2006年10月21日付け 先月二十五日に在ブラジル大使館に着任した島内憲特命全権大使(60、東京)が十九日来社し、日系コロニアに向けあいさつ、百周年や日伯関係についての取材に答えた。なお、二十日には、在聖総領事館で記者会見を行った。21世紀協議会の提言実現に向け意欲を見せ、百周年に関しては、「全力を挙げて取り組んでいきたい」 ...
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「アウキミン候補」大統領再選制の廃止を=「公機関が党の道具に」=ア候補、ブラジルの悪弊を指摘=新政権は就任前に崩壊?
2006年10月19日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】全国弁護士協会(OAB)で行われた大統領候補者の口頭試問でアウキミン候補は十八日、大統領の再選制度廃止を訴えた。PSDB(民主社会党)の方針でも同候補の政治改革案でもないが、ブラジルの発展にとって大統領再選が好ましくないことは明白だと述べた。再選容認の趣旨は理想 ...
続きを読む »リオ=貨物船と漁船が衝突=漁船沈没、8人死亡=人為的ミスの可能性が大
2006年10月20日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】リオデジャネイロ市グァナバラ湾で十七日午後十一時二十五分ごろ、貨物船と小型漁船が衝突して漁船が沈没、乗組員十二人のうち八人が死亡する事故が発生した。出動した海軍の救援隊は六人の遺体を収容した。残り二人は船窓の外から死亡が確認されたものの、船室に閉じ込められたまま ...
続きを読む »ブラジル外交、どこへ行く=大統領選と未来の経済環境
2006年10月20日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十九日】壁に当たって頓挫しているブラジルの外交政策は、ボリビア問題とWTO(世界貿易機関)を巡って政権獲得を目指すPTとPSDBが対峙している。 ブラジルは、米国優先かラテン・アメリカ優先か。そしてFTAA(米州自由貿易圏)は、どうなるのか。有識者にとってブラジルの将 ...
続きを読む »基本金利が13・75%に=実質金利は世界一を持続
2006年10月20日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】通貨政策審議会(COPOM)は十八日、定例会議で基本金利(SELIC)を〇・五%引き下げることを満場一致で可決した。これを受けて中銀は、SELICの年利をこれまでの一四・二五%から一三・七五%にすることを発表した。 今回の引き下げは昨年九月以来、十一回連続の引 ...
続きを読む »犯罪人を強請る悪徳警官=目こぼしの見返り=中銀襲撃の上前はねる=獲物を襲うハイエナ
2006年10月20日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】昨年八月に金庫室の地下にトンネルを掘り、現金一億六四七〇万レアルを奪って国内史上最大の銀行強盗として注目を浴びたフォルタレーザ市の中銀事件の実行犯らが、警官と名乗る集団に脅迫されて、現金を強奪されていることが明らかになった。連警が中銀事件を捜査している過程で判明 ...
続きを読む »催物が相次ぐサンパウロ市=観光マネーで業界に潤い
2006年10月20日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】サンパウロ市に時ならぬカーニバルの訪れ?連続してイベントが催される今週、観光客三八万人がサンパウロ市を訪れると見込まれ、カーニバルを思わせるような賑わいで、ホテルやレストランの観光業界はもとよりみやげ品店、ショッピングなどは観光客相手の一年のかき入れ時を迎え活況 ...
続きを読む »国内販売に重点を=自動車業界が方針転向
2006年10月20日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】自動車業界はドル安傾向が持続して不満を洩らしながら、今年の輸出は一一五億ドルと見込まれ史上最高を記録すると見られている。これにともない生産も二六四万台と、これまた史上最高が予想されている。しかし国内販売は一九〇万台どまりとなり、これまでの最高の一九九七年と並ぶと ...
続きを読む »11月に同性愛集会=年2回の恒例化を目指す
2006年10月20日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】同性愛(ゲイ・レスビアン)連合会は、サンパウロ市パウリスタ大通りをメイン会場として十一月十六日から四日間の予定で、ダイバーシティと銘打った同性愛集団の集まりを開催する。同団体は毎年六月に同大通りでゲイパレードを催し、愛好者二〇〇万人が参列(主催者発表)するほどの ...
続きを読む »万引の防止対策=効果ある盗難予防ラベル
2006年10月20日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】スーパーや小売店での万引きは歴史が古く、最近ではその盗品を零細小売店やカメローに転売して生計を立てている悪徳業者が急増している。犯人は人出の多い大手スーパーが目につきにくいことから舞台にしており、中には売り上げの五%の被害を受けている店もある。 これを防止する ...
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