつ異例の判決として注目されている。 訴えていたのは母親が偽造誘拐に乗せられた二人の弁護士で、 ...
続きを読む »米大統領がサンパウロ市入り=9日に首脳会談=アフリカ民主化では合意か=新局面迎えた両国関係
2007年3月10日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】ブッシュ米大統領は八日夜、サンパウロ国際空港へ到着し、秒単位の旅程が始まった。伯米首脳会談に期待を寄せるルーラ大統領は、欧米の農業補助金制度をテロの元凶だとして善処を求める一方、フルラン産業開発相は訪伯を伯米関係の新局面とみている。ロンデオー鉱動相は、エタノールを標 ...
続きを読む »中国の脅威、浮き彫りに=4社に1社が打撃=生産を中国に移す企業も
2007年3月10日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】ブラジル国内企業の四社に一社が中国製品の輸入に打撃を受け、競争力を失っていることが調査で明らかになり、改めて中国の脅威が浮き彫りとなっている。 これに対し工業界などでは国産品の保護政策を求める声が高まっているが、ルーラ政権が先に中国を国際貿易機関(WTO)に加盟さ ...
続きを読む »今後数年間を楽観予測=伯進出米企業のほとんどで
2007年3月10日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙九日】数年間に渡り不本意な業績が続いた後、ブラジルに進出した米企業の多くが、今年以降の数年間を楽観的に予測している。 米誌フォーチュンにリストアップされた米企業大手五〇〇社のうち、三七%に当る一九三社がブラジルに進出、それら企業を対象に今後二年から三年先の見通しについて ...
続きを読む »各地で反ブッシュデモ=大統領人形や米国旗焼く
2007年3月10日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】アメリカのブッシュ大統領の訪伯を機に各地で、反ブッシュ体制を主張する団体による抗議デモが展開された。 サンパウロ市パウリスタ大通りではデモ隊と警官隊が武力衝突し、十七人が負傷した。うち十六人が警官だった。 同大通りでは八日夕刻、国際婦人デーの祝賀行進に反ブッシュ ...
続きを読む »広告代理店、日系の草分け=『JUNCO』が創立40周年
2007年3月10日付け 広告代理店『JUNCO』(坂和三郎社長)が今年、創立四十周年を迎えた。広告レイアウト、パンフレット、TVフィルム製作などを手掛けてきた、この業界では日系の草分け的存在だ。 JUNCO(ジュンコ)はフランスの哲学者、パスカルの言葉で有名な「考える葦」にちなんでいる。「葦は細いが柔軟性があり、踏まれても ...
続きを読む »国立大劇場の舞台で=花柳寿り翔さん「流星」舞う
2007年3月10日付け 「近ごろ、姿が見えないじゃないの」といわれていた花柳寿り翔さんが、去る二月十七日、東京の国立大劇場の舞台に立ち、清元「流星」を舞っていた。その舞台は、花柳壽輔・舞踊道場主催の第五十三回「寿会」。外国在住者が舞台に立てるのは稀で、名誉だった。 サンパウロの自宅に来た便りによれば、寿り翔さんは、今回、「 ...
続きを読む »桜ホームを支援=カンポスで歌謡祭
2007年3月10日付け 第三回カンポス桜ホーム支援歌謡祭(実行委員会=辻雄三委員長=主催)が、十七、十八日、カンポス・ド・ジョルドン市のグランデ・ホテル(フレイ・オレステス・ヂラルヂ通り3549、カピバリ)で行われる。 主催者は「会場が変更になったこと、したがって邦楽、太鼓、舞踊団体などの演奏が不可能で、中止になったことを ...
続きを読む »パウリスタ・スポーツ賞贈呈式=顕著な功績17人を顕彰=熱気に包まれた会場=最多来場者を記録
2007年3月10日付け コロニア伝統の『第五十一回パウリスタ・スポーツ賞』(ニッケイ新聞社主催)の贈呈式が八日、リベルダーデ区の文協記念大講堂で開催され、今までで最高の約四百人が祝福に駆けつけた。会場から声援と拍手が送られる中、各スポーツ界で活躍する二十代の若者から八十代の功労受賞者ら十七人は記念プレートを受け取り、思い思い ...
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