2006年8月2日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】市長や州知事が選挙公約に揚げて華々しく始める市内整備工事が完了しないまま、いつの間にか放置されているのが市内の随所で見られる。中には資材や機材を放りっぱなしにしたままで、市内の美観を損なうとともに、市民の通行の妨げや交通事故の原因となり、苦情が絶えない。 この背景に ...
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高校の進級率年々低下=進学率上昇に伴う現象か
2006年8月2日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙一日】サンパウロ州の州立高校で学生の平均進級率が年々低下しつつあり、昨年には一九九七年以来最低のレベルに達したことが、州教育局のデータで明らかとなった。 九七年に八三・六%だった進級率は、九八年と二〇〇一年に上昇した他は低下し続け、昨年には七七・四%にまで落ち込んだ。昨年 ...
続きを読む »都心部に防犯カメラ設置=年内にパウリスタ大通りにも=サンパウロ市
2006年8月2日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】サンパウロ市内都心部で三十一日から防犯カメラが始動した。カメラが設置されたのはセー広場やサンパウロ市庁の屋上など十三カ所で、映像は市警本部の四二インチモニターに映され、市警が監視する。 当局によると、犯罪の現行犯の摘発による防犯に加え、街頭での不法商売、出水などの環 ...
続きを読む »政治色強めるメルコスル=ベネズエラ加盟で=「世界の歴史は変わる」のか=経済的利益なければ崩壊
2006年8月2日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】メルコスル首脳会議が七月二十一日、亜国コルドバ市で開催された。メルコスルは二〇〇六年上半期、受難の年で大揺れに揺れた。ルーベンス・バルボーザ元駐米大使が、ベネズエラの加盟で政治の場と化したメルコスルを次のように評価した。亜国のセーフガード(緊急輸入制限)でウルグア ...
続きを読む »ドーハラウンド決裂の痛手=2国間交渉で混乱収拾目指せ
2006年8月2日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】世界貿易機関(WTO)のドーハ・ラウンド(新多角的貿易交渉)の決裂は、決裂であって終焉ではない。多国間交渉を再開しても、多くは望めないということに過ぎないとコラムニストのミング氏がいう。 自由貿易と市場開放について興味のある人は、原点に戻って観察してみよう。スイ ...
続きを読む »炎暑一転、市民ブルブル=冬支度で散歩と洒落込む=サンパウロ市
2006年8月1日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】二週間以上に及ぶ炎暑と異常乾燥が続いた後、サンパウロ市は二十九日夜から一転、寒波の襲来で市民はブルブル。 三十日も日中は一二度で「寒いね」が合言葉に。三十一日の明け方の最低気温は五度、南部地方はマイナス四度で降霜となった。気象庁によると、この寒さは一日まで続き、 ...
続きを読む »茨城県人会45周年祝う=母県から橋本知事ら祝いに=アトラクションも賑やかに和気あふれて
2006年8月1日付け ブラジル茨城県人会(鈴木康夫会長)主催の「創立四十五周年記念式典」が先月三十日午前十時から、宮城県人会会館で開催され、三百人を超える人が一堂に会し、節目の年を盛大に祝った。 橋本昌茨城県知事、田山東湖茨城県議会副議長ら十八人が日本から参加したほか、西林万寿夫サンパウロ総領事、上原幸啓文協会長、松尾治県 ...
続きを読む »カルモだ!花見だ!=雪割桜400本満開へ
2006年8月1日付け カルモ公園桜イペー植樹委員会(矢野ペードロ委員長)は、六日午前十時から、恒例第二十八回桜祭りを同公園桜園で行う。 委員会の矢野会長、小坂誠書記、古賀光男演芸部長の案内によれば、祭りの日、雪割桜およそ四百本が、(事前の)開花コントロールによって満開になる見込み。ヒマラヤ桜と沖縄桜がすでに盛りを過ぎたが、 ...
続きを読む »奥ソロと南マ州へ=6日から援協巡回診療
2006年8月1日付け サンパウロ日伯援護協会巡回診療班(根塚弘班長)は、六日から十三日まで奥ソロカバナ、南マットグロッソ方面で診療を実施する。七十歳以上の一般血液検査(十一項目)は無料。検尿、検便、心電図、胃カメラ(内視鏡)、子宮癌検査、眼科などが受けられる。 参加医師は肥田ミルトン、宇高ルイス、宮崎ガブリエラ、検査士は角 ...
続きを読む »生け花合同展=5日、6日文協ビル
2006年8月1日付け 毎年恒例の生け花協会(田中エミリア会長)の、協会合同展が、八月五日午前十時~午後六時、六日午前十時~午後四時、文協ビル大サロンと貴賓室で行われる。イナウグラソンは四日午後七時半。後援はサンパウロ総領事館とブラジル日本文化協会。 田中会長、浦部和子会計によると、参加は協会所属の十二流派。展示はおよそ九十 ...
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