2006年5月3日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】政府はブラジル産エタノールの対米輸出で対伯課徴金を避けるため、カリブ経由の輸出を検討している。米政府はブラジル産エタノールに対しガロン当たり〇・五一ドルセントの課徴金を科し、カリブ諸国には免除している。 フルラン産業開発相とロンドー鉱山エネルギー相を中心とする経 ...
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茶道に似合うレジストロ文協会館=裏千家全伯地区大会=3州から150人=和菓子日本から取り寄せ=カナネイア観光も楽しむ
2006年5月3日(水) 茶道裏千家ブラジルセンター(林宗慶代表)主催の第三十五回全伯地区大会が去る四月二十三日正午から、レジストロ文協会館で行われた。百五十人が参会し、盛会だった。川尻誠さんの司会で、林代表の挨拶、レジストロ地区に貢献のあった故武田宗芳氏の長女武田宗清さんから文協茶道部に茶道具の贈呈が行われた。カワモト・サチ ...
続きを読む »上原体制続投を承認=百周年協会=定期総会=本年度予算は60万レ=箱物2事業は独自に集金
2006年5月3日(水) 上原体制続投へ――。ブラジル日本移民百周年記念協会(上原幸啓理事長)は定期総会、臨時総会を先月二十九日午前九時半から、文協小講堂で開いた。投票権を持った五十四団体の代表者を含む約百人が参加、在サンパウロ総領事館から丸橋次郎首席領事が出席した。定期総会では上原幸啓現会長を理事長とするシャッパを承認。〇五 ...
続きを読む »汎米日本語教師=合同研修会
2006年5月3日(水) ブラジル日本語センター(谷広海理事長)は七月十七日~二十六日まで、サンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区の同センターで第二十一回汎米日本語教師合同研修会を開く。国際協力機構サンパウロ支所の後援。日本語教師としての基本的な知識、技術、心構えを学ぶ。 対象は二十歳~六十歳まで。「継承日本語教育」の中で「外国語 ...
続きを読む »石油・ガス資源を国有化=ボリビア=陸軍、施設を占拠=外国企業は生産のみに従事=伯外相ら急きょ帰国
2006年5月3日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】モラレス・ボリビア大統領は一日、同国の石油・ガス資源と、採掘事業の国有化を宣言し、タリハ県にあるペトロブラス所有のガス採掘設備も接収した。ボリビア陸軍部隊が五十三カ所にある多国籍企業の石油設備を占拠する中「外国企業による略奪は終わった」と大統領が叫んだ。大統領の国有 ...
続きを読む »PT、他党との連立を承認=PMDB取り込みも視野に=疑惑議員追及は選挙後に先送り
2006年5月3日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日、二日】ルーラ大統領はサンパウロ州サン・ベルナルド・ド・カンポス市で一日に行った演説の中で、現在の政局と今年の選挙に触れ、施政の正邪は国民が判断するものだとの考えを強調した。 大統領は一日午前、同市内の中央教会のメーデー記念ミサに、夫人およびマリニーニョ労働相や、サ ...
続きを読む »下院、人種平等憲章承認へ=映画など出演者の2割は黒人に
2006年5月3日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四月三十日】上院で満場一致で承認された人種平等憲章が近日中にも下院で表決される見通しとなった。八十五条からなるこの憲章は一八八八年に奴隷を解放したアウレア法以来最も重要な法律と、黒人差別撤廃運動のメンバーらは評価している。 同憲章は労働市場、教育、文化面における黒人の支 ...
続きを読む »盛況のメーデー祝典=PT議員の参加は激減=サンパウロ市
2006年5月3日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】一日の労働祭(メーデー)の祝典がサンパウロ市内二カ所で行われた。二大労組の一つ、フォルサ・シンジカル主催の祝典はカンポ・デ・バガテラ広場で行われ、一二〇万人が参加した。 これに要した費用は二二〇万レアルだった。同労組の通称パウリーニョ委員長が民主労働党(PDT)の ...
続きを読む »喜んだのは金融市場だけ=社会政策を犠牲にした大統領
2006年5月3日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙四月七日】ノーベル経済学受賞者のジョセフ・スチグリッツ博士が、多くの点で似ているとルーラ大統領とメジシ大統領を比較した。軍政時代に奇跡の経済成長を演出したメジシ大統領が、経済は順調なのに国民は困苦にあえいでいると嘆いた。現在も似たような状態にある。 同博士はワシントンの ...
続きを読む »財務相と中銀総裁が衝突=金利引き下げめぐり=「余裕ない」「いや、ある」=総裁、大統領へ即刻直訴
2006年4月29日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十八日】通貨政策委員会(Copom)の決める基本金利(Selic)をめぐるマンテガ財務相とメイレーレス中央銀行総裁の確執が二十七日、表面化した。二十七日発表の議事録によれば、Copomは今後金利引き下げを小刻みにするか、政府経費の削減が進まない場合は中止もありうること ...
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