2006年5月24日(水) パラナを訪ねるふるさと巡りもはや四日目。七日朝七時半、一行は「コチアの里」カストロへ向かうべく、バスに乗り込んだ。 途中、オランダ系移民の町、カストロランダに立ち寄る。「オランダ人は最初からその地に永住するつもりで開拓し、庭に花を植え、家を建てた」。そのためか、そこは開拓地でなくオランダにいるよう ...
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大耳小耳
2006年5月24日(水) 長崎県人会の前会長、丹生登さんの住むサンロウレンソ・ダ・セーラ市(サンパウロ市から六十キロ)の日本人会でも毎年、運動会をやっている。会員約三十三家族が百レアルずつ出し合って費用を捻出し、近隣のブラジル人住民を招く。参加者二百人のうち非日系人は七割を占めるほど。「白人、黒人いろいろで、まるでオリンピッ ...
続きを読む »途上国の証券市場揺れる=米利上げ示唆で=ボベスパもトリプル安=「抵抗力は十分」と財務相
2006年5月24日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】サンパウロ証券取引所では二十二日、米政策金利の再度引き上げを見越してドル通貨が三・六七%も高騰、二・二八九レアルにつけた。カントリーリスクは四・五三%上げ二七七ポイントとなった。取引指数は三・二八%も下げた。これは国際通貨基金(IMF)と米連邦準備制度理事会( ...
続きを読む »「便乗殺人」の捜査に本腰=検察、死亡者リスト要求=容疑者の16人は前科なし
2006年5月24日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】十二日から十九日にかけて発生したPCCの一連の襲撃事件を関係者は悪夢の一週間と位置付けているが、この期間の犠牲者は一六六人に上った。 このうちPCCメンバーだとして警官が射殺した数が一一一人だったが、騒動を利用した怨恨による集団殺人や粛清を目的としたものなど ...
続きを読む »現行選挙法の規制を批判=大統領、再選に意欲にじます
2006年5月24日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】一カ月後には再選への出馬を公式表明するとみられ、公共工事の完工式に出席できなくなるルーラ大統領は二十二日、六月三十日以降、政府が州や市と共同で公共工事を実施することを禁じた現行の選挙法を批判した。 「議員らは票の買収につながるとみて、選挙が近づけば政府は支出 ...
続きを読む »伯代表、スイスで合宿=サッカーW杯=6月3日まで滞在
2006年5月24日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】サッカーのワールドカップに出場するブラジル代表は二十二日、合宿先のスイスのヴェッギスス市に到着した。六月三日まで同市のパーク・ヴェッギス・ホテルに滞在し、合宿練習を行う。 一行はチューリッヒ空港に到着、機体に横づけしたバスに乗り込んでホテル入りした。空港には ...
続きを読む »軍警内に殺し屋集団復活?=騒ぎに乗じ暗躍か=射殺の容疑者9人は無実=治安当局、調査へ
2006年5月23日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】サンパウロ州保安局聴聞課のフナリ課長は二十一日、軍警内に新たな殺し屋集団復活の兆候があり、その防止に努める必要があると警告した。過去一週間の騒動で殺害された九人の犠牲者は、犯罪調書に記録がない無実の市民であったことが判明、治安当局想定外の殺害であることが認めら ...
続きを読む »刑務所で再発防止へ第一歩=付近の携帯電話交信停止=家族の面会も無期限に禁止
2006年5月23日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十、二十二日】PCC(州都第一コマンド)による一連のテロまがいの行為は関係者の間で悪夢の一週間と呼ばれ、サンパウロ州当局は再発防止に向けて対応を迫られている。 サンパウロ州司法当局は十九日、襲撃事件の指令が刑務所に服役しているPCC幹部が携帯電話で発したとの結論に達 ...
続きを読む »公共サービスは自己負担=113日分働く中流層
2006年5月23日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十一日】中流層の世帯は国や州などの公共団体が負担すべきサービスを自費でまかなうために一年のうち百十三日間働く―。人々のそんな姿がブラジル税制企画院(IBPT)の調査の結果、浮き彫りとなった。 IBPTは月収三〇〇〇レアルから一万レアルまでの世帯を中流層と定義し、通学 ...
続きを読む »夜通し文化祭へ150万人=襲撃事件の悪夢忘れる=サンパウロ市
2006年5月23日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】サンパウロ市内で二十日から二十一日にかけて、サンパウロ市主催の「夜通し文化芸術祭」が行われ、推定一五〇万人の市民が繰り出した。 昨年十一月に続く第2回目の開催で、二十日午後六時に始まったアニャンガバウー広場でのショーを皮切りに二十一日午後六時までのマラソン公 ...
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