2006年5月26日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】ドル安にもめげず、観光による収入は今年第1・四半期で昨年同期比一九・七三%の増加となった。中銀が明らかにしたもので、為替の悪環境のもと、稀にみる上昇率だとして驚きをもって迎えられている。 今年一月から四月までに外国人観光客がブラジル国内に落としたドルは一五億ド ...
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健康保険プラン値上げへ=インフレの倍の8・89%
2006年5月26日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】保健省は一九九九年一月以降に加盟した個人および団体の健康保険プランに対し、今年の値上げ幅を八・八九%と制定した。 昨年の調整幅は一一・六九%だったため今年は下回ったものの、消費者保護団体は高すぎるとし、逆にプラン会社は安すぎるとのコントラストを示し、両者とも不 ...
続きを読む »W杯観戦の手引き配布へ=ブラジル人3万人がドイツ入り
2006年5月26日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】ドイツで行われるサッカーのワールドカップ観戦にブラジルから三万人以上が訪れるとみられていることから、外務省では旅行の手引き(マニュアル)を作成し、配布することになった。 サッカー観戦でのトラブルを避けるための規制やマナーのほか、ドイツとブラジルの習慣の違いやト ...
続きを読む »緩和ケア=最先端担う千馬寿夫医師=連載(4)=駐在員の子、10代波乱=進路迷った末医者の道決める
2006年5月26日(金) 「フェイラの匂いはきついし、ブラジルの人には失礼ですが、いったいどんなところに来てしまったのだろうと驚いた」。 千馬寿夫さんは七五年三月、日系商社に勤務していた父親に連れられて、初めて来伯した。小学校五年を終えた直後のこと。カンポ・リンポの日本人学校に編入した。初印象は決して、よいものではなかった ...
続きを読む »「ナカジマ ブラジル50年」=州議会スペースで個展開催へ
2006年5月26日(金) 渡伯五十周年を記念した、中島岩雄さん(73、群馬県出身)の個展「ナカジマ ブラジル 50年」が六月五日から九日まで、サンパウロ州議会の「五百年文化スペース」で開かれる。「農産物」「エコロジー」「建築」など、年代別にテーマを分けて、計三十五点を展示。ナイーブ派にいわれる同氏の画風の流れをたどることがで ...
続きを読む »今週末の催し
2006年5月26日(金) ◇土曜日◇ 日本音楽チャリティーコンサート、二十七日午後三時、文協ビル小講堂。入場料十レアル。 □ 名画鑑賞会「陽のあたる場所」など、二十七日午後〇時十五分、老ク連センター。 □ 美術展「芸術の道Ⅱ」、二十七日午前十時~午後五時、ノーベ・デ・ジュリオ通り4597。 ...
続きを読む »南パラナもふるさと=県連6日間の旅=連載(6)最終回=カルロポリス=パラナとともに半世紀=次世代に託す長老の思い
2006年5月26日(金) 八日朝九時半、ロビーに集合する。遅い集合時間にホッとする反面、このあわただしい日程の旅行も今日が最終日かと思うと寂しく感じる。 午前中は、パラナ州立公園ヴィラ・ヴェーリャを散策。最高の晴天の下、大自然の中をゆっくりと歩く。悠久の時をかけて造られた地形を見ながら、ブラジルの大きさを体感した。三十五年 ...
続きを読む »10周年を飛躍の年に=ピアノの矢崎さんライブ=サンパウロ市
2006年5月25日(木) サンパウロを中心に活動を続けるピアニスト、矢崎愛さんが主宰するバンド「ジェレイア・ジェラウ(GELEIA GERAL)」のライブが二十七日午後九時から、サンパウロ市リンス・デ・バスコンセーロス通り2090番の音楽バー「OBAR」で開かれる。 矢崎さん(ピアノ)のほか、草村芳哉(サックス)、エドゥ・ ...
続きを読む »大耳小耳
2006年5月25日(木) 神奈川県人会館は、牧場と共に、当時の内山岩太郎知事が寄付した。内山氏は戦前にサンパウロ総領事、アルゼンチン公使などを務めた有能な外交官で、一九四七年の知事選で当選し初代知事に。以来在任二十一年(五期)を数えた。英仏語はもとよりスペイン語、ポ語も堪能だったとか。〃ブラジル初〃の県人会館ができたのは、日 ...
続きを読む »死者31人はPCCと無関係=サンパウロ州政府が発表=被害者リスト公表は拒否=今年に入り不審死急増
2006年5月25日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】サンパウロ州政府は二十三日、PCC(州都第一コマンド)と軍警との衝突で巻き添えになった市民の犠牲者一一〇人の内、三十一人がPCCと無関係であったと発表した。これら犠牲者は、十二日から十九日に発生したPCC襲撃事件とは別に死亡したと思われる。通常の犯罪犠牲者は一 ...
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