2006年7月12日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月二十九日】ブラジルはまたエネルギー問題で悩まされそうだ。パラグアイ政府は二十八日、イタイプー発電所を建設するとき受け取ったパラグアイ側の株券三〇億ドルを、ベネズエラ政府に売る意向を表明した。ベネズエラが正式にメルコスル入りをする七月、パラグアイ政府は正式に提案するら ...
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利するはメジャーのみ=貿易自由化には移動で対処
2006年7月12日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月七日】世界貿易機関(WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の決着に向けて七日、実務者レベルの詰めに入り白兵戦が展開された。最終的には多国籍企業を配下に従えるメジャーだけを利すると、国際貿易研究所(IKONE)のサワヤ・ジャンク所長は推測する。 いつも甘い汁を ...
続きを読む »アグリビジネス
2006年7月12日(水) ルイス・C・ゲッデス・ピント新農相が三日、ロドリゲス前農相の後任として就任した。新農相はMST(農地占拠運動)への関与が懸念されていたが、今後は生産に専念することを誓った。抱負は、アグロエネルギーと動植物の衛生検疫を優先テーマとする。プロフィールは、前農相と四十五年の親交がある農業技師。六十四歳。農 ...
続きを読む »キオコさん=兄、姉を捜す
2006年7月12日(水) サンパウロ日伯援護協会福祉部(八巻和枝部長)は、サンパウロ州ビリグイ市在住のホカマ・キオコさん(60)の兄、姉たちを探している。 キオコさんは四六年四月十二日生まれ。二十年前に家族と別れ、現在一人暮らし。サンパウロ市リベルダーデ地区のレストランで働いた経験があるという。 キオコさんによれば、両親 ...
続きを読む »今年は〝ベテラン〟傾向に=JICAボランティア=青年とシニアが逆転=百周年に向けた職種も
2006年7月12日(水) 六日に来伯したJICA第二十二回青年ボランティアおよび日系社会シニアボランティアの歓迎懇親会が十日夜、リベルダーデ区のホテルで開かれた。今回派遣されたのは、青年十人とシニアが十四人。今年は初めて青年とシニアの人数が逆転したほか、任期が日本移民百周年を迎える二〇〇八年七月までということもあり、百周年事 ...
続きを読む »フェスティバルでも大阪PR=〝ナニワ親善大使〟大久保さん来伯
2006年7月12日(水) 大阪市派遣親善大使に選ばれた香川県出身、大久保真理さん(22)が七日に来伯、二十日まで親善大使を務める。滞在中は大阪の情報発信を担うなどの活躍が期待されている。 大阪市とサンパウロ市は一九六九年から姉妹都市提携を結んでいる。この間両市は、文化やスポーツなど様々な行事を通して文化交流を行ってきた。 ...
続きを読む »「サンパウロは第二の故郷」=井上祐見さん宮城で公演
2006年7月12日(水) 演歌系歌手、井上祐見さんの「第八回南米公演―希望の家支援チャリティーショー」が六日、宮城県人会大サロンで開かれた。サンパウロ市で唯一の公演となったこの日は、平日夜にもかかわらず、会場はほぼ満席となった。 同公演は、ブラジルニッポン移住者協会(小山昭朗会長)、宮城県人会(中沢宏一会長)、ニッケイ新聞 ...
続きを読む »ボリビア開発に資金援助=大統領会談で約束=設備接収など未解決のまま=伯製機器購入を条件に
2006年7月12日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】ペトロブラスが設備の接収をめぐりボリビア石油公団と係争中にもかかわらず、政府は十日、社会経済開発銀行(BNDES)を通じてボリビア開発に資金援助することを決定した。ルーラ大統領は四日、ボリビアのモラレス大統領とカラカスで会談し、経済支援を約束。同援助に基づきBN ...
続きを読む »市警の銃殺体発見される=警官を狙った殺害続く=PCCの仕業にみせかけか
2006年7月12日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】サンパウロ市南部のファベーラ、エリオポリスで十日、市民警察の囚人監視員が銃殺体で発見されたことで、保安当局内で緊張が高まっている。 犯罪組織州都第一コマンド(PCC)が刑務官や警備員を新たな標的として襲撃を実行していることで当局は警戒を強化しているが、今回の事 ...
続きを読む »ようやく「一歩」踏み出す=百周年記念協会日本へ5億円超を要請=箱物以外の主要事業決議=免税新団体設立へ
2006年7月11日(火) まずは箱物四事業以外の主催事業を中心に日本政府に正式な資金協力申請をすることが、八日午前、ブラジル日本移民百周年記念協会(上原幸啓理事長)の定例理事会で決議された。その他、財務委員長選任が報告され、寄付金を受け取るための新しい免税団体を主要五団体で立ち上げることなどが申し合わされた。積年の課題だった ...
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