2006年12月23日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】クリスマスを行楽地や田舎で過ごす人らでサンパウロ市内のバスターミナルでは混雑がピークとなり、各ターミナルでは増発便を用意するなど対処に万全を期している。折しも空の便の混乱で、バス利用に切り換えた乗客も多数いる。 世界二番目の規模のチエテ・ターミナルでは二十八 ...
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最低賃金は380レアル=来年4月から=大統領、財務省案を覆す=投資促進案発表は延期
2006年12月22日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十一日】政府は二十日、最低賃金を三五〇レアルから八・六%引き上げ三八〇レアルとし、二〇〇七年四月から実施することを決定した。最低賃金の調整実施は二〇一〇年一月まで毎年、一カ月前倒しで行われる。二〇〇八年から最低賃金の調整率は、過去二年間のインフレ率と経済成長率の和で決 ...
続きを読む »学生の半数以上が留年=小学1年生から始まる=北東部では中等の70%にも
2006年12月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】全国の学生の半数以上が、本業を終業すべき年齢を過ぎても留年しているという学業の遅れが明らかになった。 ブラジルの教育制度は初等(八年)中等(三年)、高等(大学)となっており、十五歳から十七歳の中等教育では五五%の生徒が留年している。中等に入って学業の遅れがと ...
続きを読む »離着陸遅れが再発=航空管制以外の理由で
2006年12月22日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十一日】年末休暇を前にし、さらに民間航空庁(Anac)がこの時期の通常運航を予測した翌日の二十日、全国の空港で離着陸遅れが発生した。チェックインカウンター前などに長蛇の列ができ、一部乗客が航空会社従業員と言い争うなど、各空港は混乱した。 同庁の調べによると、二十日午 ...
続きを読む »棺桶の中で息子動く=死後硬直に家族ら騒然=バイア州
2006年12月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】バイア州サルバドール市の郊外のロバト区で二十日、病死した男性が葬儀の際に棺桶の中で動いたことで、生き返ったと一時騒然となった。 救急車や技術警察が動員され、司法監察所に再度収容されたが、検視の結果、改めて死亡が確認されて幽霊騒動は一件落着となった。死亡した男 ...
続きを読む »今年の夏も異常気象に=昨夏と同じく=伯の天災、10年間に倍増=世界的現象の一部
2006年12月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日、十五日】夏のシーズンが到来していないにもかかわらず、一足早い集中豪雨で機能がマヒする被害が続出し、晴天の日は炎暑が続く昨今だが、地球全体の気候の変化で、この状態は少なくとも二〇〇七年三月から四月まで続くと予想されている。国連下部機関の国際気象機構が十四日に発表し ...
続きを読む »ボリビア人は奴隷でない?=激安報酬で18時間働いても
2006年12月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】ボリビア人の不法密入国を逆手にとった奴隷労働が改めて問題視されている。密入国のために正規の職業につけず、製縫工場の言わゆる針子として生計を立てていることは一般の知るところで、場所もブラス区の一部に集中していた。 しかし今は、ブラス区全域はもとより、近隣のパリ、 ...
続きを読む »連警、売春組織を摘発=国内最大、外国にも進出
2006年12月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日一部既報】連邦警察は十四日、国内最大のコールガール組織を摘発、組織を取り仕切っていた五十一歳の女性と一味七人を検挙した。一味は売春および人身売買取締法違反、犯罪組織の結成などの罪に問われ、犯罪が確定すると最低八年の禁固刑になる。 連警は延べ一〇〇人の捜査員を動員 ...
続きを読む »Xマス商戦は当て外れ=本番前に在庫一掃セールも
2006年12月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】今年の年末商戦、とくにクリスマス用品やプレゼントの販売が今ひとつパットせず、小売店では失望の色が広まっている。これを受けて特別セールやおまけに販売などがお目見得、中には早くも在庫一掃セールを打ち出している商店もある。 例年、在庫大売出しは一月から二月にかけて行 ...
続きを読む »伯への難民は20万人=支援に手が回らない政府
2006年12月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】外国からブラジルへの難民入国は統計上三六〇〇人となっているものの、実数は二〇万人以上に上ることが明らかになった。 国家難民対策局が発表したもので、近年急増している。これら難民は内戦や宗教間の圧迫から逃れてきたもので、生活難も原因となっている。なかでもコロンビア ...
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