2006年6月28日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】物価が安いことで定評だった中南米の都市の中で、サンパウロ市とリオデジャネイロ市が驚異的に物価の高い都市へと変身した。 マーサー・ヒューマン社が例年行っている世界物価高都市ランキングによると、今年はサンパウロ市が三四位で昨年の一一九位から大きく飛躍した。リオ市 ...
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ドーハラウンド終盤に入る=重大岐路に立つ各国=農業分野で成果に期待の伯=あわてた不利な合意は不要
2006年6月28日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】世界貿易機関(WTO)のドーハ・ラウンド(新多角的貿易交渉)が終盤に入り、各国代表は自国の運命を決める重大岐路に立たされているとスカフサンパウロ州工業連盟(FIESP)会長が述べた。過去の多角貿易を想起すると、ブラジルの農産加工業は先進国の農産物保護制度に対して貸 ...
続きを読む »二大スポーツイベント比較=政治色抜き、実力勝負のW杯
2006年6月28日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】エコノミスト誌は十日、サッカーW杯とオリンピックの二大スポーツイベントの比較を論じた。もしもブラジルでどっちが面白いか投票したら、迷わずサッカーであろう。同誌は各国の国民気質を特集した。 W杯のメイン会場となったベルリンのオリンピック・スタジアムは、一九三六年 ...
続きを読む »ブラジルがインドに注目=苦難の歴史乗り越え発展
2006年6月28日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】長いトンネルを潜りぬけ、ようやく短期間で持続可能な経済発展を遂げる処方せんを発見したインドに、ブラジルが興味を注いでいる。インドが直面する社会問題は、ブラジルが通ってきた道より険しいからだ。 まず歴史を見るとインドは一九四七年に独立。それから五十年間、ブラジル ...
続きを読む »米国にたてつくのは愚か=外交面で相違のブラジルと中国
2006年6月28日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】スペインで開催されたゼミで、ルーラ大統領はソラナEU外交委員長に対中外交の教訓を指南した。それはルーラ大統領が中国とインド、南アフリカの間で政治同盟を結ぶため北京を訪れた話である。これはソラナ委員長の内緒話だ。 このエピソードは、中国の国際政治に対する見方で ...
続きを読む »ハンモックで村おこし=失業ゼロ、次の目標は輸出=パライーバ州
2006年6月28日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】パライーバ州サンベント市は、人口三万人のハンモック生産都市、州都ジョアン・ペッソア市から四〇〇キロメートル離れたセルトン(僻地)にある。ハンモックなら大小、超高級品から一般品まで選り取りみどり。値段は直販価格または卸価格。 町を歩くと、裏庭の片隅に設えた作業場 ...
続きを読む »なごやかに出版記念会=ブラジル日系コロニア文芸
2006年6月28日(水) サンパウロ人文科学研究所が日本人移住百年を記念して刊行している『人文科学研究叢書』の「ブラジル日系コロニア文芸(上巻)」出版記念会がエスペランサ婦人会(文協ビル五階)で二十四日午後二時から開かれ、関係者ら約三十人が出席した。 会場では、本の販売も行われ、執筆した清谷益次、栢野桂山の両氏は一人一人と ...
続きを読む »有毒ガスが広範囲に流出=トラックからシリンダー落下=サンパウロ市
2006年6月27日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】サンパウロ市環状線のマージナル・ピニェイロス大通りで二十三日早朝、ガス運搬トラックが分離帯に激突、この衝撃で荷台のガスシリンダーが落下してガス漏れを起こした。ガスは有毒のブチル・メルカプタンで、広い範囲に流出した。 事故は同日午前四時ごろ、パウリスタ鉄道のシ ...
続きを読む »農業の山本喜誉司賞=7月末まで応募を受付
2006年6月27日(火) 農業分野の貢献者に贈られる山本喜誉司賞の選考委員会で現在、今年度同賞の応募を受け付けている。当初は六月三十日が応募の締め切りだったが、七月三十一日に延期された。杓田美代子・同委員会委員長、馬場光男JATAK所長、選考委員の藤井剛三氏が来社、応募を呼びかけた。 文協初代会長で農学博士の故・山本喜誉司 ...
続きを読む »二百二十人が熱唱=盛況だった七夕カラオケ=宮城県人会
2006年6月27日(火) 宮城県人会(中沢宏一会長)主催、リベルダーデ商工会議所(池崎博文会長)後援の「第二回七夕カラオケ大会」が十八日、リベルダーデ区の同会館で開催された。 午前八時から午後八時と長時間にわたった同大会。約二百二十人が出場、三十四部門で歌を披露した。 会場では「ミス七夕カラオケ」のコンテストも行なわれ、 ...
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