2006年9月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】奴隷制度が廃止されて一世紀以上も経過しているにもかかわらず、ブラジルではいまだに奴隷労働が続いている。 国際労働機関(ILO)ブラジル支部が二十日、ブラジリアで発表したもので、それによると過去十年間で一万八〇〇〇人が労働省の監督官に解放されたものの、告発は三万 ...
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26日に銀行スト入り=無期限ストの可能性も
2006年9月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】全国の銀行組合は、賃上げ交渉で経営側に圧力をかけるため、二十六日に二十四時間ストを実施することを決定した。経営側が要求を受け入れない、また妥協案を提示しなければ、無期限ストに突入すると組合側は脅しをかけている。 組合はインフレ調整に加え、七・〇五%のベースアッ ...
続きを読む »価格低下が輸出脅かす=31のうち、有利なのは7部門
2006年9月22日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十一日】サンパウロ州工業連盟(Fiesp)は二十日、国内の三十一の経済部門のうち、輸出に有利な部門は七部門にとどまっていることをデータで明らかにした。同七部門は輸出全体の二八%を占めるが、工業や農牧畜業の雇用の三%しか占めていない。 同連盟は一九八〇年から二〇〇六年下 ...
続きを読む »世界のデパートで買い物気分=増える輸入品目=主流は品質向上の中国製品=レアル高にもメリット
2006年9月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】ブラジルにいながらにして、世界各国のデパートで買い物をしている気分が味わえるようになった。ドル安レアル高の影響で輸入が急増し、一昔前までは考えられないような商品が店頭に並ぶようになった。しかも魅力は国産類似品と比べ値段が四〇%も安いことだ。インドネシアの鍋類、イラ ...
続きを読む »手付かず状態の治安対策=全国で11分に1人が殺される
2006年9月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】ブラジルでは現在、十一分毎にどこかで殺人が発生、一日が終わると被害者は百三十人を超える。一年間でその数は五万人以上となり、殺人王国の名を欲しいままにしている。 一九八三年は一万七四〇八人、九三年は三万六一〇人、〇三年は五万一〇四三人、〇四年は四万八〇八四人を数え ...
続きを読む »日本で脚光浴びる伯製品=美容と健康関連に人気
2006年9月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】日本で今、ブラジル製品が脚光を浴びている。昨年フランスで開催された〃ブラジルウェアー〃で、フランスではブラジルブームとなったが、今年は地球の反対側でヴェルジ・アマレーロが氾濫するとみられている。 ブラジルのロビイストでコンサルタントのレウジェネ・ニシカワ氏による ...
続きを読む »ピンガの消費落ち込み続く=起死回生に躍起のメーカー
2006年9月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】ブラジルを代表する酒といえばカシャッサ(ピンガ)で、消費の王座はゆるぎないものだった。しかし十年前から消費が落ち込み、年々二%から三%とカーブを描いていることから、メーカー筋では起死回生に躍起となっている。 このためメーカーが共同でブラジル・カシャッサ院を設立し ...
続きを読む »ブラジルの全店舗売却へ=マクドナルドが戦略変更
2006年9月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】ハンバーガーで世界的に名を広めているマクドナルドが中南米戦略を変更し、店舗を売却することになった。ブラジルを含むメキシコやプエルトリコなどの一六〇〇店舗が対象で、売却総額は八億ドルを見込んでいる。 中南米地域で売上総額は年間三九億ドルに達し、投資には持ってこいだ ...
続きを読む »もち、絶好調=アチバイア花とイチゴ祭り会場で=初顔〃いちご入り大福〃=米国人も「トテモオイシイ」
2006年9月21日付け 【既報関連】サンパウロ市の近郊アチバイアで開催されている第二十六回花とイチゴの祭典会場で、地元の日伯文化体育協会(文協・辻修平会長)の搗きたて餅が大繁盛している。中でも、今年、初めて登場した『いちご入り大福』が予想以上の健闘を見せて、祭り中日となった十六日と十七日に、それぞれ百六十と二百四十パックが売 ...
続きを読む »日本からも9人=3千人以上参加へ=ことしも大掃除大会
2006年9月21日付け 街がきれいになれば人間もよくなる――「掃除に学ぶ会」(東京都目黒区、鍵山三郎会長)は、第十一回ブラジル掃除大会を二十三日、二十四日に開催する。初日にロドリゴ・アウベス校のトイレを生徒や教師らとともに、二日目にパウリスタ大通り、セー広場、リベルダーデ内を掃除する。 ブラジルで掃除大会が始まったのは一九 ...
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