2006年11月2日付け 姿三四郎がブラジルにもいた!?――。富田常雄著で明治時代の柔道家の人生を描いた『姿三四郎』と同じ名前をもつブラジル人兄弟がいることがわかった。兄サンシロウ・アレックス・ド・ナシメント(33)さんと弟のスガタ・ロドリゲスさん(23)の二人だ。二人とも柔道家の父親の影響を受けて、小さいころから柔道に取り組 ...
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全伯珠算選手権大会=170人が練習成果競う
2006年11月2日付け ブラジル珠算連盟(斉藤良美会長)は、第四十八回全伯珠算選手権大会を九月二十四日、サンパウロ天理会館ホールで開催。百七十名余りの選手が参加した。 午前中にはCクラス(七級から十級)の総合問題、読上算、Dクラス(十一級から十五級)の見取算が行われ、午後からはBクラス(四級から六級)の総合問題、読上算、読 ...
続きを読む »USPの植樹記念碑を再建=ブラジル・ニッポン移住者協会=総領事ら迎え完成除幕式=「USPを花見の名所に」
2006年11月2日付け ブラジル・ニッポン移住者協会(小山昭朗会長)は、戦後移住五十周年のメイン事業として行った植樹キャンペーンの記念碑を再建した。設置されたサンパウロ大学体育学部(CEPEUSP)内で、二十七日、完成除幕式が開かれ、植樹された桜の手入れを行ってきた関係者や来賓など約三十人が訪れた。「百周年につながるような五 ...
続きを読む »「国境を横断する視線」=基金で9作品を上映
2006年11月2日付け 国際交流基金サンパウロ日本文化センター主催の記録映画祭「国境を横断する視線」の試写会が八、九、十日の三日間、同センター二階文化スペースで行われる。出稼ぎに行った日系ブラジル人の子どもたちの人生観を語ったドキュメンタリー映画、「Permanencia~不変性~」や、ブラジルでの舞踏の先駆者、故楠野隆夫氏 ...
続きを読む »オザスコ=ベテランの熱戦楽しみに=5日に柳森杯柔道大会
2006年11月2日付け 第四回柳森優杯オープン柔道大会(オザスコ市、柳森道場共催)が五日午前九時から、同市のリベラッテ体育館(Rua.Jubair Celestino,40-Presidente Altino-Osasco)で開催される。 同大会は同市で長年にわたり柔道の指導や普及活動に尽力してきた柳森優さんの七十八歳での ...
続きを読む »東西南北
2006年11月2日付け サンパウロ援護協会はサンパウロ市から四十キロほど離れたマイリポラン市に所有する二つの一千平米の土地を去年から売りに出している。現在はそれぞれ評価額一万五千レアルのところを、半額でもいいですと援協関係者。空気良し、眺め良しで青空の隠れ場所には最高とのこと。ただ、同市の中心から六キロほど離れた急な斜面にあ ...
続きを読む »◇コラム 樹海
「きょうはお盆です」と老移民らは語る。11月2日は「万霊祭」で日系コロニアでは「死者の日」と呼んだりもする。カトリックですべての死者を弔い、煉獄で罪の償いに苦しむ人の霊魂が1日も早く天国に入れるように祈る日なのである。多くの信徒が墓参しセミテリオは人々でいっぱいになり花々が満ち香煙が漂い初夏の風景を爽やかに彩り飾る▼盂蘭盆会の ...
続きを読む »初めての土俵が完成=レジストロ=灯篭流しで奉納相撲
2006年11月1日付け レジストロで現在、同地で初めてとなる常設土俵の建設が進んでいる。完成記念の奉納相撲大会(レジストロ日伯文化協会主催、ブラジル相撲連盟後援)が二日午後一時から行われる。 「九十年の歴史を持つレジストロに、相撲がないのは寂しいじゃないか」。土俵の建設は、文協役員らの提案により始まった。 設置されるのは ...
続きを読む »◇コラム 樹海
なぜパラナなどの地方の百周年記念事業は着々と進みつつあるのにサンパウロは…。百周年を一年八カ月後に控え、これからは「地方の時代」ではないかと強く感じる。日本文化が継承されるための条件は、サンパウロ市のような大都市ではなく、実は地方にこそ揃っているのでは──と考えるようになった▼以前、ユダヤ系の移民研究所で文化伝承の仕組みを取材 ...
続きを読む »大統領の政治改革始動=二期政権は対話の時代=連立党と野党を招く=「再選で調子にのるな」
2006年11月1日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】ルーラ大統領は十月三十日、生まれ変る第二期新政権に向けて政治改革運動を開始した。先ずこれからの議会運営に伴いPMDB(民主運動党)やPP(進歩党)、PDT(民主労働党)、PTB(ブラジル労働党)、PSB(ブラジル社会党)へ役職を引き換えに政局の運営協力を求めた。 ...
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