2006年7月15日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】レンボサンパウロ州知事は十三日、ルーラ大統領は精神異常者であると記者会見で述べた。州都第一コマンド(PCC)による連日の襲撃事件を阻止できないことを、大統領はサンパウロ州治安当局の管理怠慢の結果であると批評した。サンパウロ州知事は同批判に反論し、原因の根源がブラジ ...
続きを読む »サンパウロ 関連記事
PCCの襲撃さらに続く=対象拡大、無差別攻撃に=入手情報読み誤った当局
2006年7月15日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】犯罪組織州都第一コマンド(PCC)が十一日から十二日にかけて襲撃を再開した後、一時的に活動を停止したかに見えたのも束の間で、再び十三日夜に襲撃を継続したことで保安当局は緊張を高めている。 組織犯罪捜査課はPCC幹部の電話のやり取りの盗聴記録で、襲撃一時停止の指令 ...
続きを読む »原油価格が最高値更新=ボベスパ指数2・42%低下
2006年7月15日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十四日】イスラエル軍のレバノン侵攻とナイジェリアの石油パイプライン爆破を受けたニューヨークの原油先物相場は十三日、前日比二・三三%上昇して一バレル七六・七〇ドルの終値をつけ、過去最高を記録した。また、ロンドンの北海ブレント原油先物相場も一バレル七七・五〇ドルで取引を終え、 ...
続きを読む »1500人が「日本」を堪能=クリチーバ=パラナ民族芸能祭華やかに=磨かれた芸に万雷の拍手
2006年7月14日(金) 【クリチーバ発】この舞台を踏むためにお稽古しています――。関係者が練習の成果を披露する、年に一度の晴れ舞台、第四十五回パラナ民族芸能祭に十日、地元日系団体を代表し、クリチーバ日伯文化援護協会(山脇ジョルジ会長)が参加、約千五百人の観客が〃ニッポン〃を堪能した。州政府、州文化局、グアイーラ劇場、パラナ ...
続きを読む »大耳小耳
2006年7月14日(金) 十五日に開幕する県連フェスティバル。今年はサンパウロ市から八十キロ以上遠方からバスで訪れる団体は入場無料になることから、地方からの来場も期待されている。その団体バスについてであるが、日曜日は会場付近でフェイラが開かれ混雑が予想されることから、主催者では土曜日に来場してほしいと呼びかけている。 ...
続きを読む »サンパウロ州=PCCが襲撃を再開=犠牲者は8人に=警察署や民間施設など73カ所で=幹部移送阻止など目的
2006年7月14日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十三日】犯罪組織州都第一コマンド(PCC)は十一日夜から十二日にかけて、再びサンパウロ州三十九都市の警察署など七十三カ所を襲撃した。これまでに警察官や警備員など八人の犠牲者を出した。三人は身元不明だ。他に軍警施設や市警本部、州議会施設、裁判所、銀行支店、スーパー、商店、 ...
続きを読む »工員6千人を人員整理へ=VW、深刻な経営危機=本社の資金援助で持ちこたえる
2006年7月14日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】六〇〇〇人の工員の人員整理を敢行しなければ、工場閉鎖も致仕方ない―。国内自動車のトップメーカーのフォルクスワーゲンは予想以上の経営難に直面している。 人員整理を表明している同社の政府折衝担当重役はブラジリアで十二日、解雇を回避して再建策を望む国会議員らとの協議 ...
続きを読む »政府に振り回される議会=暫定令が法案審議を妨害
2006年7月14日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】下院議会は今年、議会が作成し本会議で審議されるべき法案が、大統領府の発令する暫定令の審議により成立を最も妨害された年となった。 今年二月十五日から七月六日までに七十一件の法案の審議・表決が予定されていたが、そのうち六十件(全体の八四・五%)が暫定令により審議が ...
続きを読む »輸入規制の解除求める=亜の経済危機脱出を根拠に
2006年7月14日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】ブラジル政府はアルゼンチンに対し、ブラジル産品の輸入規制の解除を求めるべく産業開発省のフラス長官を派遣して具体的な詰めに入った。 輸入規制は昨年七月に施行されて現在に至っているが、ブラジル政府はアルゼンチンが経済危機から脱出し、経済成長を遂げていることから、も ...
続きを読む »東西南北
2006年7月14日(金) PCCによる最初の大規模襲撃後に市内全域がパニックに陥った五月十五日とは違い、今回の再襲撃翌日の十二日は、サンパウロ市民の間で大きな混乱が起きなかった。バスターミナルも人の動きは通常どおりだったが、中には不安を訴える人もいた。マスメディアも前回ほど騒がなかったと一市民の声。 ◎ 連邦政府 ...
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