ニッケイ新聞 2006年7月20日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】金融コストが企業の利益の半分を食い物にしている―。サンパウロ州工業連盟が昨年の収益を調査した結果を発表したもので、それによると中小企業は金融コストが利益の五一%に達し、大企業でも四九%と大差なく、金融面での金利や経費が大きな負担となっていることが明ら ...
続きを読む »サンパウロ 関連記事
実弟が公判で沈黙破る=両親殺し=姉の供述は嘘だらけ
ニッケイ新聞 2006年7月20日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】サンパウロ市で起きた両親殺しの主犯格のスザネ被告と実行犯のクラビーニョス兄弟の裁判の第二回公判が十八日、前日に引き続き行われた。 この公判でスザネ被告の実弟アンドレアさん(19、学生)が証言を行った。実弟は両親が殺害されて以後、沈黙を保ってきており ...
続きを読む »灰色議員57人を公表=蛭CPI=与党議員が8割占める
ニッケイ新聞 2006年7月20日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十九日】救急車購入費を水増し請求し、賄賂を議員に渡していた汚職を調査する蛭CPI(議会調査委員会)は十八日、連邦検察庁が捜査を進めている下院議員五十六人、上院議員一人の名前を公表した。 党別にみると、ブラジル労働党(PTB)十三人、進歩党(PP)十三人、自 ...
続きを読む »移民政策=時代に対応、修正へ=連載(10)=これからは2国間協定で=日伯間の移動を容易に
ニッケイ新聞 2006年7月20日付け 三カ月ごとにビザを延長し、そのたびに約二百レアルの手数料──。 だるま塾(サンパウロ市ラッパ区)の森脇礼之校主は先ごろ、裁判所からの通知をみて吃驚した。 同校主は留学という形で、日本の大学生らを学生ビザで受け入れ、日本語教師として、サンパウロ州内の日本語学校に送り込んで約二十年になる ...
続きを読む »ブラジル産業に貢献して半世紀=南青協=9月に創立50周年式典=「明日を見すえる大会に」
ニッケイ新聞 2006年7月20日付け 南米産業開発青年隊が今年、最初の着伯から五十年を迎える。総勢三百二十余名、いまもブラジル社会の各分野で活躍する青年隊。半世紀の節目を祝い、在伯隊員で組織する南米産業開発青年隊協会(南青協、牧晃一郎会長)は九月三日、文協ビルで創立五十周年記念大会を開催する。日本からも、OBで作る「朝霧会」 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2006年7月20日付け 私費で来伯した後藤博子参議は十八日、デカセギ問題を扱う中心機関である文化教育連帯協会(ISEC)から、当地の実情や意見を聞く会を行なった。取材をしながら、デカセギ問題にこれだけ真剣に考えてくれた国会議員がかつていただろうかと深い感慨を覚えた▼国会が閉会するこの時期になると毎年、日本から議 ...
続きを読む »3国国境地帯でテロ防止=米下院、大統領に要請=容疑者が伯経由で米国入り=友好関係損なうと伯外務省
2006年7月18日付け 【フォーリャ、デ、サンパウロ紙十七日】米下院は十四日、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンの国境隣接地帯に米軍特殊部隊を投入し、テロ防止作戦を展開するため、当事国憲法による承認をブッシュ米大統領が要請する法令を可決した。同令上程者のイレアナ・ロスレチネン下議によれば、六月七日に米軍によって殺害されたアル ...
続きを読む »PCCに内部分裂の兆し=服役囚らが命令拒否=暴動後のフォローがない
2006年7月18日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六、十七日】州都第一コマンド(PCC)が五月の一連の襲撃事件に続いて再度活動を始め、サンパウロ州当局が警戒を強めている中で、刑務所の服役囚らがPCC幹部の発する暴動の指令を拒否する動きが出ている。これまではPCC幹部の指令は絶対的で、服従を拒否すると死の制裁が待ち受けて ...
続きを読む »州政府の支出増える=連邦と同じく選挙対策か
2006年7月18日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】十月に総選挙を控えて連邦政府の支出が増加しているが、支出の増加は各州でもみられることが、エスタード紙がインターネットで公開された予算執行報告書を分析した結果、確認された。 州(アマパー、ロンドーニア、ロライマの三州は除く)と連邦直轄区の政府の支出総額は二〇〇四年 ...
続きを読む »大統領再選に反対の狼煙=支援策に不満の農畜産業界
2006年7月18日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】政府の農業支援策に対する不満が募り、農畜産業界では十月の大統領選挙に向けて、ルーラ再選に反対のノロシがあがっている。 政府は遅らばせながら今年の収穫に六〇〇億レアルの融資金を決めたものの、業界では過去二年間の三〇〇億レアルに上る赤字の穴埋めに不十分だとしている。 ...
続きを読む »