2006年5月18日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】ルーラ大統領は十六日、今年の国家予算の支出を一四二億レアル削減する大統領令に署名した。この法令は連邦官報(ジアリオ・オフィシアル)十八日付に掲載され、実効となる。 このうち二九億レアルは連警が汚職の疑いがあると見て捜査中のもので、大統領は支出を凍結した。最もカ ...
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PCC襲撃事件収束へ=州政府、組織と談判=内戦の一歩手前と外国企業=投資対象国の顔に泥
2006年5月17日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】サンパウロ州をパニック状態に陥れたPCC(州都第一コマンド)による一連の襲撃は十五日、リーダーのカマショとサンパウロ州政府代表三人との話し合いにより中止となった。サンパウロ市では多くの商店や学校が早々に閉鎖し、企業は社員を帰宅させた。機銃掃射や銀行襲撃、バス焼き ...
続きを読む »大混乱に陥ったサンパウロ市=商店軒並み早じまい=バス運行停止5百万人に影響
2006年5月17日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】一連の警察襲撃に端を発した犯罪組織PCC(州都第一コマンド)のテロまがいの暴挙で、中南米最大都市のサンパウロ市は十五日、大混乱に陥った。 矛先が民間施設に向けられ、とくに銀行の支店が相次いで襲撃されたことで、市内の商店街は軒並みシャッターを降ろし営業時間を切り ...
続きを読む »2転3転のボリビア大統領=ペトロブラスも負けじと対抗
2006年5月17日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】ボリビアのモラレス大統領は十五日、エネルギー資源国有化をめぐり再びブラジルに対する態度を硬化させ、ペトロブラス(石油公団)がボリビアに行った投資に対しボリビア政府は損害賠償を行わないことを明らかにした。しかし、ボリビアにあるペトロブ ...
続きを読む »5月15日はPCC休日=夜はゴーストタウンに=サンパウロ市
2006年5月17日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】商店やショッピングセンターがPCC襲撃に備えて早めに営業を切り上げたことで、十五日のサンパウロ市内は今年最高の渋滞に見舞われた。 交通局は急きょ十六日のロジージオ(都心乗入れ規制)を解除したが、ラジオニュースが伝えたところによると、午前中は走行車が少なく市内は ...
続きを読む »南米の暴れ馬をどう御す?=ルーラ大統領に世界が注目
2006年5月17日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】南米のリーダーを自負するルーラ大統領のお株を奪い、メルコスルをかき回したベネズエラのチャベス大統領は、ウイーンで開催されるEU・ラテンアメリカ会議へも南米代表として乗り込むことになりそうだ。南米がからむ会議がいつも難航するところへ、同大統領の登場である。 会議の ...
続きを読む »ブラジルを吊し上げるボリビア=国有化は無能政権の常套手段
2006年5月17日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】ボリビアの資源国有化は、ブラジルに深刻な問題をもたらすと国際経済研究所(ICONE)のサワヤ・ジャンク教授が憂慮している。これは国内の政治改革や構造改革に取組まず、大衆迎合と国際条約破棄がボリビアの抱える問題解決の近道と考えているからだという。 ラテン・アメリカ ...
続きを読む »大衆迎合の風潮に乗るな=国際的不信招き将来危うい
2006年5月17日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四月三十日】駐フランス伯大使を務めたマルコス・アザンブジャ氏が、南米の風潮となっている大衆迎合に注意するようブラジルに警告している。風潮にのって大衆迎合の旗振りをすると、興奮の余り冷静な判断を誤るという。 イデオロギーに夢中になると国際間に不信感を招き、ブラジルの未来 ...
続きを読む »社会貢献できる記念事業選んだ=リオの小中学校にスポーツ用品寄付=ブラジル三菱商事=リオ支店=創立50周年迎えて
2006年5月17日(水) ブラジル三菱商事リオデジャネイロ支店(堤寿彦支店長、従業員数三十人)が創立五十周年記念の一環で、きょう十七日、同市内の私・州立小中学校五十校にサッカーボールなどスポーツ用品を贈呈する。式にはバレーボールの元セレソン代表でサンパウロ大学教授のアントニオ・カルロス・モレーノ氏を招へい、スポーツ人生などに ...
続きを読む »PCC暴動=東洋街にも緊張はしる=リ広場には移動交番設置
2006年5月17日(水) リベルダーデにも緊張走る―――。犯罪組織州都第一コマンド(PCC)による警察への襲撃などの恐怖が市民を混乱と恐怖に陥れた十五日午後、多くの商店がシャッターを下ろし、日系進出企業や日系団体も早く事務所を閉めた。リベルダーデ区も例外ではなく、広場に設置された移動式交番前にはショットガンを携えた警官が常駐 ...
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