ニッケイ新聞 2006年8月10日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】大統領選を間近に控え、大統領府は八日、サンパウロ州政府に犯罪組織州都第一コマンド(PCC)の襲撃に備えた陸軍特殊部隊の常駐受け入れを強要することを決定した。再々にわたるバストス法相の支援表明のほかに、ルーラ大統領が異例の南東軍師団閲兵式をサンパウロ市で ...
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大統領再選の可能性高まる=一次投票で47・9%獲得=浮動票多く勝負はこれから?
ニッケイ新聞 2006年8月10日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】全国輸送業連盟の委託を受けてコンサルタント会社センサスが行った大統領選挙の意識調査によると、第一次投票でルーラ候補が四七・九%を獲得、決選投票でも五二・五%の得票で再選の可能性が高いという結果が出た。 しかし反面、候補者の公約(三九%)、テレビなどで ...
続きを読む »PCCの襲撃事件続く=地方都市で市議会ビル放火=サンパウロ州
ニッケイ新聞 2006年8月10日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙九日】七日にサンパウロ州各地で再発した犯罪組織州都第一コマンド(PCC)による襲撃は、二日目の八日に発生件数は減少しながらも、襲撃の中心がサンパウロ市や近郊都市から地方都市に移り、さらに続いた。 七日にサンパウロ市で六三件、地方部で五二件と計一一五件を記録 ...
続きを読む »「旅の詩人」=吉増剛造さん来伯=公演や朗読を=ブラジル各地活動中=「縁があり愛情も」
ニッケイ新聞 2006年8月10日付け 国際交流基金サンパウロ日本文化センター(西田和正所長)の文化人派遣事業として、日本を代表する現代詩人、吉増剛造さん(67)が七日から二十一日の予定で来伯。ブラジリア、パラチ、カンピーナス、サンパウロで日本文学、詩に関するレクチャーや朗読パフォーマンスを行っている。 吉増さんは東京生まれ ...
続きを読む »藤間流日舞学校45周年=舞踊会で成果を披露
ニッケイ新聞 2006年8月10日付け 藤間流日本舞踊学校創立四十五周年・師籍六十周年記念ディナー舞踊会が、藤間芳之丞さん、芳嘉さん両会主により、五日、クラブ・オムスで行われた。日本舞踊の舞いが二部構成で披露され、四百人近い観客は、歴史ある伝統芸能に大きな拍手を贈った。 芳之丞さん(75)は十二歳で名取りし、一九六〇年に来伯 ...
続きを読む »「戦争体験思い出そう」=『ガラスのうさぎ』ポ語版=終戦記念日を前に=西村俊治さんが出版
ニッケイ新聞 2006年8月10日付け 戦争体験をデカセギにも知ってほしい――そんな想いから、ジャクト農機創立者の西村俊治さん(97、京都府)が『O coelho de Vidro』(原題『ガラスのうさぎ』のポ語版)を出版した。この本は、第二次大戦末期の東京空襲で次々に家族を失いながらも、けなげに生きる少女の姿が描かれている小 ...
続きを読む »第三アリアンサでも交流=宮腰農水副大臣来伯=捕鯨、農業問題で協議
ニッケイ新聞 2006年8月10日付け ブラジル政府と農業、捕鯨問題等について協議するため三日、宮腰光寛農林水産副大臣(衆議院議員、富山二区選出)が来伯した。七日までの滞在中、ブラジリアで関係省庁高官と協議したほか、サンパウロで商工会議所、日系団体関係者と意見を交換。パラグアイのイグアス移住地や、地元の富山県が開設したミランド ...
続きを読む »外国人叙勲=推薦受け付け=在聖総領事館
ニッケイ新聞 2006年8月10日付け 在サンパウロ総領事館で現在、日本政府外国人叙勲の推薦を受け付けている。長年にわたる対日功績を有する人を顕彰するもの。八月二十四日まで推薦を受け付ける。 推薦の条件は、(1)ブラジル国籍を有する(二重国籍、帰化人は対象外)、(2)叙勲時に年齢がおおむね五十歳以上、(3)叙勲の対日功績、の ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2006年8月10日付け 九十七歳にして元気な西村俊治さん。子どもは七人。「最初はそんなにようけ作ってどうするって言われたけど、会社大きくなって任すようになったら、もう二人ぐらい作っといても良かったと思うようになった」と笑い飛ばす。同社の経営はすべて息子らに任せ、製品は世界約四十カ国に輸出されているという。 ...
続きを読む »麻薬組織の抗争激化=ファベーラで12の死体発見=リオ
2006年8月9日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】サンパウロ州でPCCが今年に入り三度目の襲撃事件で蜂起して市民を不安に陥れているが、リオデジャネイロ市では麻薬ギャング団同士の抗争で十二人が殺害され、縄張り争いが激化する様相を見せている。 警察は六日夜から七日早朝にかけて四カ所のファベーラで十二人の死体を発見した。 ...
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