2007年1月17日付け 【フォルタレーザ】セアラ州の州都フォルタレーザの市街地にある〃メルカジーニョ・ジャポネス〃。「缶詰でなくて、新鮮な野菜を食べてもらいたい」。足立ハルオさん(74、一世)が、そんな思いで小さな八百屋を始めて、今年で三十八年。店は大きくなり、近隣の町から日本食品を求めて日系人らが訪れるようになった。が、し ...
続きを読む »サンパウロ 関連記事
真夏の栗拾い=益田農場=売上げ、慈善寄付
2007年1月17日付け 毎年恒例の慈善栗拾いが十四日、サンパウロ州ピエダーデ市の益田農場(益田照夫農場主)の栗山でおこなわれた。サント・アマーロやカンピーナスなど、サンパウロ市近郊からバスで駆けつけた約五百人が参加した。 涼やかな風が吹き抜けるなか、参加者たちはポンポンと毬(いが)を竹の筒で叩き、携えた大きな袋に夢中になっ ...
続きを読む »援協特典を広げる=70歳以上新会員に新措置
2007年1月17日付け サンパウロ日伯援護協会は、会員特典として、七十歳以上の新規会員に対し、従来の六十日間のカレンシア(猶予期間)を経ずに、加入後すぐに援協総合診療所、日伯友好病院の医療割引を受けられるようにした、と十五日、発表した。詳しくは会員課(電話11・3385・6607)まで。
続きを読む »移民史に新たな一ページ=サンパウロ州新報=香山六郎の写真百枚超=娘のジェニーさんが史料館に=平野運平の直筆葉書も
2007年1月17日付け 第一回ブラジル移民船笠戸丸で渡伯し、戦前に邦字紙「サンパウロ州新報」社主をつとめた故・香山六郎氏(一九七六年没)が所蔵していた写真がこのほど、家族からブラジル日本移民史料館に寄贈された。寄贈されたのは戦前から戦後にかけて撮影された写真約百十枚。中には笠戸丸移民の通訳としてサンパウロ州グアタパラ耕地に入 ...
続きを読む »大耳小耳
2007年1月17日付け 正月早々、西林万寿夫在聖総領事は悲嘆にくれた。百周年の遅々とした進展具合に、ではない。二日午前九時過ぎにサンパウロ市北部ヴィラ・マリア区で起きた爆発事故で身近な人物が死亡したからだ。総領事の身辺警護を担当していた軍警の一人だった。前日の元旦は、新年祝賀行事などで午後十一時まで一緒だったとか。朝のテレビ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年1月17日付け 「夜になると急に人足がたえて、コツコツと自分の足音があたりにひびくほど静かな通り」。半田知雄氏が戦前のガルボン・ブエノ街について書いた一文である。 東洋街の〃顔〃としておなじみ「すずらん灯」の補修工事がこのほどはじまった。破損や色落ちなど最近では痛みが目立っていたが、久しぶりに鮮やかな朱色の灯をみる ...
続きを読む »工事現場陥没=犠牲者2人の遺体発掘=事故から3日経過=マイクロバスは確認のみ=作業員の不明者は未確認
2007年1月17日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】地下鉄工事陥没事故の現場で救出作業に当たる消防隊は十五日、事件当時カプリ通りを通行中だったアビガイルさん(75)の遺体を掘り出した。続いてマイクロバスに接近し後部座席に横たわる遺体を目撃したが、土砂が崩れたため発掘はできなかった。マイクロバスは、後部ガラスが破損し ...
続きを読む »計画のみ先行の投資促進=予算もなく、民間頼り=「絵に描いた餅」と専門家
2007年1月17日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】ルーラ大統領の二期政権に向けての経済政策として政府経済スタッフが検討中の投資促進計画につき、大方のエコノミストが実態にそぐわないとして否定的な見方をしている。 促進計画の具体策は今月二十二日に発表される見通しだが、骨子は、国内総生産(GDP)対比二五%の投資を促 ...
続きを読む »シナグリア下議支持を再議論=PSDB=元大統領らが「待った」
2007年1月17日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】下院議長候補の支持をめぐって意見が分かれているブラジル民主社会党(PSDB)は、二十三日にブラジリアで会合を開き、下院リーダーのジュタイ下議がすでに発表した労働者党(PT)シナグリア下議の支持表明を党として署名するかどうかを再議論して決定することになった。 ジュ ...
続きを読む »陥没事故混乱に便乗=自動車強盗犯ら10人逮捕=サンパウロ市
2007年1月17日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】十二日に発生したサンパウロ市ピニェイロス区での地下鉄工事現場の陥没事故で、火事場泥棒ならぬ便乗強盗や車盗みが横行、少なくとも十人が逮捕された。 事故でマルジナル・ピニェイロス道が交通規制で徐行を余儀なくされたことで、渋滞となったのを狙って運転者や同乗者から金品を ...
続きを読む »