2006年12月29日付け 第一回笠戸丸移民の中で唯一の生存者だった中川トミさんが、二〇〇六年十月十一日、老衰のためロンドリーナで死去。NHKなどの大手マスコミはじめ各地方紙、伯字紙など日伯両国で多数のメディアが扱うなど大きな反響を呼び、コロニア中に大きな衝撃を与えた。享年百歳だった。 一九〇六年十月六日に現在の熊本県熊本市 ...
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(8)地方で進む百周年
2006年12月29日付け ブラジル日本移民百周年に向けた、国内各地の日系団体の動きが目立った一年だった。 国内第二の日系人口を誇るパラナ州。独自式典に加え、ロンドリーナへの連邦技術大学誘致、マリンガ日本公園の造成など大規模な記念事業が着々と進む。つい先日には、ローランジア農業センター内に三つのパビリオンを建設する計画も明ら ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2006年12月29日付け 一年はあっという間―毎年この時期になると感じることだが、先日知人の一周忌法要に出て改めてその思いを強くした。 平穏に暮れかけた今年の最後に起きたのは静岡のブラジル人母子殺害事件と容疑者の帰伯。百周年を控えた日伯交流に水を差さないよう願うばかりだ。 その百周年に向けた地方日系団体の動きが活発だ。新 ...
続きを読む »減便、空売りは重大過失=航空会社取締りへ=定期便運航に支障きたす=Xマスラッシュで誤算
2006年12月29日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】ピーレス国防相は二十七日、航空会社が航空機チャーターで機数を減らし、空輸能力を超える航空券を空売りしたことは重大な過失であり、責任は行政処分を以って負わせると、官房室と空軍、民間航空庁などの合同会議で警告した。クリスマスで帰省ラッシュが起こる年末を狙い、故意に ...
続きを読む »消費者は来年を楽観視=信用指数、最高を記録=貧困層ほど高い期待感
2006年12月29日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】来年度の一般消費は向上するとの楽観的見方が大勢を占めていることが、意識調査で明らかになった。ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)が毎月発表している消費者信用指数(ICC)によるもので、十二月の指数は二・二%上昇して一一一・七ポイントとなり、昨年九月に調査が ...
続きを読む »渋滞は29日がピーク=帰りは1日が混雑少ない
2006年12月29日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】大晦日と新年を行楽地や田舎で過ごすためにサンパウロ市を離れる車で、主要幹線道路は混乱を極め、二十九日がピークになると予想されている。 サンパウロ州海岸線を結ぶアンシェッタ・イミグランテス道は七〇万台、帰省のために地方に向かうアニャンゲラ・バンデイランテス道は ...
続きを読む »東西南北
2006年12月29日付け サンパウロ証券取引所(Bovespa)の株価指数は二十八日、四万四五二六ポイントと過去最高を記録した。今年一年間では三三%の上昇。金融筋は、来年末には五万ポイントに達すると予想している。 ◎ フスカに乗り、サンパウロ市南部プラナルト・パウリスタ区の銀行を出た直後の女性から一九〇〇レアルを ...
続きを読む »ローランジャに3館建設=パラナ=百周年に新計画も=連邦技術大学=半額日本に申請
2006年12月28日付け ローランジャに移民史パビリオン建設へ――。第三十四回パラナ日伯友好経済使節団の団長として訪日していた上野アントニオ義雄パラナ日伯商工会議所会頭(84、二世)は二十二日来社し、同州百周年記念事業に関わる訪日成果と、その進展具合について説明した。記念事業の目玉、ロンドリーナ市への連邦技術大学誘致に関して ...
続きを読む »見聞を教育に生かす=聖西日語連=アチバイアに忘年研修旅行
2006年12月28日付け 聖西日本語教育連合会(佐藤吉洸会長)の忘年会・研修旅行が二十一日、アチバイアで実施され、会員講師など二十人が同地の斉藤バラ園、中沢スポーツセンターなどを訪問した。 一九九四年から続く同研修旅行は「ただ日本語を教えるだけでなく、視野を広めよう」といった目的で始まり、これまでイタペセリカ、イビウナ、サ ...
続きを読む »日本祭りも百周年も=県連=忘年会で一年振り返る
2006年12月28日付け ブラジル日本都道府県人会連合会の忘年会が二十一日に広島県人会サロンで開かれ、県人会関係者など約百三十人が訪れた。 午後七時すぎにはじまった会には沖田豊穂領事、西田和正基金サンパウロ日本文化センター所長、日系団体代表者なども多数出席。 会長選挙、四十周年など出来事の多かった〇六年。松尾会長は第九回 ...
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