2006年12月14日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】年末まで一カ月を切った現在、連邦政府予算の執行状況をみると、三四一件のプログラムのうち一〇二件は予算の三〇%未満しか執行されていないことが、連邦行政関係情報統合システム(Siafi)のデータで確認された。 予算の執行率は平均七六・九%だが、アナリストらによると ...
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インジオら港内に侵入=土地問題判決遅れに抗議=E・サント州
2006年12月14日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】エスピリト・サント州ポルトセル港に十二日午前、インジオのグループが港内に侵入した。インジオらは弓矢などの武器を携行していたため、港湾局は治安上の理由で業務を停止、港を閉鎖した。 同港は製紙会社アラクルスの輸出積み出し主要港で、インジオらは同社と係争している土地 ...
続きを読む »ゴミ拾う受験生の姿=日本語能力試験、サンパウロ市会場で――試験官の話「教師であることに誇り」=漸増だった申込み者数が減少
2006年12月14日付け 日本語能力試験(国際交流基金主催)が、三日、ブラジル日本語センター(谷広海理事長)はじめ、ロンドリーナ、ベレン、リオ、ポルトアレグレ、ブラジリア、サルバドールの全伯七カ所で実施された。今年の申し込み者総数は三千百六十五人。二〇〇二年から毎年増えつづけていた応募者が、昨年に比べ約三百人も減少した。今年 ...
続きを読む »書類の保管所新築へ=援協、32万レアルかけて
2006年12月14日付け 傘下施設の膨大な書類管理に頭を悩ませているサンパウロ日伯援護協会(酒井清一会長)は現在、同会施設のやすらぎホームの敷地内に書類保管所の建設をすすめている。 その保管所の鍬入れ式が十一日、建設予定地前でおこなわれ、酒井会長ほか常任理事、日伯友好病院の関係者らが出席。施工を担当する吉井建設の吉井アツシ ...
続きを読む »老ク連、年末寄付活動=日系9施設1万レ余に贈る
2006年12月14日付け 老人クラブ連合会(重岡康人会長)は、年末助け合い募金を行い、日系の九施設に総額一万六百レアルの寄付を行った。 毎年行われている同活動は、「会員が在宅で活動できることを大変幸せに思い、施設で過ごしている皆様に些少なりともナタールのプレゼントができたら」という気持ちから行っているという。 上原玲子事 ...
続きを読む »百周年を前に日本館を整備=文協に草の根文化無償=展示・照明整備に7万5千ドル=慰霊碑までの敷地整備も
2006年12月14日付け 日本政府による「草の根文化無償資金協力」がこのほど、ブラジル日本文化福祉協会(上原幸啓会長)の「日本館日本美術品展示ケース・照明機材整備計画」に対し実施されることになり、十二日、サンパウロ総領事館会議室で署名式が行われた。供与額は七万五千八百五十三ドル。日本館をめぐっては現在、近接する開拓先没者慰霊 ...
続きを読む »フェリーが遭難沈没=高波で浸水、1人不明=バイア州
2006年12月13日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】バイア州サルバドール市で十一日午後五時半、フェリーが遭難して沈没、乗客一人が行方不明になる海難事故が発生した。残りの一三一人は全員無事救助された。 フェリーは乗客一二八人、乗組員四人を乗せてサルバドール市を午後四時四十五分に出港、トードス・オス・サントス湾に向 ...
続きを読む »東西南北
2006年12月13日付け マラニョン・ブラジル銀行総裁が十一日、辞任を発表した。就任後二年余りの辞任で、後任はネット副総裁の予定。総裁は銀行経営の政経分離に努めたが、それでも口出しを続ける労働者党への対処に疲れ果てていたという。 ◎ サンパウロ市市警は十一日、犯罪組織州都第一コマンド(PCC)と関係し、サンパウロ ...
続きを読む »幸福とオカネの方程式=混乱する価値観=一定水準超えれば無関係=目的忘れ、手段に拘泥
2006年12月13日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十一月二十七日】幸福論についてオカネと優雅な生活の関係を経済学者のエドアルド・G・フォンセッカ教授に聞いた。オカネが幸福をもたらすのは、ある一定水準までである。それ以上は、幸福とオカネは無関係である。低開発国で各世帯の所得向上が家族に幸福感をもたらすのは、年間所得平均一 ...
続きを読む »理性で判断と思いきや…=投資家に潜む非理性のワナ
2006年12月13日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十一月二十七日】時代は労働者党(PT)第一次政権獲得からルーラ続投時代へ移ろうとしている。この新時代をどう泳ぐか。経済動物「人間」は理性に従ってものを考えるのが常識というが、その反対の非常識もまた是なり。 理性と感情について経済の面から考察すると、誰でも苦い経験がある ...
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