2007年1月9日付け 日本移民の歴史や日系社会の調査・研究を行うサンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長、通称、人文研)がこのほど、研究所の活動を広く一般の人に知ってもらおうと、ホームページを開設した。 サイト内の移民史研究最先端のページでは、日本の第一線で活躍する研究家のエッセーなどが紹介されている。初回は国立民族博物館 ...
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18日に日本側実行委設立へ=百周年=麻生外務大臣も出席予定=2衆議来伯、関係者と懇談=日伯議連に小委員会も=「成功に向け手伝いたい」
2007年1月9日付け いよいよ日本側が始動する。日本側の日伯交流年(百周年)実行委員会の設立総会が今月十八日に外務省で行われ、麻生太郎外務大臣(日伯議員連盟会長)も出席する予定であることが分かった。七日に来伯した同議連の百周年小委員会に所属する二衆議が明らかにした。同日午後、百年祭会場となるサンパウロ市サンボードロモを視察し ...
続きを読む »講演会=「日本デザインの伝統と革新」
2007年1月9日付け 国際交流基金は海外巡回展としてサンパウロ美術館で開催中の「現代日本デザイン100選」展の平行事業として、十一日午後三時から同館小講堂で、ブラジル住宅博物館館長のアデリア・ボルジェス氏による講演会「日本デザインの伝統と革新」を開く。 講演会はポルトガル語。先着八十名で、講演当日、チケット売り場で美術館の ...
続きを読む »大耳小耳
2007年1月9日付け 百周年のブラジル側の国内組織委員会に関して大統領令は出されたが、実際の組織はまだ立ち上がっていない。第二次ルーラ政権閣僚が出そろってから発足するとの見通しで、二月以降にずれ込むと見られるので、一足さきに日本側実行委員会が発足する形となる。両国政府が本腰を入れて取り組み始めたら「日伯交流年」としては成功す ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年1月9日付け セアラ州都フォルタレーザからバスで三時間半、小さな猟師町ジェリコアコアラで日系三世に会った。「サンパウロに疲れたから」。三十代と思われるその女性は十年ほど前にサンパウロ市から移り住んだという。 三年前まで電気が通ってなかった同地。砂丘に囲まれていて農業が難しく、代々漁業で生活を支えてきたが、ここ十年ほ ...
続きを読む »サンパウロ市のインフレ下がる=98年以来最も低い数値に
2007年1月6日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】経済調査研究所(Fipe)の算出する、サンパウロ市の消費者物価指数(IPC)が昨年に二・五五%を記録、一九九八年以来最も低い水準となった。昨年十一月三十一日に地下鉄やバスなど公共交通機関の運賃が値上げされたが、それがなければIPCは二%を下回っていたという。 部門別 ...
続きを読む »大混乱の海水浴場=断水の上、ゴミが異臭放つ=サンパウロ州
2007年1月6日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】サンパウロ州海岸地帯は夏季休暇を利用した行楽客でゴッタ返し、大混乱の様相を呈している。各地の観光スポットは昨年末に空の便が混乱したのを反映して例年より訪問客が多く、このため市内の渋滞、駐車場所探し、スーパーでの行列、銀行自動預け払い機の混雑などに見舞われている。商店で ...
続きを読む »東西南北
2007年1月6日付け 民間航空庁(Anac)は運航トラブル対策として、予備の航空機の待機を盛り込んだ非常時プランの策定と六カ月以内にそれを実施できるよう航空会社に要求することを検討している。航空各社はコストを運賃に転嫁する考えだが、同庁はトラブルで発生する乗客への損害賠償費を節約できるので価格転嫁は不要と主張。 ◎ ...
続きを読む »友好病院、「得意分野」確立を=富山医大・金沢医大と提携へ=糖尿病、心筋梗塞で先端医療技術導入=医師派日、リーダー育成研修
2007年1月6日付け サンパウロ日伯援護協会(酒井清一会長)経営の日伯友好病院は現在、日本の国立富山医科大学と金沢医科大学と提携し、先端医療技術の交流をおこなう計画を進めている。同計画は、糖尿病分野と狭心症・心筋梗塞分野の先端医療技術の導入を望む援協関係者が昨年初旬、日本側の病院関係者に協力を打診したのがきっかけ。それを受け ...
続きを読む »身近なアマゾン(22)――真の理解のために=ゴールドラッシュの終り=河川汚染もなくなった
2007年1月6日付け □経済政策と自然保護の皮肉な関係(2)□ さて、当時はそんな為替政策であったため、ガリンペイロの集めてくる金の値段もドル決済が基本だったので、金(きん)もドル紙幣同様に扱われていたわけだ。 そういう時代を経て現政権になって、レアル・プランが発動されると同時に、一ドルが一レアルに統一され、平行ドルも政府 ...
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