2006年8月8日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】金融機関の融資やクレジットの加熱による借金の急増に引きかえ、申し訳程度の所得増加のコントラストが消費経済の首を締め付けている。 サンパウロ市で開催された金融セミナーでマンテガ財務相が明らかにしたところによると、二〇〇三年の国民総所得が四七四二億レアルだったのに対し、 ...
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財務相、銀行金利を批判=基本金利の低下を反映せず
2006年8月8日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙六日】マンテガ財務相はフォーリャ紙のインタビューに応じ、基本金利(Selic)の低下が市中銀行の貸出金利低下に十分反映されておらず、しかも莫大な収益を上げていると銀行を批判し、貸出金利低下を促進するための施策を政府が検討していると語った。 同相は、先週全国銀行協会(Feb ...
続きを読む »PCC、命令系統を維持=生活態度や金銭面細かく指示
2006年8月8日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】犯罪組織州都第一コマンド(PCC)の壊滅に向けて組織内部の捜査を進めているサンパウロ州検察局は、これまでに押収した証拠物件から、幹部が獄中から細かい指示を与えて命令系統を維持していることを明らかにした。 押収した物件の中には帳面に書かれた(誤字だらけの)命令書があり ...
続きを読む »95人の野外写生=聖西日本語教育連=ピクニック兼ねて
2006年8月8日付け サンパウロ市西地区連合会(佐藤吉洸会長)は去る十日、恒例の野外写生ピクニックをドン・ペードロ街道29km地点イガラッター市のエコテラピアで実施した。 参加校七校の生徒と父兄、教師の計九十五名が参加、バス二台に分乗。午前七時半、合憎の雨で関係者達は心配しながらの出発となった。 到着と同時に用意されてい ...
続きを読む »サンパウロ市に春の訪れ告げる=カルモ桜祭り盛大に=雪割桜咲き誇る公園で
2006年8月8日付け サンパウロに春の訪れを告げるカルモ桜祭り(カルモ公園桜イペー植樹委員会主催)が六日、聖東イタケーラ区のカルモ公園で開かれ、大勢の人出でにぎわった。今年で二十八回目。四百本の雪割桜は満開の時期を多少過ぎていたが、それでも見事な花を咲かせていた。当日はカサビサンパウロ市長や西林万寿夫在聖総領事も来場、会場で ...
続きを読む »州の広報費支出が倍増=アウキミン候補の事前運動か=サンパウロ州
2006年8月4日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙四日】サンパウロ州政府官房室の広報費支出が今年上半期に二六二〇万レアルと、前年同期の一二三〇万レアルの倍以上となった。また政府が予算から引き出し広報費に当てた資金も昨年上半期の一五六〇万レアルから今年に三二九〇万レアルに増加した。 また、フォーリャ紙の調査で、三二九〇万レ ...
続きを読む »東西南北
2006年8月4日付け 被害が二十件に上った通り魔事件で、警察は現場付近の住民に事件を知らせなかったが、犯罪対策の専門家らは警察の態度を正しいと評価した。知らせても住民はパニックに陥るだけで被害を防げるわけでなく、捜査の妨げになっていたのがその理由。犯人逮捕が最終的解決だという。 ◎ サンパウロ州サンベルナルド・ド ...
続きを読む »講演、ショー、作品展示=13日、老ク大会有意義に
2006年8月5日付け ブラジル日系老人クラブ連合会(重岡康人会長)が、第三十回全伯老人クラブ大会を、十三日午前九時から文協大講堂と大サロンで開催する。 九時からの式典では長寿者表彰を、九時半からは千馬寿夫老人科医師を迎えて医療講演を行う。内容は、高血圧、糖尿病、認知症、前立腺肥大などの予防、症状、治療について。 宇野妙子 ...
続きを読む »県人移住史を県民に=鳥取から調査、取材に来伯
2006年8月5日付け ブラジルへの県人移住を県民に――。鳥取県からの移住の歴史をたどるためこのほど、同県から「鳥取県中南米移住史」編纂委員会(安藤文雄委員長)委員の小山富見男さん(54)と、県広報誌「鳥取NOW」の作家・山崎秀幸さん(43)が来伯した。 二人は先月二十二日の第二アリアンサ入植八十周年式典に出席した鳥取県訪問 ...
続きを読む »銀行手数料への苦情急増=不透明な部分多く=知らぬ間に口座引き落とし=不審な点は根強く抗議を
2006年8月4日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】イタウー銀行が先頃発表した今年上半期の中間決算で史上最高の収益率となったのを始め、各銀行が軒並み黒字を拡大し銀行上位時代となっている中で、破格の業務手数料の徴収が明るみにでて非難が集中している。しかも手数料などは公表されず、いつの間にか口座から徴収されているケースが多 ...
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