2006年11月1日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】ルーラ大統領は十月三十日、生まれ変る第二期新政権に向けて政治改革運動を開始した。先ずこれからの議会運営に伴いPMDB(民主運動党)やPP(進歩党)、PDT(民主労働党)、PTB(ブラジル労働党)、PSB(ブラジル社会党)へ役職を引き換えに政局の運営協力を求めた。 ...
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「脱パロッシ」宣言に反応=金融界に不安広がる=中銀総裁更迭で産業界も一致
2006年11月1日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】大統領選挙から一夜明けた十月三十日の金融市場は、ルーラ大統領の新政権発表にもかかわらず、経済政策の不透明さからくる不信感が広がり取引は低調に終り、灰色の月曜日となった。サンパウロ市証券取引所(BOVESPA)は一・〇九%下げて株価平均指数は三万八九〇〇となった。 ...
続きを読む »政治改革は第二の禊=成否は大統領の双肩に
2006年11月1日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】カリェイロ上院議長は十月三十日、ルーラ大統領が第二期政権にかける政治改革の夢は、大統領自身の努力にかかっていると述べた。政治改革法案が上下両院で可決されるためには、大統領が与党と社会の後押しをバックに重要な改革を議題の中心に据えることだという。 何が政治改革の ...
続きを読む »空の便に乗入れ規制=過密運行での遅れに対処
2006年11月1日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】ブラジリアのジュセリーノ・クビチェック空港の過密運航で離着陸が遅れて、全国に波及していることを受けて空軍省は三十日、同空港および主要空港への乗入れ規制(ロジジオ)を発令した。 同空港発の便の乗継ぎは混乱を極め、サンパウロ市では三時間以上の遅れとなっていた。今回 ...
続きを読む »東西南北
2006年11月1日付け マウアー工大の学生が、カイピリーニャ製造器を試作し成功した。同器はカイピリニャに入れる果実を選択し、砂糖の量も加減できる。後はボタンを押すと、カイピリニャが出てくる。 ◎ カンポス・ド・ジョルドン市のスナックが、街路や舗道に所狭しと机を並べ公道を占拠、通行の妨げとなっている。市は二〇〇七年 ...
続きを読む »去年よりも頑張った=250人が練習成果を披露=ドレミ音楽会
2006年11月1日付け ブラジル療育音楽ボランティア協会(ABVM、山下忠男理事長)主催の「第十八回ドレミ音楽会~AMOR QUE TOCA~」が二十九日、サンパウロ市ペーニャ区のゴールデン・ハウスで開かれた。知的障害者施設や老人ホームの入所者が一生懸命に練習した歌や楽器演奏を披露した。 療育音楽(赤星式音楽療法)は、音楽 ...
続きを読む »アレルギー、肥満に注意=援協こども検診に109人
2006年11月1日付け サンパウロ日伯援護協会(酒井清一会長)主催の十五歳以下向けの児童無料検診が二十一日、同診療所で行われた。十月の「こどもの日」にちなんで毎年開催されているもので、この日だけで約百九人の子ども達が検診を受けた。 診療所は朝早くから家族に連れられて参加した児童たちで一杯。日伯友好病院の四人の医師が応援に駆 ...
続きを読む »ルーラ大統領が再選達成=変貌の第二期政権=公約は政治改革と経済成長=パロッシ財政理論に終止符
2006年10月31日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十日】ルーラ大統領(PT=労働者党)は二十九日、有効投票総数の六〇・八二%、五八二七万票を獲得して再選を果たした。一方のアウキミン前サンパウロ州知事(PSDB=民主社会党)は、三九・一八%の三七五三万票に留まった。大統領は二〇〇七年早々に、政治改革を実施し経済成長に努 ...
続きを読む »不倫関係を死で清算=愛人を射殺し自殺=30時間の説得にも応じず
2006年10月31日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】サンパウロ市東部シダーデ・チラデンテス区で二十八日午前六時ごろ、大工兼家具販売業の男(四二)が不倫相手の愛人(三一)を射殺した上で、自殺する事件が発生した。 男は二十六日夕方から愛人と別居中の妻をピストルで脅して自宅に閉じ込めていたことから、通報を受けた警察が ...
続きを読む »再選に厳しい外紙の目=汚職の陰が祟る政局の行方
2006年10月31日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十日】ルーラ大統領が再選を決めたことで、外紙はどう見ているのか。ニューヨークのブルームバーグ市長は、PT政権の生活扶助制度は学ぶものが多いという。ルーラ大統領は低所得層一一〇〇万世帯に四〇ドルを配布し、児童は就学させ予防接種を施した。この貧困対策は、多くの国へモデル・ ...
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