2006年6月30日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】エスピリト・サント州ビトリア市の刑務所で五日間続いた囚人の暴動がようやく鎮圧された。しかし州政府は、暴動は再発に向けた一触即発の状態にあるとして、軍隊の鎮圧部隊の出動を要請した。 さらに州政府は暴動の動機が超満員の収容と設備の老朽化(写真)にあったことから、 ...
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「六月祭り」と「七夕」融和=宮城県人会が〃実証〃
2006年6月30日(金) 宮城県人会(中沢宏一会長)は、第一回目となるフェスタ・ジュニーナを二十四、二十五の両日、サンパウロ日伯援護協会福祉センター建設用地(ファグンデス街125)で開催した。 入場者は千二百人から、千三百人。手前の広場中央には大きな笹が立てられ、来場者は思い思いに願い事を記した短冊を掛けた。屋外には同県人 ...
続きを読む »会社が受験料負担も=ビジネス日本語テスト、サンパウロ市で74人
2006年6月30日(金) 日本貿易振興機構(JETRO)は、第十三回ビジネス日本語テストを、十八日、国際交流基金サンパウロ日本文化センターで実施した。 同テストの開催はサンパウロでは五回目。七十四名が受験した。遠くはブラジリアから六名、リオから二名、ミナスから一名の受験者を迎え、マリンガからは昨年十三歳で初受験した生徒が連 ...
続きを読む »戦前最後の移民船――『ぶえのすあいれす』――縁の人たち懇親会=8月12日
2006年6月30日(金) 戦前、ブラジルへ最後の移民を乗せて来た船『ぶえのすあいれす丸』に縁のある人たちの懇親会が、来る八月十二日正午から、サンパウロ市内「なんでもや」(アメリコ・デ・カンポス街9)で行われる。この日は、同船がサントスに着いた日(一九四一年八月十二日)の六十五周年記念日。 懇親会の世話人は森広雅夫さん(もり ...
続きを読む »日伯新時代の幕開け=ブラジリア=デジタル方式で調印式=竹中平蔵大臣が出席=「日本は約束を守る」
2006年6月30日(金) 「これで二国間協力の新しいページを開くことになった」。二十九日午前、ルーラ大統領は地上デジタル放送に関して、日本方式をベースとする規格を採用すると正式発表し、そう宣言した。大統領令に署名、竹中平蔵総務大臣出席のもと、覚書の調印式をプラナルト宮で行った。日本方式が採用されるのは世界でブラジルが初めて。 ...
続きを読む »CEAGESP40周年式典=30日
2006年6月30日(金) CEAGESP(サンパウロ中央青果市場)の設立四十周年式典が三十日午後四時から、同センター内ネルソン・ロダ講堂(Auditorio Nelson Loda-Av.Dr.Gastao Vidigal,1946)で開かれる。式典では、センター発展への貢献を称え、日系コミュニティへのオメナージェンが行われ ...
続きを読む »山口道夫
2006年6月30日(金) 首都ブラジリア市日系コロニアの長老的存在である山口道夫(やまぐち・みちお)氏が二十日早朝、ブラジリアのウニメジ病院で死去した。享年九四歳。告別式は同日午後、ブラジリアのカンポ・デ・エスペランサ墓地において執り行われ、友人知人多数が見守る中で埋葬された。 群馬県邑楽郡出身。慶応大学卒業後、一九三三年 ...
続きを読む »コラム 樹海
スポーツや芸能は、普及すると「全伯大会」が企画される。近年、短年月に全伯大会が実現したものに「太鼓選手権大会」がある。今年第三回である▼競技者人口の多さからいって高齢者層の栄えある全伯大会は、ゲートボール(カラオケは年齢層が広範囲だから別格として)である。対比して、急激に、しかも多人数の演奏者人口を確保し続けてきた少年および準 ...
続きを読む »ロドリゲス農相が辞任=政府の農業軽視に失望=現経済政策で農家救済不可能=後任は農地改革優先者か
2006年6月30日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】ロドリゲス農相が二十八日、ルーラ大統領に辞表を提出していたことを明らかにした。現政権の保守的な経済政策では農業生産者の窮状を救済できないため板ばさみになっていたこと、大統領の再選運動参加を強要され、同相は政治家ではないことを理由に断っていたなどが辞任の理由と推 ...
続きを読む »PCC、刑務官を射殺=幹部の殺害指示受けて=「伝書鳩」の弁護士を逮捕
2006年6月30日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】大サンパウロ市圏イタペセリカ・ダ・セーラ市で二十八日早朝、同市未決囚刑務所の刑務官がPCC(州都第一コマンド)グループに殺害された。PCC幹部は組織の配下に刑務官の殺害を指令していることから、サンパウロ州当局は今回の事件もその一環とみて、さらなる襲撃を警戒して ...
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